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鑑定書も鑑別書もないカラーダイヤモンドは…

このnoteは、あくまで「ネットでカラーダイヤモンドを購入する場合」です。
目の前に実物がある、もしくは既に信頼できるお店が出しておられ、それが間違いないものだと分かった上で魅力を感じる場合は、
目の前のその子は、あなたに出会うのを待っていた子だと思います。

「ご自身が気に入った子」が一番だとも思っております。
あくまでも「安全なカラーダイヤモンドか見極めるための記事」としてお読みいただければ、と思います。
 
また、カラーダイヤモンドが趣味の、ド素人の書いている記事です。
一生懸命調べた上で書いてはおりますが、不足や間違いもあるかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします

こちらで「怪しいブルーダイヤモンド」について書きました。
「現在は削除されていて、ご覧いただけないのが悔やまれます」
とも、書きました。

ら、今度はピンク。
これはどこまで書いていいんだろう…?

某○○オク。

「鑑定書も鑑別書も付属していない」ピンクダイヤモンドジュエリー。

つまり「何の情報もない、画像のみのピンクダイヤモンドジュエリー」。

なかなか色の良い、でもあまり見たことのない、蛍光ピンク?画像からは「Fancy Intense Pink??」あたり?にも見えます。

言うまでもないことかもしれませんが、
「鑑定書もない」「鑑別書もない」には注意が必要です。

身元を明かして営業されているショップさんでは、ほとんどありません。
ほとんどはCtoC、メルカリやラクマ、ヤフオクなんかでのお話。
 
「国内の写真付き鑑定書取れます」
→(本来は)取れません。

というのは、「鑑定書」は、ルースの状態で取るものだからです。
たまに見かける「カラーグレードやクラリティ等も書かれたジュエリー状態の鑑定書」
は、元々その鑑定機関の、ルースの状態でのソーティング(鑑定書)があるから作れるんです。

ルースの時のソーティングと共に、ジュエリーの状態で同じ鑑定機関に出すと、「ジュエリーの写真付き鑑定書」にしてくださいます(有料です)。

↑の「国内の鑑定書」がどこのものを指すか分かりませんが、
もしA鑑B鑑だとするなら、間違いなくそのプロセスを踏んでいます。

ということは、
・「既にルースのソーティングがあるが、その事実は伏せてある」

・「A鑑でもB鑑でもない、信頼性の薄い鑑定書が取れる」
か、
(出品者が「鑑定書」と「鑑別書」の区別ができていない可能性もありますが)
どちらかということになります。

わざわざジュエリーで販売しておいて、
お客さんの希望次第でジュエリーからルースを取り外して鑑定に出す、
なんて手間のかかること、しませんものね。
やるならジュエリーにする前に取得しています。

もしジュエリーの状態で初めて取るとしたら、それは「鑑別書」。
「この石は何であるか?」が分かります。

そうなってくると、
天然カラーなのか、そもそも天然ダイヤモンドなのかすら、怪しい。

もちろんこういう商品は「返品不可」ですから、
自分で鑑別に出してみた結果が天然のカラーダイヤモンドとは違っても、受け取るしかないわけです。

実際これが何なのか、私には分かりません。
でも、この販売の仕方をしている出品者を、私個人はあまり信用していません。
 
「正体不明のものには手を出さない」。
安全を守る上では、とても重要です。

今回も、最後までご覧くださり、ありがとうございました(*´∀`*)

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お気に召して頂けましたら、サポートしていただけると嬉しいです(*´∀`*) 安全にカラーダイヤモンドを楽しんでいただけますように😊💕