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あなたにとっての「モテ」(=コミュニティの旗)の原型探し - コミュゼミ 第1期1クラス 第1回

コミュゼミ 第1期1クラスの記念すべき第1回が3/1(金)に開催されました!
このブログでは、ゼミの様子をレポートします。

キックオフイベントふりかえり

ゼミ前日の2/28(木)にキックオフとして、モテクリエイターのゆうこすさんをお招きしたイベントが開催されていました。
まずはこのイベントでの学びをおさらい。

・イベントのモデレーターって大切!G2さんが話しやすいように前振りをしてくれることで、ゆうこすのまた違った一面を見られた。
・ゆうこすの言葉のまとめ力がすごく高かった!
ファンをほめながら、どう動けばよいか促す「ほめティティ」とか、自分を掘り下げる問いかけのことを「なんでごっこ」とか。・失敗はコンテンツだととらえて前向きに!
・夜中にダッシュしたくなる会だった!とにかく前向きで明るいゆうこすをみて、自分もなんかしなきゃって気持ちになった。
・コミュニティにはビジョン(=旗)が大事
・経営者としての熱量の届け方、従業員とのすり合わせ、SNSの使い分けとか、、、Howの部分でもものすごく勉強になりました
・自分がなりたいbeingに素直でいる。「なんでごっこ」で掘り下げて核を見つける。
・ビジョンと熱量とメンテナンス

ゆうこすイベントのキーワードは「言語化と掘り下げ」、「ビジョン(旗)」、「熱量」etc.・・・。
これらを踏まえて、G2さん、1日でスライドをすべて作り直してきたそうです。

今日のアイスブレイク:「Good & New」

この24時間以内にあった良かったこと、または新しいことをメンバーに共有します。考える時間1分、発表1分!

本日のアイスブレイクの意味
G2:
今日のアイスブレイクにも意味があります!
心理学のリフレーミング効果を活用したもので、ポジティブなことに目を向ける効果を目的としたものでした。
何か良いこと、新しいことがあったかな?と自分に問いかけて思い出すことで、自分がまず前向きになります。
そこへさらに仲間のポジティブな話を聞くことで、前向き感が高まる効果があるワークでした。

本日のワーク その1:「会ってみたい!」と思ってもらえる自己紹介

G2:
コミュニティにおける安心安全は、どんな人がどんな目的で参加しているかを共有することで初めて形成されるものだと思われます。
だから、何度でも自己紹介を繰り返します。
自己紹介も繰り返しているうちに、さっきの軸の話ではないですけど、だんだん整理されていって上手く伝えられるようになっていきます。
そのためにも何度も繰り返します。

聞いた相手に「会ってみたい!」と思ってもらうためには・・・?
聞いて会ってもよいと思わせしめるにはどうしたらよいでしょう?
自分に「小さな肩書」をつけてみるとよい!ということで、ゼミメンバーそれぞれ
・自分はこんな肩書の人で
・その肩書でこんなことをしてます
この2点を1分でまとめて発表します。

シンプルに思えて、非常に難しいワークでした・・・!
「肩書」にしても良いと思えるほど、他人よりも抜きんでていること、または特徴的であること(being)、そして他人の役に立つ(doing)につながること・・・
日頃から考えていないと、すぐには出てこないと思います。

きちんと肩書まで落とし込めている人は、掘り下げて見えた軸があったからこそでしょう。

仲間を募るには「旗」が必要
この「旗」はビジョンや、軸など、いろいろな言いかえができるものだけど、共有するためには、解像度を高めて周囲の人が同じ旗を思い描けるようにすることが大切です。

本日のワーク その2:コミュニティ曲線

モチベーション曲線を「コミュニティ」に注目して描き、ゼミメンバーへ発表しました。

モチベーション曲線 a.k.a ライフチャート
「横軸を自分の年齢、縦軸を感情のプラスマイナスに設定して、時系列で人生の幸福度のアップダウンを表したものです。」(前田裕二「メモの魔力」

