祖父の思い出

祖父は二人目の母親の父のこと。

去年の暮れに、連絡があり、祖父が末期の癌だと知った。
今、noteを書いている現在、祖父は生きている。
ただもう危ない状況だ。

そんな連絡があり、縁起でもないが祖父との想い出を思い返す。

祖父はいつも元気で、仕事が終わるといつも釣りに出かけた。
一緒に行くときもあったし、一人で行くこともあった。
そして、釣った魚をいつも食べさせてくれる。
上京してからも釣った魚を送ってくれていた。

祖父はいろんな遊びを教えてくれた。
まず魚釣り。それもいろんな釣り。山女魚、鰻、鯉、鮎、蟹、色々。
あとは亀を捕まえて、エサのサワガニ取り。
それから、カブトムシ、クワガタとり。
今でも、思い出すのは、野鳥を捕まえて食べさせてくれたこと。あの鳥が聞いたことのない鳴き声を上げながら、祖父が絞めるのを見ていた。
そういう祖父の教えが自分にどう影響しているかは分からない。
でも、いつか、祖父におしえてもらったことを、自分の子どもたちにも教えてあげたいと思っている。

それが、血のつながりがなくても、僕に流れている祖父の遺伝子だ。
僕はあなたの孫だ。
僕の子どもたちはあなたのひ孫だ。

だから、ずっとこの先も祖父は生きてる。

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