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展望: 2024 J2 第17節 清水 vs 水戸

体調回復に努めていたため、書くのが遅れました。簡単ではありますが、とにかく「絶対に勝たないといけない」ホーム水戸戦の展望を書きます。


昨季の対戦成績

昨季の対戦成績は清水サポなら絶対に忘れていない、痛恨の2分。

昨季の開幕戦は、リカルド監督の元での新システムが機能せずに0-0。これが開幕7戦勝ちなし、監督解任という憂き目に繋がるきっかけになりました。
そして、忘れもしない最終節。清水は勝てばJ2 2位となり自動昇格が決まる試合。とても寒い中でのゲームになりました。

結果は、後半17分に高橋選手のパスを奪われて、安藤に決められ、終了間際にサンタナのゴールで追いつきますが、1-1の同点。これにより清水は4位に転落し、プレーオフを戦うことになりました。
この日の悔しさは、選手もサポも誰も忘れていないでしょう。

今季の水戸はどんなチーム

昨季17位と低迷した水戸でしたが、濱崎監督は続投となりつつ、新選手を16人入れ替え、若返りをします。昨季の最終節に清水からゴールを奪った、昨季の水戸最多9得点安藤は残留。日本人のみの布陣でJ1昇格の目標を掲げて、30周年のメモリアルイヤーに挑むはずでした。

今季の水戸の戦績は

ところが開幕戦こそいわきに勝利したものの、その後4連敗、5連続引き分けと9試合勝利なし。11節に山口に勝利するものの、その後連敗。通算成績が、2勝5分6敗となったタイミングで、濱崎監督を解任。デベロップメントコーチを務めていた森直樹が監督に就任します。
その後は「解任ブースト」が発動し、熊本、山形にクリーンシートで2連勝。前節の大分は、先制されたものの、同点に追いつき、1-1で引き分けとなりました。

清水と水戸の直近5試合の成績

水戸は現在、4勝6分6敗の勝ち点18で14位。これまでのチームスタッツは、得点は1試合平均0.9点と14位、失点も平均0.9点と9位で、やはり守備に定評があるチームです。
その他の主なスタッツは以下の通り。

水戸のチームスタッツ

そこまで大きな特徴はありませんが、ボール保持率や30mライン侵入率は低く、そこまで攻撃で主導権を握れていないことはわかります。
昇格プレーオフ圏内に食らいつくには負けられない試合です。

水戸の予想スタメンは?

水戸は森監督就任後の3試合は、4-4-2でほぼメンバーは固定。

第16節の水戸のスタメン
第15節の水戸のスタメン
第14節の水戸のスタメン

トップが久保か寺沼か、ボランチが長井か、長尾か、右サイドが甲田か、クロカワか、CBが山田か飯泉か、そのあたりの変更はあると思いますが、基本的な戦い方は変えてこないと思います。
注目はなんといっても安藤選手。

昨季最終節で先制点を奪った安藤選手

絶対にやらせたくない選手です。

清水の予想スタメンは?

さて対する清水は、前節アウェイで横浜FCに敗戦。でしnoteでも書きましたが、日曜日の松本山雅とのTMマッチではサブ組みも出場して4-0と快勝しました。
スタメンとしては、TMでも好調だった乾を先発に復帰させるでしょう。乾の創造性で、固い水戸の守備陣を突破するイメージで入ると思います。あとは右SBを吉田にするか、原にするか。コンディション次第ではありますが、後半締める展開で吉田を起用したほうがこれまで上手く言っているため、先発は原と予想します。

清水のスタメン予想

そして、サブは負傷の西澤に代わって、成岡が入るのではないでしょうか。白崎かどちらかだと思いますが、秋葉監督は結果を出す選手に機会を与える方針なので。タンキももちろん入ってくるでしょう。
サブは、沖、吉田、北爪、成岡、松崎、西原、タンキを予想します。

清水はどう戦うか?

とにかく勝つ。それだけです。おそらく水戸はかなりセットして守備をすると思いますし、裏に長いボールも放り込んでくるはずです。ただ横浜FC戦と違って、ホームのサポーターとアイスタの素晴らしいピッチがついている。最初から全力で清水のサッカーを展開できれば結果はついてくると思います。勝ちましょう!

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