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【RX 半澤 2023.10.07 第54回全日本トラックチャンピオンシップ】


【リザルト】

 3kmIP    :1位 (3′37″988)
 スクラッチ :2位

トラックレースを走りたくて今期初JBCF。
今年は夏場は乗り込んだ(当社比)ので、その成果を試したかったのが出場動機。
場所は西武園競輪場で記録には期待できないバンクらしい、、、が、タイム系競技は常にPBを目指して走る。
2日間開催だったが、2日目は仕事が入っていたので初日のみ。出場種目は中距離系のIPとスクラッチを選択した。

今回チームメイトのヤマケンが都合によりDNSとなり単独での参戦となった。トラックレースの単騎参戦は何かと不便。競技によってはホルダーが必要だし、タイム計測、動画撮影等をしてもらえると反省材料が得られやすい。今回は他チームだけど、ご好意によりイナーメ岩佐さんにLAPタイムを、湾岸前島さんに動画を撮っていただいた。

朝の練習時間が多めに取られており、時間目一杯使って走行感覚を確認する。発走機の練習も可能だった為、こちらも数回練習させてもらった。トラック初心者のイナーメ佐野君が何度もスタート練習をしていたのが印象的。強くなる選手にはそれなりの理由がある。当日はバックストレート側が向かい風となっており、2コーナー付近でハンドルを取られそうになる為、そこだけナーバスに。

【3kmIP】

3kmIPは今年の7月の記録会in松戸競輪場で3′33″のPBを更新しており、40代後半に差し掛かろうとしているが、まだまだ伸びる事が分かった。
バンクが重いと聞いていたので、松戸より低め(松戸56/14今回56/15)に設定したが、もう少し掛けても良かったかも。

対面相手のフライングで再発走となり、2回目にフライングした走者が失格となる不条理なルールがある為、かなり慎重にスタート。加速で力を使いすぎないようスピードを乗せていく。
1周目は32″で入り、2周目以降は28″台で走る事をLAP目標に設定。垂れたとしても30″台には入らないように耐える。
前半は設定どおり走れたが、1km過ぎからは速度維持が難しくなり29″台まで落ちて、徐々につめていた対面走者との距離が変わらなくなってくる。トップスピードへの到達タイミングをもう少し遅らせれば、後半もっと楽にスピード維持できたかもしれない。最後までなんとか29″台をキープしたままゴールまで。タイムはPBには4秒程度及ばなかったが、他の選手との相対タイムから判断するとまあまあかなと。平均時速49.54kmだったので、どうせならきり良く50kmに乗せたかった。ゴール後は脚の乳酸がなかなか抜けず、気管がいつもより酷い状態となっていたので、ベストは尽くせたと思う。

【スクラッチ】

3kmIPが終わって3時間後くらいに次の競技のスクラッチ。時間が十分あるからとダウン走を怠ったら脚が重い感じ。気管へのダメージも残っており若干咳が出る状態。スプリントでは分が悪いと思い、どこかのタイミングで抜け出せたらと考えながらスタート。
出走は15人程度。
序盤は皆、様子見かと思いきや、意外とアタックして抜け出そうとする動きが散発的にあった。それに乗じて自分も動くが、なかなか集団から抜け出すまでには至らない。
中盤で数人が20メートル程度先行する形になり、そこにブリッジ。ここまでは、ここで皆踏み止めて集団に吸収されるのを繰り返していたので、そのまま単独で先行してみる。強い選手が付いてきてくれたらベスト、、、と思っていたらその通りの展開に。積極的で脚のありそうな立命館大学の選手が来てくれて2人逃げ体制に。そこからは半周交代で淡々と回していく。集団も追っている動きはあるが、差が徐々に広がっていく。この状況で集団にいた場合は、皆で協調して回しながら逃げを追うか、それがダメなら集団を引き連れず一気に逃げにブリッヂするか。スピードが高速域のトラック競技だとなかなか難しい。
残り2周を切り、逃げ切りはほぼ確定。最終周に入り自分が先行で牽制状態、あとはタイマン勝負。
2コーナーで掛け降ろそうと上に上がったところ、イン側から勢いよく加速され、一瞬反応が遅れて追いかけるも全くキレがなく完敗。

【フォーム改善】

終わってから3kmIPの写真を確認したら、自分の理想とするフォームではなかった。意識と実際のフォームを近づける作業が足りていない。
まだまだ伸びしろがある。より空力が良く、かつ股関節と肩甲骨を連動させやすいフォームを目指そう。


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