メンバーのコミュニティ曲線はもちろんさまざまなのですが、コミュニティ曲線を描いたことで得られた気づきもメンバーさまざまだったようです。

・ネガティブ経験をその後の自分のコミュニティ観や、「軸」の原体験としてとらえて、現在の在り方を説明している人
・コミュニティに出会わなかったら、自分の「軸」を自己完結させてしまってきていた人
 (今はコミュニティの幅を広げるために、複数コミュニティに参加)
・コミュニティは与えられるものではなく、自分で作らないといけないものというイメージにたどり着く人
・ふり返った時に、語るほどのマイナスがない(未来志向!)な人
・コミュニティ曲線を描くことで、友達や家族など、コミュニティのありがたみを再認する人

今日みんなでやった意味

G2:
キックオフイベントでの、ゆうこす名言「うざいくらい話しているとみんながいろいろ言ってくれる!」によるものです。
安全安心が確保されている場所ゆえに、今日、こうして色々話して皆からコメントをもらえるという体験ができたと思います。

まっつん:
自分のネガティブな話、コンプレックスに思っていた話を、この2か月くらいで「そこに自分の原型がある」と受け入れることができた。
岩ちゃんが、ネガティブ経験に原型があるって思えたきっかけは何?

岩ちゃん:
ひたすら言語化したこと。
20万字くらいになったんですけど。それによって、原型として見られるようになった、かな。

G2:
昨日のゆうこすの話にも重なるのだけど、、、
その事象に対する意味づけについて、年齢重ねていくと見え方変わることもあるのだろうけど、確かに言語化していくと見え方が変わっていくことになるのだろうね。

タイク:
過去の事象をプラスに捉えようが、マイナスに捉えようが、事象は変わらないので、ポジティブに捉えて次のエネルギーにしてきました(過去形)

岩ちゃん:
寝る前に考えるのは、考えているというより「思い出している」に近い。
ダイエットを考えていたとして、昨日、おととい、そのさらに前の日の体重を全部並べて思い出すのは無理。
可視化しない限り、考えることはできないという考えがあったので、言語化しました。

G2:
編集者の佐渡島さんが良く言っているのは、自分の仕事は「作家の頭の中を全部パブリッシュすること」だというんです。
本を書き出す瞬間に、主人公の話を作家としたときに同じ絵が浮かぶようでないとその作家は作品を作れないというんですよ。
まず、自分が旗をたてて多くの人を巻き込もうとするのであれば、まずその旗が明確でなければ難しいと思っているんです。
人の命は有限だということに気づいて、自分の時間をいかに使えば人の役に立てるようになるのかと考える中で、「どうやってコミュニティを作ればよいですか?」「どうすれば人とうまくかかわるきっかけを作ることができるようになりますか?」というような質問をもらうようになってすらすら話をさせていただいた来た内容を続けてきたことと、タイミングとの掛け算だったのだと思ってます。

あなたにとっての「モテ」(コミュニティの旗)の『原型』を探すこと

G2:このコミュニティでお伝えしたいのは、自分というコミュニティの幹事は「自分」だということです。

平野啓一郎さんの本に「分人」という考えが出てくるんですけど、、、
同じ人なんだけど、その時々に応じて自分の中に色んな人がいるんですよ。
そこには嘘もなければ本当もないのだけど、自分の中に色んな人がいるのを受け入れてマネージしていけるのは「自分」だけ。
結局、複数の人を巻き込んでいく前に、自分がまず「自分はそういうことをやっていいんだ」、「自分はそういうことができるんだ」と感じていただくのがテーマでした。

平野啓一郎 「私とは何か 「個人」から「分人」へ」 (講談社現代新書)

コミュニティの語源について

ラテン語のCommunitasが語源。
Co munusビジョンという、共同で共有しているものがあってこそ、成果を上げることができるので、”Co”が、常に頭の中に必要。
それは複数の人との間ではもちろん、自分の中でも必要。


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