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サラメシ

我が職場

恐らく、この業界では珍しく「賄い」がでる

始まりは
若いスタッフたちの目を覆いたくなるような食生活
ランチタイムが始まると、カップラーメンにお湯を入れ、パックご飯を温める

お弁当作れないし、お金ないし、まあそこそこ美味しいし
と言うような理由だった

そんな折
人員増加に伴い、スタッフ休憩室が移転
なんと、キッチン付きだ

栄養学を極めたボスの計らいで、スタッフの健康管理を狙った賄いがスタートした

主に作るのは、主婦歴ン十年の私
料理は嫌いではないし、味はともかく、手際だけには自信がある
小さいキッチンと、限られた時間と食材
それでも、次々と空いていくお皿は気持が良い

同じ釜の飯、などと言うが
ドクター含め、同じ食事を囲むことは思いがけない相乗効果が得られた

スタッフ同士の意思疎通
業務上の問題や改善点
スキルアップの為の情報交換
などと、話が飛び交う

私は、と言えば
各々の箸のすすみぐあいから、食事の好みや、体調をうかがい知ることができる

若いスタッフは、ダイエット
そうでないとメタボが気になるが、炊きたてご飯にはなかなか箸が止まらず面白く眺めている


さて、来週は何を作ろうか

サラメシ:サラリーマンメシ(NHKより


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