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都市計画報告集にて調査報告が公表されました

2020年度、国土交通省「住まい環境整備モデル事業」の補助金を受けて実施した調査結果の一部が都市計画報告集にて公表されました。

https://www.cpij.or.jp/com/ac/report/2020.html

小瀧次郎・石塚禎幸・藤垣洋平・高見淳史・後藤智香子・小泉秀樹(2021)
「郊外住宅地居住者の主観的な交通利便性評価に影響を与える要因に関する分析 ー川崎市麻生区の事例」、都市計画報告集、No.19、pp418-422

<abstract>
本研究は、郊外住宅地居住者の居住環境に対する主観的な評価を整理するとともにその主要な要素となりえる「主観的な交通利便性」に影響を与える要因を明らかにすることが目的である。分析には、川崎市麻生区の新百合ヶ丘駅周辺地域を対象として実施した「住まいと交通に関するアンケート調査」の結果を用いた。また、「主観的な交通利便性」に影響を与える要因を明らかにするための手法としては、決定木分析を用いた。結果として、自宅から駅までの徒歩時間、自宅から駅までの高低差、バス所要時間が強く影響を与えていることが明らかになった。

以上