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5|左手を拡張する──できるだけ右手をマウスから離したくない

デスク沼おぬまです。前回、Apple純正のマウスとキーボードから卒業したことで、新たなステージに立てた気がしています。
今回は仕事の効率アップのために導入した左手デバイスについて書きます。

キーボードショートカット

デザインのアプリでよく使うのがキーボードショートカットです。ショートカットがあるのとないのとでは、仕事のはかどりかたに雲泥の差があります。ただ、すべてのショートカットをキーボードのみでまかなうのは難しいです。
そのために多ボタンマウスも使っていますが、それでも足りません。というわけで、さらなる仕事の効率アップのために左手デバイスを導入しました。私が購入したのはLoupedeck Liveです。

多機能すぎるLoupedeck Live

12個のタッチボタンに、6個の物理ボタン、6個のノブと、そのノブについている押し込みボタン、そのそれぞれにショートカットを登録できる上、ページ機能によって、タッチボタンは複数切り替えて使うことができるので、ボタンが足りなくなることはありません。
また、アプリを切り替えると、ショートカットも自動で切り替わるので、使い勝手は格別です。クリエイティブ系のアプリを使っている人との相性は抜群でしょう。アプリによってはプリセットがあるので、ダウンロードして適用させることもできます。

私がアプリごとに登録した例を画像で載せておきます。

Finderの登録例

Finderでは、手元で立ち上げられると便利なアプリを登録したり、新規フォルダ(「_PDF」などの名前のフォルダ)を作るショートカット、ファイルを圧縮するショートカットを登録しています。

Chromeの登録例

ブラウザアプリのChromeでは、フルスクリーンや、その解除のためのESCボタン、あとは更新ボタンなどを登録しています。ページの進む/戻るや、マウススクロールもノブに登録しています。

Adobe Illustratorの登録例

レイアウトソフトのIllustratorでは、面倒くさいショートカットキーを登録しています。あとは、右手を使わなければならないショートカットを登録すると便利です。

Adobe InDesignの登録例

ページレイアウトソフトのInDesignもショートカットを登録することで、作業効率が格段にアップします。

Adobe Photoshopの登録例

画像編集ソフトのPhotoshopでは、よく使うアクションを登録しています。

Cubaseの登録例

趣味の音楽制作で使っているCubaseにはプリセットを適用させています。

ショートカットをどのように登録するかは、よく考えてから、自分が一番使いやすいように整理して始めるのがいいでしょう。それでもあとから、やっぱりこのショーカットはあんまり使わないな、とか、これとこれを隣にしたいな、とか、いろいろ不満が出てきます。配列に慣れてしまうと変えにくくなりますし、なかなか難しいです。正直、私も上記の設定には満足していません。
あと、タッチボタンに表示できる文字は改行できないのが不便です。文字が長すぎると左右が切れてしまいますので、短くてわかりやすい文字にしています。文字ではなく画像にしてアイコンとして登録すれば解決しますが、それはそれで面倒です。でも、いずれはビシッとカスタマイズしたいですね。

Loupedeck Live

MIDIキーボードについて

音楽制作のことに触れたので、ついでにMIDIキーボードも紹介させてください。私が購入したのはAkai Professional MPK mini mk3です。

これはもう、完全に見た目で選びました。趣味の音楽制作の際に軽くメロディを確認するための小さめのMIDIキーボードをネットで探していたときに見つけて、一目ぼれしました。色はグレー以外にもいろいろあります。パッドでドラムの打ち込みもできるな、と思っていましたが全然使っていません。ノブも機能ごとにアサインできるのですが、Loupedeck Liveを購入したため、使わずじまいです……。

Akai Professional MPK mini mk3

次回は、キーボードなどのデバイスとMacを繋ぐケーブルについて書いていきたいと思います。こちらも常に視界に入るものなので、カスタマイズしたいと思っていました。

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