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誰かとマッチにアイテムがある方が面白い理由【カービィファイターズ2】



【はじめに】

カービィファイターズ2が発売されてから3年が経過したが、誰かとマッチに対して時折「アイテムが面白くない」「アイテムは無くなった方がいい」のような意見が散見される。
確かに急にマイクが降ってきて試合が破壊されたら頭に血が上るし、敵にマキシムトマトを取られた上に口移しまでされた時は雄叫びをあげたくなる。
アイテムには試合をつまらなくしてしまう側面があるのは紛れもない事実だろう。
しかし、誰かとマッチがアイテム有りよりアイテム無しの方が面白いかと言われるとそれはあり得ないと断言出来る。
本noteではアイテムがある方が面白いことを主張していく。

アイテムは殴り得の環境を作る

アイテムには試合をつまらなくしてしまう側面があると論じたが、逆にアイテムという不確定要素に試合を左右されないためにはどうしたらいいだろうか?
それは試合を速く終わらせることであると筆者は考えている。
アイテムは時間経過によって湧くので、敵を倒す時間が速ければ速いほど不都合なアイテムは湧きにくいことになる。
つまり、多少リスクがあってもガンガン攻めた方がゲームシステム的に逆転されにくいのだ
これは対戦ゲームとして気持ちがいいし、素晴らしいことだと思う。
逆に言うと、敵を倒すのに時間がかかる戦法を取る人間はアイテムによって逆転されやすい。
ただ、その敵を倒すのに時間のかかる戦法とはどんなものなのかと言うと、グーイで飛び続けてダークレーザーを撃ち続けたり、メタナイトで飛び続けてちまちま削るような戦法となる、いわゆる対話拒否戦法だ。
もしアイテムが無かったら一度受けたダメージは回復しないので、安全な場所から小さなダメージを与え続けるこれらの戦法は今よりもっと強くなるだろう。
そんな戦法が強くて流行るよりかは今のアイテムありの方がマシだと筆者は主張したい。

アイテムはプレイヤーを動かす

このゲームは強い人間同士の2v2だと動きは同じものになりやすく、特に格上には勝ちにくい。
そこで出てくるのがアイテムだ、そもそもアイテムを拾いにいくと言う行為がポジショニングを変える訳だし、同じメンバーでも試合展開を大きく変えることが出来る。
アイテムは強力な反面使ったり拾いにいくのには隙が出来るし、最悪裏目になってしまうこともある。だからこそある程度強ければ誰でも勝つチャンスがあるゲームな訳で、アイテムがあるからこそカビファイ2は面白くなってると筆者は主張したい。

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