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Obsidian の 「バックリンク」とは?

ども!devliveです 👨🏽‍💻
今日は Obsidian の「バックリンク」について解説していきたいと思います。私もバックリンクについて理解が曖昧でしたので、これを機会にしっかり理解したいと思います。

バックリンクとは?

Obsidianにおけるバックリンク(Backlinks)は、ノート間のつながりや参照関係を可視化するための機能です。バックリンクは、あるノートから他のノートへのリンクを表示し、情報の関連性を簡単に把握できるようにします。

バックリンクの活用例

例えば、次のようなノートがあるとします。

  • ノートA: 「Markdownの基本について」

  • ノートB: 「ObsidianでのMarkdownの使用方法」

ノートBの中で、ノートAをリンクとして参照しているとします。この場合、ノートAを開いたときにバックリンクパネルには「ノートB」が表示されます。これにより、ノートAがどの他のノートから参照されているかがわかります。

バックリンクのサイドバー表示
バックリンク作成の流れ

バックリンクの表示方法は2パターンあり、サイドバーに表示する方法と、記事中に表示する方法があります。

バックリンクの記事内表示

記事中に表示する方法は「cmd + , 」で設定パネルを開き、左のタブより バックリンク→ スイッチボタンを選択すると有効になります。

記事内バックリンクの有効化

次に、どのようなケースでバックリンクが役立つのか紹介していきます。

バックリンクのユースケース

私が考えるバックリンクのメリットは、思考の派生を追える部分 にあるかと思います。例えば、 Youtube 動画制作の流れを Obsidian に纏める作業をしていたとしましょう。作業進める中で以下のように思考が派生していきます。

🍴 作業時の思考フロー

  • 1.  Youtube 動画制作の流れを Obsidian に纏める。

    • a. 動画編集ソフトの使い方がわからなかったので調べる。

      • i.  動画編集ソフトの解説動画を見る中で使われてる BGM が良かったのでぜひとも採用したいと思う。

        • ii. 音声素材サイトについて調べる。

    • b. 声入れの方法を調べる。

    • c. 字幕の出し方を調べる。

本筋の作業をする中で細々とした作業や調べ物、アイデアなどを思いつくことがよくあります。
本作業である「Youtube動画の台本を作る」という作業も勿論大事なのですが、その中で生まれた疑問や知見も貴重な知的資産であり、将来役に立つものなので取りこぼしは防ぎたいところです。
ただ、思考の派生が多くなったり階層が深くなると「あれそもそも何してたんだっけ?」と思考の迷子になることがよくあります。

それらを解決するのがノートの構造化でありバックリンクになります。
バックリンクを貼っておくと思考の派生の経路を「 1 → a → i 」と追うことができます。もし脇道への興味を探求する作業を途中で中断したとしても、いつでも脇道への探求を再開することができます。
また、バックリンクを辿ることで、元々進めていた本筋作業を思い出す コストを限りなく小さく済ませる事が可能になります。

このようにバックリンクは、情報の整理と追跡において非常に強力なツールです。特に思考の派生を追いかけ、元の作業やアイデアの経路を簡単に辿ることができるため、思考の迷子を防ぎ、効率的に知識を管理することが可能になります。また、こうして蓄積された知見は、将来のプロジェクトや新たなアイデアの源泉となります。

もし Obsidian を育てて知的生産効率アップといったことを目指しているかたはバックリンク活用してみてはいかがでしょうか 🙌🏽

もし他に良い使い方や見つけた際は記事として紹介してみますね 😜

それでは〜 👋🏼



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