見出し画像

noteは確かに書きやすいと再認したこと

久しぶりに自社ブログ「Developers.IO」に記事を書いてみて、noteの書きやすさを再認識しました。
ちなみに自社ブログに書いた記事はこちら。

思い返せば、note を始めた時は「なんでこんなに機能が少ないのだろう」と思っていました。
他のブログサービスなら、htmlタグを使って、もっと自由にレイアウトができるのに…と。

今回、noteの方が便利と感じたのはリンク埋め込みの容易さと美しさ。

自社ブログでリンクをカード型にして埋め込みたい時は、はてなブログのサービスを使っています。

Chromeの拡張機能やブックマークレットを使って、ブログ埋め込み用のコードを用意し、本文中にペタペタ貼っていく作業は慣れても少し難儀です。
このカード化の機能、最近はnote、Facebook、Twitterなどで当たり前のように存在しているので慣れてしまっていましたが、以前のブログではテキストリンクを貼るか、画像を用意してリンクボタンのように設定するなどしていたなぁと思い出したりしていました。

だけど、それ以上に秀逸だと思ったのが、書くことと読むことに集中できる、最小の装飾に絞り込んで実装されているということ。

複数の企業名をリストアップして一つ一つを説明しようと考えた時に、htmlタグが使える環境では、箇条書きやh2, h3タグ、フォントの設定など、様々な表現の仕方が考えられます。
様々な選択肢があるため、まず迷うのが最初のステップ。このステップを乗り越えた後、htmlタグを設定してプレビューを見てみると行間や文字バランスが思った通りになっておらず、修正するのが次のステップ。
設定の自由度が高すぎるがゆえに、本文を書く以上にhtmlタグの修正に時間がかかってしまうようです。

noteでは、このあたりのフォントと書式の設定は太字と見出し、中央寄せ、引用くらいしか用意されていません。
実際にこれらを使用して書いてみると、非常にスッキリした見た目になるのが不思議です。使用方法を見越して、あらかじめ行間の設定などを最適化してあるのでしょうか。

こんなことをつらつらと思いながら、ふと思い出したのが「noteは誰もが創作を楽しんで続けられるように作っている」という、どこかの講演で聞いた言葉でした。
聞いた時はビジネスモデルとブログの大枠の設計方針程度にしか考えていなかったのですが、他のブログに記事を書く経験を経て、あらためて細部にも「創作を楽しんで続けられる仕組み」が徹底されていることを感じた次第です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?