230409

 当たり前に投票に行く&その中で最善の選択をするフォー・ザ・フューチャーだけど、何をするにでも常時ベトっと張り付く不快感の正体を見抜かない限り、毎度ルールがわからないゲームのコントローラーを持たされてるような気分になる。正しさ~も優しさ~も本質~も、語られれば語られるほどボディがシェイプしていき、今じゃもう頬のコケた幽霊みたいになっちって、何かに使えそうな具体的っぽく聞こえる意見だけが散在し、しかもそれが優先されているように感じている。全部の前提に置かれるはずの理念が解散 or そもそも存在しなくなってしまったので、俺も世の中なはずなんだけど、なんか俺最近世の中がワカンねえかもだな、みたいな感じで、より食らい付いていかないと本当に置いていかれそうな危機感がある。誰に置いてかれるのかも不明なんだけど。おれたち分かり合えないけど、これだけは守っておこうねって私たちが共通して思える・感じられるものが、その理念であるし、つまり社会であってほしいと俺はそう思うんだけど、社会の場所を探しても、あ~~棚になければないですね~~と、目も合わせずやけにあっさり伝えられて立ち尽くしているところ、コメント欄でみんな泣いたって言ってて、あ~社会はコメント欄に場所を移したのねって、熱が喉を伝って腹に落ちそうになっちゃって冷や汗をかいた。そんな訳ないですから。言葉の意味がめいめいで違うことがものすごく良い方に働くことはあるんだけれど、それはその場におけるヴァリエーションという言葉の意味をその場のメンバーが、なんとなくでもいいんだけど芯は食った状態で理解し合っているときだなといい夜が終わって一人帰るときに思ったりするんですね。同じ時間を過ごすということは文字通り掛けた分だけ時間の掛かることだし、それはサービスじゃないので、待っててもお膳は運ばれないのだけど、そうしているうちに得られたものがやけに素敵なときがあるので、もう少しここにいてみたいと思えるものをわたしは作りたいんですね。そうやってひとつずつ言葉を磨いてから、ようやく話を始めたいと思うんですね。悠長なこと言ってる場合でもないんだけど、これだけは譲っちゃだめだなって思って、さっきもらった投票用紙の裏にたまたまコメント欄があったんで全部書いてあの銀の箱にブチ込みました


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