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ななじうななななにちめ(さんてれびのえろばんぐみ)

今でもサンテレビで放送されている深夜番組のエロ枠で、ケンコバの番組を毎週録画しているのだが二ヶ月ほど撮り溜めてたものを見ていた。4月からリニューアルしたようでバコバコTVから名前も変わっていたようだ。

リニューアルされた芸人どぶろっくのコーナーを見ていると幼少期の思い出がふと蘇った。

僕と同世代の関西の人ならわかっていただけるだろうが、まだエロビデオを見ることも困難だった小学生時代にサンテレビの深夜エロ番組はまさに宝物庫だった。
僕が一生懸命血眼になって見ていた時期は「おとなの絵本(1988年10月 - 1989年3月)」の頃。

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その当時は実家で婆ちゃんと二人暮らしで(両親は実家から数キロ離れたタクシーの事務所で住んでいた)、土曜の夜になって「ねるとん紅鯨団」のオープニング曲のこの曲が流れ出す頃からソワソワとしていた。

ねるとんが終わる頃、ふすま一枚を隔てた隣の部屋で寝ている婆ちゃんの気配に己の感覚を研ぎ澄ませ、震える手でチャンネルをサンテレビへ。
まだセンヅリも覚えてるかどうかの頃、文字通り血眼になって1時間弱のその番組の内容を脳内に叩き込んでいた。
ダイヤモンド映像全盛期の頃で小鳩美愛や沙羅樹や田中露央沙や野坂なつみや藤小雪や当時のダイヤモンド映像を支えた女優たちも出ていた。
今のケンコバの番組にもAV紹介コーナーはあるが、当時と比べるとその密度は比じゃない。
90年台に入るとギルガメとかも始まるわけだが、僕は全然ギルガメには見向きもしなかった。何故ならサンテレビのエロ番組があったからだ。

あの頃の純なフィーリンで向き合っていたエロ番組も、今や絶滅したと言っても過言ではない。
今のケンコバの番組もそんな中で唯一孤軍奮闘していると思っていて、時折ギリギリで乳輪の端っこが見えそうになったり、アヌスのシワや黒ずみがほんの少し見えた気がしたり、その度にスローモーションで見返したりするほど、このインターネッツでモロ見え動画が瞬時に見える時代であってもまだ純なフィーリンでエロ番組に向き合っている自分を自分で慰めたい、否、褒めたい。

ところで「おとなの絵本」が放送されていた時期に木曜の深夜にもライトなエロ番組をサンテレビで放送していた。
出演はT-BACKSや、へらちょんぺが出ていたと思うんだが番組名が思い出せない。そこらへんをインターネッツで調べても情報もほとんどない。
誰かご存知の方いらっしゃるだろうか?
やはり、こういうことは情報のアーカイブとして残していかないと記憶が途絶えたら存在すら無かったことになってしまうと思うので。

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