親友に贈るBUG続唱
「僕たちはホガークでも続唱でもない、新しいデッキを作っている。全てのカードには可能性がないのではなく可能性でしかない。」
ーーーー親友の言葉
どうもこんにちは、末裔の道の人と申します。
今回もBUG続唱について語っていこうと思います。
とは言っても今回はタイトルの通り、親友がBUG続唱に興味を持って組んでくれたので、普段僕が組んでいるのとは別のコンセプトで考えたリストをゆるーく紹介しようと思います。
【デッキリスト】
※メインボードのみ。土地は割愛。22枚の想定です。
断片無き工作員×4
悪意の大梟×2
force of will×4
衝撃の足音×3
飢餓の潮流、グリスト×3
タルモゴイフ×4
森の知恵×1
甦る死滅都市、ホガーク×3
突然の衰微×4
発掘×1
壌土からの生命×1
渦まく知識×4
ヴェールのリリアナ×2
暗殺者の戦利品×1
自然の怒りのタイタン、ウーロ×1
実際に試した訳ではないので気になった方は回してみて感想を教えてください(他力本願)。
本記事は2021/6/26に書いていて、最新のパックとしてモダンホライゾン2が発売されています。
今回はそういった背景もあり、下記の3種類のカードをキーカードとしてリストを組んでみました。
・飢餓の潮流、グリスト
・甦る死滅都市、ホガーク
・衝撃の足音
BUG続唱に一般的に採用されるカードの紹介は既に過去の記事でしているので、今回は一般的なリストでは見かけないカードの採用理由について考察をしていこうと思います。
衝撃の足音
待機4で4/4トランプルのトークンを2体生成するソーサリー。待機呪文は祖先の幻視を採用するパターンが多いですが、後述のホガークの召集を一枚で賄えることと、親友が組み込みたいと話していたので採用しました。親友のリストでは2枚でしたが、今回は3枚の構築にしています。BUG続唱は1t目にやることが少なく、待機呪文のマナを払うかブレストを打つくらいしか出来ないので、初手に来る可能性を少し上げるために一枚増やしています。
待機呪文は続唱で踏み倒すのが一番強いですが、BUG続唱は構築の都合上2〜4t目が一番強く立ち回れるため、1t目に待機させておくことで4t目に2アクション取ることができ、そのターンに唱える呪文を通しやすくする使い方も出来ます。体感的に1t目に待機コストを支払えるか、2t目以降に待機させるかで強さがかなり変わるので、初手に来て1t目に出来ることを増やすという意味でも待機呪文は3枚がベストだと思っています。
甦る死滅都市、ホガーク
こちらも親友が採用を希望していたので取り入れました。もはやこれを上手く使うために他のカードを調整しているところがあります。
一方で親友とも話していたのですが、ホガークありきで構築してしまうと、それに特化したデッキの方が絶対に強いので少し意識しつつくらいが丁度良い具合なのではと感じました。キーカードにしつつ、でも構築段階では意識し過ぎないことを意識したリストにしています。
BUG続唱はクロックをほぼタルモゴイフに依存しています。オーコが禁止になってからはより、「いかにタルモゴイフの攻撃を通すか」が勝敗に帰結する印象だったのですが、ホガークは高いP/Tでトランプルを持っているので、唱えるための準備だけ整えてやれば歯がゆいところに手が届く面白いチョイスだと思いました。
伝説なのでピン刺しでも良いのですが、従来のリストとは異なりライブラリートップから墓地に落とす手段が用意されているので、引けなくてライフを詰めれなくなるよりは墓地でダブついてくれた方がマシだと考え、3枚の採用にしています。
飢餓の潮流、グリスト
ライブラリー以外ではクリーチャーとしても扱う変わったPW。後述の発掘でリアニメイトが可能です。(親友に教えて貰って知りました。良いコンボです。)
BUG続唱はメインボードでは除去を衰微とヴェリアナのマイナス能力に依存しているので、4マナ以上のパーマネントを選択して除去出来るようになるのはそこそこインパクトのある強化でした。また、プラス能力でライブラリートップを墓地に肥やせるので、森の知恵やブレストで積んだホガークやダブついた土地を落とすのに活用出来ます。
発掘
3マナ以下のクリーチャーをリアニメイトするソーサリー。続唱との相性は悩ましく、衰微がめくれたタイミングによっては不発してしまうカードなので、同じく不発の可能性のあるこのカードは採用できて一枚が限度かと思います。
ただ、噛み合った時の能力は非常に優秀でグリストを再利用したり、フィニッシャーのタルモゴイフを釣ることが出来ます。
断片無き工作員は続唱が唱えた時誘発の都合上、釣ってもバニラのため注意しましょう。
壌土からの生命
ホガークとの相性が良いのでピン刺しとしました。墓地も肥やせて、ホガークをライブラリートップから落とすことも小テクとして持っておける、可能性を秘めた採用。
デュアランの採用枚数が多く、不毛の大地も採用するため、ミッドレンジの割にはマナが伸びにくいので、土地を補強する意味も込めてます。
上述している通り、今回のリストはテストプレイしていませんので実際の使用感については未知数です。ただ、似た構築の親友のデッキを借りた時は、ビートダウン相手にはそれなりの有利を取れる印象を受けたので試してみる価値はあると思っています。
それでは今回はここまで。読んで頂きありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?