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267日目(冬の装備諸注意)

昼間は晴れていたらまだあったたたたたたたたたかいのでが、朝晩メッキリモッコリ寒くなってきて本格的に仕事の冬装備になってきた。
基本的に外仕事の溶接ドカタなので、特に船が航行中の甲板での作業はなかなかに寒いのです。
とは言っても、昔から仕事の装備にあまり金を使いたくないタイプなので、冬の基本装備は下半身はパッチ(股ぐら破れた6年くらい使用しているもの)、上は速乾性のTシャツにヒートテックもどきのロンT(共に10年近く使用)、ジャンバーは溶接で穴だらけの社長のお下がりジャンバー。
これくらいで毎年の冬を乗り切っている。

一日中寒風に晒されることは滅多にないし、ある程度の寒さは装備が軟弱な分気合いでどうにかするしかない。
ただ、冬場になるとションベンが近くなるのはどうしようもなく、そこに関しては諸注意があるのだ。

ギリギリまでションベンを我慢してトイレに駆け込んで間に合っても安心してはならない。
ズボンのチャックを下ろし、ちんぼを出そうとするがまず上のヒートテックもどきが下のパッチの始点位置を探るのを邪魔する。これが第一関門。パッチを下ろしたつもりがヒートテックもどきの終点を下げているだけというパターンがよくある。ここは冷静にパッチとヒートテックもどきの境目を探りあてるのが先決だ。
次にパッチとパンティを一緒に引き下ろしたつもりがパッチだけ引き下ろして今まさに溢れ出ようとするションベンをパンティにぶち撒けてしまうチョンボもある。ここも冷静に丹田へ指を突き立てるようにパンティーまでしっかり掴むことが重要だ。
そして最後は個人的な身体的特徴でもあるのだが、冬場になると特にちんぼの包皮は縮こまり、それはまさにミル買いのようになっているちんぼがラスボスと言っても過言ではない存在感と大きな壁となって放尿か漏尿の分かれ道となるのだ。
冬場に縮こまった、ちんぼの包皮は固くその口を閉ざし、その様は墓場まで秘密を持っていく気概で最後の難関として立ち塞がる。
縮こまったまま放尿すればいいじゃん。と思うのはズル剥けの猿人が考える安易な物言いだ。他人の痛みがわからぬ者は犬畜生にも劣る。
固く閉ざした包皮のまま放尿すればどうなるか?
同じ属性の者ならわかると思うが、包皮を突き破らんとする勢いのションベンと固く閉ざした包皮は矛と盾となりて、包皮は破裂し、ションベンは四方に飛び散るのだ。
そんな惨状とならぬよう細心の注意を払って固く閉ざした包皮を解きほぐす。その先に恍惚の放尿がある。
全男子とは言わないが、日本人男子のほとんどはわかってもらえるだろう。

果たして女性にもこのような冬場の修羅場があるのだろうか。
おそらくあるのだろう。
詳細を女性の口から教えてほしい。
できるなら……

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