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さいの目 2024年5月号|”商店街がおもしろいまち”福岡をあぶりだす幸せな仕事


ダイスプロジェクトの、普段はあまりお目にかかれないプロジェクトの裏側やスタッフの素顔、社内で起こった驚きのエピソードなどを毎月最終日にお届けしています。

「さいの目」とは、サイコロのこと。
サイコロのように多面性のあるダイスプロジェクトの視点で、日常の何気ない風景に彩りをプラスしていきたい、という思いを込めて名付けました。

みなさまのホッと一息タイムのお供に、お楽しみください。


1.最近のダイス

5月が新年度のダイスプロジェクトは、あれやこれやと大忙し!そんな中でも笑いが絶えない日々でした。

優しい愛情と手料理でダイスのみんなをほっこりさせてくださった佐竹さんがダイスを卒業。
お疲れさまでした!
すでに新人とは思えない貫禄の田川さん(写真左端)の歓迎会。
なのに、なぜか最後は全員ババ抜きで大笑い!
5月に昇進したメンバーの社内研修会。
写真ではピリッとしてますが、終始笑いありの穏やかな時間でした
かだった社内にBGMスタート!どこからともなくハミングも聞こえてきて和やかムード。
音楽委員会も発足しました

2.幸せな仕事

vol.20 福岡は商店街がおもしろい

福岡と言えば”屋台”のイメージが強いけれど、実は約130もの商店街がある。昭和の時代から、それぞれに異なる魅力を持った商店街が地域を支えてきたが、昨今のEC拡大や経営者の高齢化、後継者不足など、商店街を取り巻く環境は厳しくなって久しい。

また、福岡市は空港や新幹線停車駅があり、全国各地から多くの観光客やビジネスマンが訪れる。もつ鍋やラーメンなど食のコンテンツは豊かだが、滞在を促すコンテンツイメージが薄く、食べた後は市外や県外に流れてしまうという観光客動向が多く、福岡市の課題だった。

この二つの問題を解決すべくスタートしたのが「商店街地域観光連携事業」である。地域のローカルカルチャーの宝箱である「商店街」と、ディープなローカルを求める「観光客」をマッチングして、商店街の活性化を図る取り組みだ。商店街へ観光客が流れることで福岡市での滞在時間も長くなり、一層の観光収益が見込まれる。

「商店街×観光」の可能性について事業主の方々と検討会を開催

ダイスプロジェクトでは、福岡市からの業務委託を受けて、「福岡市は商店街がおもしろいまち」というイメージを浸透させるための施策を行った。まずは、5つのエリア(唐人町、西公園、大手門、港、六本松)にある商店街から。ここは、福岡城址や大濠公園という観光地の周辺にあるにもかかわらず、観光客に魅力が伝わらず、誘客につながっていなかった。

具体的に行ったのは、「商店街がおもしろいまち」の実像を作り出すこと。主役は地域の方々。私たちは、地域がやりたいことをどう観光と繋げるかをサポートし、編集をかけ、調整した。

商店街の方々は、「地域のことを考えるプロ」だ。一方で、観光という視点は今までなかったという方も多い。遠く離れた人にまで商店街の魅力を届け、行きたいと思ってもらうためには、どんなコンテンツや仕組みが必要なのか。ワークショップを重ねて、この視点を商店街の方々に持ってもらい、自分たちの魅力をどう発信していくのかの検討を行った。

第一回WS:各商店街で観光資源やなりたい将来像の整理を行った
第二回WS:どんなテーマで、どんな事業を進めていくか発表を行った

キーパーソンたちとの密なコミュニケーションの甲斐もあり、各商店街が思い描く、なりたい将来像に向けたキックオフイベントも開催でき、商店街が福岡の新しい観光コンテンツとなるための地盤が整った。

六本松商店街では、桜イベントと併せて、ご当地キャラクターとコラボしたサイダーの配布を行った。また、個人店のオーナーの人柄を深堀る「DIG RADIO(ディグラジオ)」もリリースした

2024年度は一歩進んで、5つのエリアの商店街が連携したイベントを実施していく予定だ。本物の「地域」の底力が、数十年の時を超えて、これからの福岡の観光を支えていく。

福岡市商店街についてもっと知りたくなった方はこちらをご覧ください
Instagram: https://www.instagram.com/fuk_shotengai/

クライアント :福岡市
<企画・運営・実施>
プロデューサー:木村 隆志
ディレクター :本多 薫、倉員 香織、松井 美佑紀
外部サポート :広報戦略アドバイザー:マツオ シゲコ(フリーランス)/宿泊部門アドバイザー:濱谷 洋次(水源)


3.楽しい業務連絡

◯佐賀県玄海町移住定住ハンドブック完成

佐賀県玄海町の魅力や暮らしに関する情報、玄海町に移住した方のリアルな声をまとめた玄海町移住定住ハンドブックを制作しました。6/2(日)に東京・有楽町で開催される移住フェアや玄海町役場等で配布されます。
※ダイスプロジェクトは冊子の企画、取材、撮影、デザイン制作を行いました。

ハンドブックのPDF版はこちらからご覧いただけます

https://www.town.genkai.lg.jp/uploaded/life/77623_760325_misc.pdf

6/2(日)開催の移住フェア「九州・山口・沖縄 移住フェア 暮らシゴト2024」の情報はこちら

https://www.furusato-web.jp/event-info/p144803/

◯ONE FUKUOKA BLDG.に 、天神ワーカー向けの食堂が登場

福岡市天神地区に建設中の 「ONE FUKUOKA BLDG.(略称:ワンビル)」(旧福ビル) に天神地区最大級の食堂開設が発表されました。西日本鉄道(株)の直営事業で店舗経営やマーケティングを西鉄が行い、福岡市内のイタリアンレストラン「Ringrazie」が調理・提供業務を行うもの。2025年春のオープンが待ち遠しい!
※ ダイスプロジェクトは新規事業の企画、実行支援を行っています 。

プレスリリース記事はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000560.000017692.html