164日目（知らぬが仏）

昨日のこと。
いつものようにヨースケ君の運転で西の方をウロウロとしてて、晩飯はオリーブというカフェレストでピザを食べた。

美味いピザを食べて、薄暗くなった頃に僕が通ったことの無い道を進んでいた時、山上にライトアップされた城のような建造物が見えて、あれ何だろと言うと行ったことのあるヨースケ君が「あそこ変な場所なんですよ」と急遽そこに行くことになった。

それほど高くない山上には神社と寺が同居する変な空間で敷地もけっこう広大。
1組キャンプ客を見かけたけど、ほぼ無人でところどころボンボリの照明に照らされた参拝コースを散歩。
管理人だか住職だか神主だかが住んでそうな建物の前に差し掛かると猛烈な犬（3〜4匹）の鳴き声で出迎えられ「番犬として役にたっておるの」とその前を通り過ぎようとすると、割とデカイ犬が一匹こっちに吠えながらダッシュで向かってきてビビる。飼い犬じゃなくて野犬かよ(笑)

スリリングな食後のさんぽをこなし、そこから離れる際にそういやここって何て施設なんだろと思う。
善通寺に8年住んでたけど、あまり用事のない高瀬とはいえこんな施設があったなんて知らなかった。
助手席でスマホの地図から、ここが朝日山森林公園という施設ということがわかった。続けてゴーゴルで朝日山森林公園と入力するとサジェスチョンで「事件」と出てきて、えっ？となった。
これも全然知らなかったけど、未だに未解決の女子高生殺人事件で遺留品の一部が発見されたのがここのようですね。

『香川女子高生殺人事件・その２』

遺体発見現場ではないけど、最後の目撃地点からほど近い場所で靴のみ発見された場所って考えると……知らなかったとはいえ割とゾッとする話だなと。
肝試しスポットや心霊スポットにあまり興味がなく、どちらかというとこういった人間の思念が遺されたような土地の方に恐怖を感じる。こういった場所と心霊スポットは決してイコールでは無いと個人的に思っているので。