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【RX 半澤】2021.05.23 加須タイムトライアル

【リザルト】3位 Ave46.06km/h(トップ+12s)

同日に開催予定だったチームで団結して走れるステージレースの木祖村2daysと迷ったけれど(結局中止になったが)
昨年3位と自分に適正があることが分かった今回のタイムトライアル(以下TT)をチョイス
頑張れば勝利に手が届きそうなレースが一番楽しいし、その為の練習にもモチベーションが湧く

タイムトライアルは速く走る事だけ考えれば良く、性質は同類の競技だと思っているヒルクライムより競技人口が少ないのは残念
今回の加須TTはド平坦な為、ウェイトレシオ考えなくて良いので摂生せずともタイムに影響しないのも自分的には◎

コースは前年と同じ河川敷だが、距離が12km→20kmに伸びており、苦しさに耐える時間が長くなっていることが懸念事項
全力走が前回と同じ距離ならすでに経験済みとなるけど、さすがに20km全力走は未経験
ローラーで想定される時間を走ったりはしていたけど、やはり実走とは別物だし、なにより体の使い方も違う
唯一練習が可能だとしたら貸し切りバンクくらいかな、それが出来たら最高だろうな、、、

今年は仲間との練習が楽しく、去年ほどTTバイクに乗って練習していなかったが、
どんなバイクでもペダリングの基本は同じと解ってきてからは、ポジションをしっかり合わせれば対応できる自信がついた


【レース】
食事→受付→アップを事前の予定通りに済ませ、余裕をもってスタート地点へ、、、
行く予定だったが、お腹の調子が悪くトイレへ行ったり、走り終えた選手へコース状況等を聞いていたら時間ギリギリになってしまう
スタート地点に着いた時には前走者がスタートしており、残り15秒
マスク替わりのバンダナを外すのと、サイコンスタートを忘れて慌ただしくスタート

昨年のアベレージスピード45km/hをターゲットスピードとし、フォームを意識しながら自分にとって楽に感じられるギアと回転数を探っていく
以前も書いたけどパワーを指標にしないのはパワーが高くてもスピードが低ければ「遅い」ことになり、パワーが低くてもスピードが高ければ「速い」ことになる

今回は例年吹く風はたいして感じられないが、路面に避けるスペースの無い水溜まりが多く、そこに突っ込んでいくしか無い為、その都度スピードが若干落ちてしまう
15秒前にスタートし視界に見えている前走者が良いペースで走っているので、メーター見るより前を見て走る方が気が紛れるのでそうする
ログ見たら前半50km/hとか出ていたから若干追い風だったのか


往路で何人か抜き、落ち着いてUターン
復路は若干向かい風を感じながらもエアロポジションを意識してスピードを落とさないように
残り5kmを切り、目標にしていた前走者のスピードが落ちてきたのでパス
ここら辺が心理的に一番きつく、残りがトラック個人追い抜きの距離と考えたら心が折れそうになる
今回から心拍計を装着していたが、前半185bpm後半195bpmだった

なんとか苦しみを我慢しゴールが見えてくると、不思議と力が沸いてくるので、視界からの情報は大切なんだなと
ゴール前1kmはスピードを1、2キロ上げられたので、後半垂れる走りにならなくてペース配分は概ね良かったと思う


【終わって】
体感的には自分の力を出し切れたのは良かったけど、スタートのドタバタは反省するところ
アベレージスピードが昨年より1キロ速くなっており、今回のナショナルなメンツの中で表彰台順位はサプライズ的に嬉しかった
後から自分のフォームを確認したら、まだまだ改善の余地があると思う


「苦しさに耐える練習は長くは続かないので、苦しくならないような体の使い方の練習をする」というのが自分のアプローチ方法
今後もこのスタンスでやっていこうと思う

TTバイクのポジションで走ることは「気付き」がたくさん得られる
具体的には体幹で支えてペダルに体重に乗せる感覚が掴みやすい
初期投資が掛かるけど、それさえクリアできれば自分の幅が広がる、更なるレベルアップに繋がる、、、と思うな

ご用命はRX BIKEまで!

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