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はちじうごにちめ(あーとおぶらいふをはじめてきいた)

僕の音楽的なルーツは間違いなくXでした。
忘れもしません。小学6年の頃に和田アキ子と島田紳助が司会だった「歌のトップテン」に初登場10位で登場したXが歌った【紅】はまさに脳天を貫く衝撃を毒松少年に与えました。
それまでも元気が出るテレビに出ていたのをボンヤリと覚えていた程度で初めて聴いたXというバンドとしての音楽に、こんな音楽があるんだと感動すら覚えたものです。
それから中学に上がるときに兄と姉からCDラジカセを入学祝いで買ってもらい、音源として初めて買ったのはXの「BLUE BLOOD」のカセットテープでした。すでにCDの世代に突入していたのに何故カセットテープを買ったのか今になっては覚えていません。(ちなみに初めて買ったCDはB'zのバッドコミュニケーションのマキシシングル)

中学時代は下敷きにTAIJIの切り抜きを挟んで授業も聞かずにそれを眺めていたものです。
「TAIJIのような色気のある男になりたい」
そう願いながら下敷きに挟んだ切り抜きを眺めていたものの、その願いは未だ叶えられることは無く、そのTAIJIはXも脱退して今はもう鬼籍に入ってしまいました。

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今か今かと待ちに待った「jealousy」が発売された時の喜びを超えるような待望のアルバムみたいなものは未だに出会っておりません。
もちろんYOSHIKIが作るXの楽曲が好きなのは言うまでもありませんが、僕にとってのXはTAIJIが脱退したと同時に終わりを告げました。
HIDEも亡くなり、TAIJIも亡くなり、今はギターにスキッツォ、ベースにヒーゼンというサポートメンバーを入れてX JAPANというトリビュートバンドで活動しているみたいですが「X ヒーゼン」「X スキッツォ」で検索しても全くヒットしないような無名メンバーを入れていつまで過去の栄光に縋っているのでしょうか。

そんなわけで「jealousy」以降、X JAPANというトリビュートバンドになってからはほぼほぼ聴いておらず(ラスティーネイルとかダリアとかは聴いたことあるレベル)今に至るわけです。
そして昨日、ポッドキャストもラジオクラウドもストックしてあるのを聴ききってしまい、久しぶりに音楽でも聴くかとアイポンに入っているミュージックを探しておりました。
今現在のミュージックライブラリの70%ほどは、過去に買った音源の80%ほどを失った僕を哀れに思ったかつてのバンドメイト344君からデータで寄贈されたもので、100G以上の音源は未だにその全てを聴けるような量では無く、ササッと調べただけでも「これ、まだ聴いてないな」というものがすぐに見つかるのです。(それくらい普段音楽を聴いていないともいえるが)

そこで未だに聴いたことなかったX JAPANの「ART OF LIFE」。
そう、もともとはjealousyと二枚組として発売されるはずだった30分ほどの大作曲で紆余曲折を経てTAIJI脱退以降にリリースされたもの。
それを28年の時を経て不惑の歳を超えた今聴こうと言うのだ。

初めて聴いた感想?



良いに決まっとるやないかい!!!!!!!!!!

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