見出し画像

爪のお手入れ不足が原因で起こるグリーンネイルについて解説【日本デザインプランナー協会】

グリーンネイルという言葉をご存じでしょうか。その名の通り、爪が緑色になってしまうことです。その原因は、緑膿菌などの細菌感染。ネイルで感染?!とびっくりするかもしれませんね。爪のお手入れ不足が原因で起こるグリーンネイルはどのようにふせぐことが出来るのでしょうか。今回は、グリーンネイルについてご紹介したいと思います。

グリーンネイルの原因

グリーンネイルの大きな原因は2つあります。1つ目は、「爪のお手入れ不足」そして、もう一つは、「爪の疾患」です。爪のお手入れを怠ることで、爪が不衛生となってしまうと、緑膿菌に感染しやすくなります。緑膿菌自体は、特別な細菌ではなく、高温多湿である梅雨から夏にかけて繁殖しやすくなります。

ネイルと自爪の隙間に細菌が繁殖し、緑色になってしまいます。また、もともと爪に疾患がある人は緑膿菌が繁殖しやすい傾向となります。

爪の先が白く浮き上がる爪甲剥離症の方は、緑膿菌に感染しやすく注意するべきです。爪のカンジダや爪水虫などを発症している方や免疫力が低下している高齢者などは感染しやすく、グリーンネイルを引き起こしやすい状態にあるといえます。

グリーンネイルになった場合どうすればいい?

もし、緑膿菌に感染してしまい、グリーンネイルになってしまった場合は、放置してはいけません。感染する範囲が広がってしまい、悪化してしまいます。ジェルネイルやマニキュアをしている場合はすぐにオフしてください。そしてすぐに、皮膚科を受診した方が良いでしょう。

グリーンネイルを放置すると、緑色が元に戻らないどころか、黒く変色したり、爪の深部や周囲まで感染が広がったりします。

一般的な治療としては、ネイルの除去、患部を乾燥させて、変色した部分をやすりで除去し、抗カンジダ薬を塗布します。新しい爪が生え変われば治療終了となり、およそ2週間程度治療にかかるといわれています。

まとめ

ネイルをする人ならだれでもなる可能性があるグリーンネイル。絶対に知っておいてほしい爪の病気です。グリーンネイルにならないようにするために、爪の衛生状態を保ち、心身の健康を保つようにしましょう。

日本デザインプランナー協会にはネイルデザイナー資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?