僕は丸くない

最近、言われること。

成長したね
変わったね
そして、丸くなったね

先輩たちにも、後輩たちにも言われる。
僕は、3年前とかは、尖ってた。
転がるハリセンボンみたいな。

だから、みんな感じる。
丸くなったね。

まぁ変わったのだろう。成長したのだろう。
けど、丸くはなってない！

正直にいうと、「丸くなったね」って言葉が嫌いだ。だって、僕は、まだまだ尖ってるから。

丸いのは、まるでみんな、丸くなることを目指されてるみたいで、好きじゃない。協調性、共感性、喧嘩しない、平和、問題を起こさない。自分の個性が、丸の人はいるだろうが、みんながそれを目指すのは、違う気がする。大人になることが、まるで丸になることのような。とげがなければいい。角がなければいいみたいな。

だから、「丸くなったね」が嫌い。

僕は、丸くなってない、まだ尖ってる。でも、きっと、そのとげが、人にささらなくなったんだと思う。人を向けたとげではなく、天に向かう塔のような存在に変わったんだとおもう。そして、自分のプライドのような無駄とげは、捨てんだと思う。

だから、とげの数は減ったけど、自分なりの個性のとげは、鋭さが、この3年でさらに増したと自負してる。

僕は、一生丸くなんかならないよ。
このとげをさらに鋭敏にする。
そして、あいつなんか他の人と違うって思わせるような人物になる。だって、このとげは、神様からの贈り物だから。

みんなが見えるようにこのとげが高くならないかな