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タイプ3から学ぶこと

私たちは自分の身体と同一視しているだけでなく、3的なイメージ(印象・想像)に対する意識が大衆の集合意識を支配しているため、表面的な身体形態が過度に強調されることになります。つまり、私たちが自分に嘘をついている大きな原因は、自分の外見が極めて重要であると信じていることにあるわけです。人格が身体と同一化していることに加えて、身体はどのように見えるかということに人は投資しています。このように身体の外面を重要視する傾向は、イメージタイプに強いのですが、スタイル、ファッション、ダイエット、ボディービル、メイク、ヘアスタイルなどをテーマにした雑誌やテレビ番組の数、スーパーモデルへの価値付け、美人コンテストの多さ、そして言うまでもなく、身体を我々の持つイメージに近づけるための整形手術の人気の高まりは、文化全体がこのように夢中であることの証しでもあるのです。
(情熱と美徳のエニアグラム・サンドラ・マイトリ著:第五章:ポイント3より引用)


確かにポイント3のエゴである虚栄心って、そもそもが自分以外のものになろうとする自我だから、嘘をつくことになりますよね? 3は他人に嘘をついたり、人を欺いてでも自分をアピールしている、それが大事だと思い込んでいるーーまだ、そういう自分には気づけるんだけれど、そのときに自分に嘘をついていることは全く気づかない、ということに気づいてほしいな〜。

「それ、しんどくないですか?」って言うと、「え? 何が? 私は楽しんでいますよ〜♪」と言って、一人になってからため息つく、みたいな人生ってどうなんだろうね?


”表層部で生きている”って言われるタイプ9から見ると、(まあ、もちろんハートポイントは3だからって言うのもありますが)お互い気をつけたいね、って気にもなるのですが、大きな違いは、タイプ9はある意味、3の派手さというか、ファッション性に憧れながらも、外に出ていくのは面倒だというのが先に立ちます。


そうしたいけど、したくないーーこれこそ、マーケティングの人々が照準を合わせてくるウィークポイントであり、「一瞬で変われる」的な言葉が9には響くのに対して、3は「あなたの内面が輝く」的な言葉に弱いかもしれませんね。そして、そのすべてが嘘なんです。





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