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ネイチャーアクアリウムのメリット・デメリット【日本デザインプランナー協会】

ここ数年、「ネイチャーアクアリウム」という言葉を聞くことはないでしょうか。ネイチャーアクアリウムとは、”生態系の概念を取り入れ、水槽の中に石や流木、水草を用いて美しい景観や魚の棲息環境を表現した水草レイアウト”のことをいいます。

東京のすみだ水族館が開館するときにも、入り口に大型のネイチャーアクアリウム水槽を設置したことが、多くのメディアに取り上げられていました。
また最近では、病院や介護施設に設置されていることも増えてきています。

ネイチャーアクアリウムが私たちの生活にどのように影響するのでしょうか。今回はネイチャーアクアリウム水槽が身近にあるメリットとデメリットを紹介させていただきます。

ネイチャーアクアリウムのメリット

癒し効果がある
動物と触れ合うことで、ストレスの緩和・精神的な落ち着きなどの癒し効果がある「アニマルセラピー」を聞かれたことがあると思います。ネイチャーアクアリウムにも似たような効果があります。

元気な魚や綺麗に育った水草に癒されたり、「アクアセラピー」という水と見たり、触れることで五感が刺激され心を癒してくれる効果があります。マンションで犬や猫が飼えなくても、ネイチャーアクアリウムは置ける家が多いのではないでしょうか。ネイチャーアクアリウム水槽を設置し癒しを得れます。

インテリアとしての美しさ
オシャレな家具や観葉植物が部屋のインテリアとして使われています。綺麗にレイアウトされた水槽を設置することで部屋が一気にオシャレな空間に変わり、インテリアとして設置されている方もいらっしゃいます。また自分でレイアウトし手入れしている水槽を置くことで、部屋が愛着のある居心地の良い空間にもなります。

趣味にし多くの人と繋がれる
ネイチャーアクアリウムには、レイアウトのコンテストがあります。特に大きなコンテストでいえば、「世界水草レイアウトコンテスト」です。世界各国から応募された作品を評価する祭典が年に1度行われています。

コンテストについて、ネイチャーアクアリウムを通して、多くの方が情報共有するために専門店シやネット上で繋がれる良い機会になっています。

ネイチャーアクアリウムのデメリット

お金がかかる
ネイチャーアクアリウムが始めるときに、お金がかかります。レイアウトを行う水槽や水草が光合成をするために必要な照明、水槽を設置する水槽台など必要な物が多くあります。また一度設置しても、水を濾過するためのフィルターや水道・電気代と大きな金額ではないものの継続的にお金がかかってしまいます。

手入れが必要となってくる
水槽の中には、熱帯業の糞や食べ残した餌など水槽が汚れる要因があります。水槽に付いたコケや濾過フィルターの交換など汚れを取るために手入れが必要になります。また水草は常に成長を続けるので、綺麗な景観を保つためにもトリミングなどを行う必要があります。

日本デザインプランナー協会にはアクアリウムクリエイターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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