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DYIの豆知識・紙やすりの選び方【日本デザインプランナー協会】


紙やすり(サンドペーパー)は、木材の角を滑らかにしたり、表面を削り滑らかにする事ができる、紙状のシートに研磨剤を塗ったものの事です。

DIYには欠かせないアイテムですが、たくさん種類があり、何を選べばいいか迷いますよね。今回は、サンドペーパーの種類と、おすすめの用途について紹介します。

紙やすり(サンドペーパー)の種類

「非耐水性ペーパー」いわゆる普通の紙やすりです。安価で種類も豊富ですが、目詰まりを起こしやすく、消耗本として使用します。あまり強度がないので、硬い木材や、金属の研磨はできません。

「耐水ペーパー」紙に耐水性があり、厚紙でできている紙やすりです。やすりを水で濡らして研ぐ事ができるので、目詰まりしにくく、摩擦熱を抑えられます。

「布やすり」紙ではなく、布に研磨剤がコーティングされているものです。紙のものよりも耐久性に優れ、金属も研磨できます。紙よりも曲がりやすいので曲面を研磨するのに適しています。

「メッシュノート」網目状になっているやすりです。網目状なので両面使用する事ができ、目詰まりしにくいのも特徴です。耐久性に優れているので、貴金属品を磨くこともできます。

「空研ぎやすり」紙やすりの上から目詰まり防止剤が表面に加工されてい流もので、紙やすりよりも研磨する力があり、耐久性が高いので、消耗品ではなく、何度も使えるものです。

紙やすり(サンドペーパー)の用途

紙やすり(サンドペーパー)は、ざまざまな用途がありますが、代表的なものを紹介します。

「バリ取り」バリ取りは、木材を切断面(バリ)を紙やすりで削り、トゲなどがない滑らかな状態にします。

「面取り」面取りは、木材の角の部分を紙やすりで削り、丸く滑らかに加工することです。角があると危険なものや、可愛らしい形にしたい時などに用いられます。

「下地づくり」木材に凹凸があるまま塗料を塗ると、ムラができたり、仕上がりに大きな差が出る原因になってしまいます。紙やすりで木材の表面を削り整え、塗装前の下地を作ります。

「エイジング加工」エイジンク加工とは、塗装した後の木材や金属などにわざと傷をつけたり塗装を剥げさせたりすることで、アンティークの様な風合いを表現します。

日本デザインプランナー協会には日曜大工士資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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