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"Granpa and Granddaughter" & "The Friend Returned from Japan" 「デジハリの推しラジ」

デジタルハリウッド大学の2024年度新入生による
「デジハリの推しラジ」

今回はビョン先生のチームによる

①Granpa and Granddaughter
②The Friend Returned from Japan

の2本をお送りします!

このCMでは、それぞれ

①おじいちゃんはもう余命僅か………孫娘は涙を流しながら、おじいちゃんの最期を看取ることに。おじいちゃんが死の間際に抱いた最後の願いは………「宝塚の劇場に行きたい」。千代田区で行きたいところがあるなら、今すぐその願いを叶えよう………手遅れになる前に。

②友人が日本から帰ってきた。日本はとても楽しかったけど、同時にとても恐ろしい目にあったと言う友人。友人が遭った恐ろしいこと、それは旅行中に起こった地震だった。しかしスマホからは甲高く警報が鳴り響き、即座に最寄りの避難場所を教えてくれたという。千代田区の避難場所を把握し、恐ろしい災害から身を守ろう。

といった内容になっています!

デジタルハリウッド大学(以後”DHU”)にて執り行われた新入生研修、その名も「First Field」。毎年この時期に開催され、年毎に全く異なる課題が、その年に新しく入学してきた新入生へ課されることとなっている。

今年のテーマはズバリ「インターネットラジオを作ろう」というものだ。それもただのラジオではなく、Vtuberなど現代的な要素を多く取り入れたもの。新入生はVtuber、音楽、デザイン、制作、ほか様々なグループに分かれ、それぞれ課題を遂行していく必要がある。

そして我々が所属するグループに課された課題とは即ち、英語ラジオCMを作ろうというものだ。ラジオ番組の合間に挟まる、約20秒程度のCM………無論、英語でCMを作っていくにあたって英語でのコミュニケーションは必須となる。だがこれは、デジタルハリウッド大学における学びの登竜門となることだろう。難しいかどうかではなく、如何にして乗り越えるのかが重要となるのである。

CMの概要

我々………チーム名「Cat's Cradle」が制作したCMは二つ。

① "Grandpa and Granddaughter"

一つは "Grandpa and Granddaughter”(おじいちゃんと孫娘)。余命僅かのおじいちゃんを看取る孫娘。おじいちゃんの最期の願いは宝塚劇場に行くことだった………というもの。千代田区内のミューズ&シアター施設をPRする目的で制作されたCMである。

元々は後述する二つ目のCMをメインに制作していく予定だったのだが、一つぐらい軽めなものを作ってみたいよねということで制作に至った(プロデューサーが咄嗟に思いついたアイデア)。

「死」という若干シビアなトピックを扱っているため複雑な気持ちにもなるが、そんなにかしこまらず軽い気持ちで聴いて頂ければ幸いである。

② "The Friend Returned to Japan"

二つ目は "The Friend Returned to Japan"(日本から帰ってきた友達)。一見普通のタイトルに見えるが、実は千代田区内にて地震が発生した際にどこへ行けばいいかを指し示すCMである。

元々は日本における様々な「音」にフォーカスを当てて制作していたのだが、尺の都合により内容を大幅にカット。40秒ほどの長さになった。

地震の危険性を「音のみ」で啓発するということで、それを如何にして伝えるかがとても重要となる。そこで思いついたのが、あの緊急地震速報の音だ。日本に住んでいれば誰もが一度は耳にしたことがある、あの嫌〜な音………無闇にCM内で音源を流せば誤解を招いてしまうかもしれないことを留意し、流す直前に速報の音が流れることを知らせている。

制作秘話

約6日間という長いようで短いこの「新入生研修」。様々なチームが各々の課題に取り組んでいることと思うが、我々「Cat's Cradle」も様々な道のりを歩んできた。

そもそも、我々の所属するグループは「CM”英語”」チーム。ともすれば、チームのメンバーもまた留学生が多い傾向にあり、加えてコミュニケーションを取る上で言語の壁を乗り越えなければならないという課題が生まれてくる。番組制作グループやデザイングループとはまた違った難しさがあると言えるだろう。

だが幸いなことに、チーム全員が英語でコミュニケーションを取ることに慣れており、会話は思ったよりスムーズに進んだ(これも偏愛マップのおかげと言えるかもしれない)。1日目にして、我々は強いを結ぶことができたのだ。

続く2日目(土曜日)はデジハリ本校に集合し、肝心のCMの内容をしっかりと考えていくことに。チームメンバーの全員でアイデアを出し合い、結果思ったよりも早く台本を書き上げることに成功した。2日目にしてはかなりの進歩と言えるのではなかろうか。

というわけで3日目の日曜日はお休みの日にし、4日目の月曜日は遂にレコーディングをすることに。これで録音さえ完成させてしまえば、あとは楽ちんだ………と思いきや、ここで先生から厳しい一声がかかる。土曜日に完成させた台本が、CMにしては少し長すぎるとのことだ。

折角1日丸ごと使って書き上げたのに………と落胆したが、創作活動とは往々にしてそんなものだ、と割り切ることにし、余分なパートをばっさりカットすることに。結果40秒ほどの尺に収まり、もう一つCMを制作する余裕も生まれてきた。今思えば、先生からの一声は必要なことだったのかもしれない。

そうして書き直しを行い完成させた台本を手にスタジオイン。レコーディングも順調に終わり、遂にCMが完成。あとは編集にて微調整するだけとなった。

完成した2本のCMは、最終日(水曜日)にていよいよお披露目となる。乞うご期待ください。

まとめ(あとがき)

以前noteにて執筆活動を行なっていたので、これはおあつらえ向きだなと思い立ちアシスタント・プロデューサーを担当してみました。筆者です。

書いていた当時は主に映画のレビューを執筆していたので、こうした記録的なものを書くのは非常に新鮮でした。書いていてとても楽しかったです。

こうした新入生研修という場で、チームメンバーの一人として活動できたこと、一丸となって一つの作品を作り上げることができたこと、そのどれもが何物にも代え難いほどに有意義でした。

それではnoteはここまで。一つ一つが1分にも満たない短いCMたちですが、どうぞお楽しみに!!

以下のURLからラジオを聴くことができます。
ぜひご覧ください!


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> デジタルハリウッド大学 <
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#デジタルハリウッド大学 #推しラジ