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探偵の実態とは?

現役探偵の後藤です。
僕自身、探偵という職業に就いて今年で11年目になります。
これまで様々な調査現場を経験してきました。
繁忙期は休日なんてありませんから、朝起きたら(だいたい車中泊)、自分が今何県にいるのかわからない。そんな日常を送っていました。
そんな中、業界の人以外の方とお会いすると、必ず聞かれるのが「本当に張り込みとか尾行とかってするの??探偵っていう職業は本当にあるんだ!」という内容です。
今回は、初めてのNOTEということで、皆様に探偵の真実について知ってもらいたいので、「探偵の実態」についてよく聞かれることを中心にQ&A形式で書いていきたいと思います!

‘‘Q①‘‘ 本当に張り込みってするの??
‘‘A①‘‘ 実は、探偵の調査現場のうち、8割が「張り込み」の時間なのです。朝の6時から張り込んで、夜の10時まで一歩も動かず張り込みだけで一日を終えることも普通にあったりします。
そして、個人的には探偵として一番技術が必要なのが、「張り込み」だと思ってます。

‘‘Q②‘‘ 探偵ってどうやったらなれるの??
‘‘A②‘‘ 日本では、職業としての探偵を開業するならば、公安委員会に届出を出さなければいけません。
逆を言えば、届出さえ完了してしまえば技術がなくても探偵を名乗れてしまうのです。
ですので「お客様を助ける一流の探偵」になるには、という意味であれば、僕が勧めているのは、どこかの探偵事務所に雇ってもらうこと、そこで育ててもらうことが必須です。
何故なら、探偵の調査現場は座学で理解できることは極めて少なく、調査の「カン」が非常に重要になってくるからです。
冴えわたると、対象者の車両が次の道を右折するのか左折するのか、はたまたどこに向かうのか、察知できるようになりますよ(笑) これは本当です。
先輩の横で、対象者との距離感、現場の空気の読み方、行く時行かない時、全てを感じましょう!

‘‘Q③‘‘ 変装とかするの!?
‘‘A③‘‘ 怪盗○○○のように別人のマスクを被って変装して。。。というのはないですが、帽子や眼鏡、服の色をコロコロ変えるといった変装はたまーにします!
個人的には、そういった小道具よりも「雰囲気を変える」ことが大切だと思ってます。
なぜなら探偵調査における変装の目的は、対象者に接触して情報を聞き出すことではなく、対象者に尾行していることがバレないことだからです。
人間は、視界に入る第3者の顔や体型をはっきりと覚えていることは少なく、なんとなくの「雰囲気」で覚えているのです。
だからこそ、小道具の使用よりも自分が発する雰囲気を変えることにフォーカスして、尾行を継続できるようにするのです。
ちなみに、だいたいの探偵はよく使う「偽名」は持ってます(笑)

以上、3つに絞らせてもらい、ご紹介しました!
探偵の業界以外の方に読んでほしいと思い書きましたが、探偵になりたての方向けっぽくなってしまいました(笑)
変装や尾行などについては、多分永遠と書けるので深堀したものは別の機会に紹介させてもらえればと思います(笑)
少しでも、探偵業界に興味を持って頂ければ幸いです!!
では、次のNOTEでお会いしましょう!!


ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/