見出し画像

カラーグレードの範囲。

↑こちらで少し触れました、カラーグレード。

こちらについて、もう少し書いてみますね。

まずは、何度か貼っておりますカラーグレードの分布図(AGTジェムラボラトリー鑑定書の図)。

カラーの明度と彩度の図になっており、
同じ「Fancy」であっても、
「Fancy Light寄り」
「Fancy Intense寄り」
「Fancy Deep寄り」
「Fancy Dark寄り」があることが分かります。

同じように、カラーの「寄り」もあります。

「Fancy Pink」を基準に説明しますと、
「Fancy Pink」に付く副次色(Fancyの後に付くカラー)は
「Purple(Purplish)」「Orangy」「Brown(Brownish)」「Gray(Grayish)」の4種類。
※「Orangy」は以前「Orangish」と呼ばれていたようです。
「Fancy Orange Pink」というカラーに、私はお目にかかったことがありません(存在していたらごめんなさい。)。

そして、同じ「Fancy」の中でも、「Purplish寄り」「Orangy寄り」「Brownish寄り」「Grayish寄り」があることをお伝えしたく、書いてみました。
(似たカラーしか持っていなく、対応する画像を貼れず申し訳ありません💦)

また、クラリティも同じです。
「I1」にも「SI2寄り」と「I2寄り」がありますし、
「SI1」にも「SI2寄り」と「VS2寄り」があります。
どのグレードも同じくです。

なぜこれを書こうと思ったかというと、
某所で少し前に「Fancy Pink Purple/I1(中央宝石研究所)」が出品されていたのですが、どう見ても「Grayish寄り」、「I2寄り」の子だったんです。
(しかも、画像処理で綺麗に見せてありました…😭)

確かに中央宝石研究所では「Fancy Pink Purpleの範疇」で「I1の範疇」なのでしょう。


でも、その与えられた「Fancy Pink Purple/I1」というグレードから想像されるものとは明らかに違う、可哀想なルース…。
お値段が、ごく一般的な「Fancy Pink Purple/I1」ほど上がっていませんでしたので、皆様「何かおかしい」のは分かっておられたのだと思います。

少し前にも、ソーティングは「Fancy Purple Pink/I1」だけれど、
「Fancy Dark寄り?」 「Grayish Purple Pink寄り?」「I2寄り?」が、メルカリやラクマでぐるぐる回っているのを見かけたことがありました。
いろんな方が買い、また手放していました。
画像が盛られていたり、遠目の画像であまり分からなくなったりしながら…

たまに「グレード負けした可哀想な子もいる」ことを、覚えていて頂けると良いなと思います。

そして、やはり大切なのは
そのまんまのカラーを載せ、良さも瑕疵も過不足なく説明されている、ご自身にとって信用できるお店やセラーさんを見付けること
「その中で、ご自身がキュン😍とするカラーダイヤモンドを見付けること」
かなと、思います。

その為にはやはり、たくさんいろんなお店を見ることだとも、思います。

素敵な出会いがありますように♡

今回も、ここまでご覧くださり、ありがとうございました。
♡→❤にしていただけますと、大変嬉しいです(*´∀`*)

お気に召して頂けましたら、サポートしていただけると嬉しいです(*´∀`*) 安全にカラーダイヤモンドを楽しんでいただけますように😊💕