BUG続唱というアーキタイプについて(part2)

こんにちは、末裔の道の人と申します。

前回に引き続き、今回もレガシーのBUG続唱について紹介していきます。
今回は採用しているカードの使い方と採用理由についてです。
part1はこちら→ https://note.com/descendantspath/n/n3fdbda7d4abe

メインボード 60(土地22枚)

島×1、沼×2、森×1
沼と森はそれぞれ1枚ずつは必須です。BtBや窒息のようなマナ基盤を攻めてくるエンチャントを確実に突然の衰微で除去するため。
島は採用していないリストも多かったのですが、近年の特殊地形対策の傾向を鑑みると採用すべきだと思っています。また、hymmやヴェリアナのように、(黒)(黒)が必要になる場面も少なくないので、沼は2枚採用しています。ただ正直ユーティリティな部分でもあります。
underground sea×3、tropical island×1、bayou×2
ほぼ固定枠です。稀にアンシーを4枚取るリストもありましたが現在は3枚が適正だと思います。(やはり特殊地形メタの環境であること、またウーロオーコの採用によりマナ基盤を少し緑に寄せる意味でも4枚目の必要はないと考えています。)
汚染された三角州×4、新緑の地下墓地×4、霧深い雨林×1
フェッチランド。8〜10枚が適正で、不毛の大地の採用枚数などで調整する部分です。
不毛の大地×3
土地の中で最も採用枚数を調整すべきところ。BUG続唱はデュアランを6枚採用していることから特殊地形メタに弱く、比較的簡単にマナ基盤を攻めることを許してしまいますが、それでも無色しか出ない、能力を使うと戦場から離れてしまう不毛の大地を採用しなくてはなりません。
最大の理由としてはpart1で紹介した通り、構築の段階で打ち消し呪文が採用し辛く、必然的に相手への妨害は除去コンのような立ち回りになることです。特に土地単やエルドラージ系、デプス系に対しては突然の衰微を当てるタイミングが少なく、不毛の大地による牽制が重要になります。
また、小テクとして1t目に祖先の幻視を待機させたあと、2t目以降に相手の特殊地形を不毛の大地で除去することで、擬似的に祖先の幻視の待機を早める使い方も出来ます。
3マナ域の呪文が多く、長期戦になることを見据え土地は22枚と少し多めの採用にしています。基本的には不毛の大地は(祖先の幻視の待機を早める場合を除いて)自分からは能力を起動せず、2マナ目、3マナ目の無色1マナを支払うために使いつつ、相手の特殊地形に除去をちらつかせる使い方が良いのかなと思います。

思ったより長くなってしまったので今回はここまで。次回は続きでメインボードの呪文について解説していきます。

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