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ミニバス審判~試合開始まで~

はい🖐️ショーブログです。
今回は、審判としての経験や、試合をよりスムーズに進行させるためのポイントを共有できればと思います。バスケットボールの試合は選手たちの熱いプレーが見どころですが、審判の役割も非常に重要です。今回は特に、ミニバスケットボールの試合が始まるまでの審判の流れについて詳しく紹介します。

ミニバスケットボールは、小学生を対象としたバスケットボールの形式で、ルールやコートサイズも通常のバスケットボールとは異なります。これにより、審判の役割や準備も少し変わってきます。ミニバスケットボールの試合を進行させるために、審判がどのような準備をしているのか、どのような手順を踏んでいるのかを理解してもらえると嬉しいです。
ただ、この記事が全て正しいわけではなく、初心者向けの発信であることをご留意ください。

試合前の確認事項

  1. 試合の日程、時間、場所、駐車場の確認

    • 試合の日程や開始時間、会場を再確認します。特にミニバスケットボールは学校の体育館などで行われることが多く、アクセスや駐車場の状況もチェックしておくことが望ましい。意外と、指導者を含め〇台とか、学校や、地域の体育館によっては指定されることがあります。

  2. ルールの確認

    • ミニバスケットボールには特有のルールが存在します。例えば、今回は3ポイントがあり、試合時間は5分ゲーム、ハーフタイムは3分等ローカルルールも多くとあると思います。審判として、ゲームの進行もありますので、通常のルールとは違う、ローカルルールも対応できるようにしておくことが望ましい。これらを事前に確認しておきます。

会場到着後

  1. 会場への到着

    • 試合開始の1時間前には会場に到着するように心がけます。会場に到着したら、大会責任者(大会責任チームのスタッフさん、審判責任者 等)へ到着報告すると共に、ご挨拶をすることが大切です。最初は、顔も名前もわからないかもしれまん。一言でもいいので、到着報告と、ご挨拶を心がけてください。

  2. コートと設備のチェック

    • コートのラインや、フリースローラインの確認をしましょう。普段使用しているコートでは問題ないと思いますが、初めていく会場では、必ず確認したほうが良いと思います。正確なOOB判定や、フリースローシューターがラインを間違えないように、審判が前もってチェックしておくのは重要です。得点板やタイマーが正常に作動するかを確認すると共に、ブザー音も一緒に確認しておいたほうが、2面、3面会場では、戸惑わずに冷静に稼働することができると思います。

    • 時間や季節によっても異なりますが、会場のカーテンや、窓から日差しにも注意していきましょう。

審判ミーティング

  1. 審判同士の打ち合わせ

    • 他の審判と合流し、試合の流れや、当日の状況について打ち合わせを行います。特にミニバスでは、選手たちがまだ技術的に未熟なことが多いため、どのようなプレーに注意するかを共有することが望ましいですが、初心者の場合、孤立することが多いと思います。(自分も最初はそうでした)一人でも多くの審判仲間ができるように頑張ってください。

  2. プレ・ゲーム・カンファレンス(プレカン)

    • 初心者の方は、ほとんどプレカンをしたことがないと思います。または、相手がプレカンをしていることに気づかない場合もあるかと思います。(自分もそうでした(笑))初心者でも、プレカンのときにこれぐらいは、共有しておいたほうがいいことをまとめてみます。           
      ①軽い自己紹介、名前とクルーチーフ、アンパイヤ(主審、副審)の確認。(お互いの審判経験やライセンス、大雑把でもいいのでレベル感の共有)
      ②ルール変更のすり合わせ。
      (最新ルールを適用する大会かの確認、ローカルルールの確認も含めて)
      ③プレイヤーのクセの共有

ウォームアップとメンタル準備

  1. ストレッチとウォームアップ

    • 簡単なストレッチやウォームアップを行い、体を動かしておきます。審判も試合中は動き回るため、準備運動は欠かせません。靴紐の確認や、レフリーシャツがはみだしてないか、身だしなみも、整えておきましょう。

  2. メンタルの整え

    • ミニバスでは選手がまだ幼いこともあり、メンタル面での配慮も重要です。審判自身も冷静で落ち着いた状態を保つように心がけます。それと、心無い声援がとんでくることが最初は多いと思います。本来あってはなりませんが、最初はまずこの壁を越えることが審判道の始まりだと思います。ファイトです!

試合前の確認事項

  1. 両コーチへのご挨拶

    • 両チームのコーチと挨拶し、特別ルール(ローカルルール)がある場合はコーチとも確認することが望ましい。特にミニバスでは、選手がまだルールを完全に理解していないこともあるため、コーチと試合前に確認しておくとスムースに進行できると思います。

  2. 女子の試合について

    • 男子の試合では、ほとんどありませんが、髪飾り(ピンなど)などを着用している選手をみかけます。安全面にも配慮しましょう。直接選手へ伝えることに抵抗があれば、コーチへ話をし、髪飾りを外してもらいましょう。

最終チェック(試合直前)

  1. TOとのコミュニケーション

    • ミニバスでは小学生がTOを行う事が多いです。TO管理も含めて審判の仕事ですが、最初は、子供たちとしっかりコミュニケーションをとって、ミスが無いことを願いましょう。1Q出場メンバーを確認し、さぁ、始まります。

  2. 試合開始の合図

    • 両チームをコートに整列させ、試合の開始を告げます。ジャンプボールを行い、試合開始となります。ミニバスでは、フェアプレーと楽しむことを重視して、和やかな雰囲気でスタートするよう心がけて、頑張りましょう!

審判の仕事は、試合の公正さと安全を保つために非常に重要です。これらの準備をしっかりと行うことで、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を提供することにこの記事では少しは役に立てると思います。ミニバスケットボールでは、特に子どもたちの成長とスポーツマンシップの育成が目的となるため、審判としてもその点を忘れずに取り組みましょう!

次回のブログでは、ミニバスの試合中の審判の動きや判断について詳しく紹介しますので、ぜひお楽しみにしてください。


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