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まえがき

「宗教は必要だと思いますか?」

こういったテーマはよく見かける…けどこういう質問や、この先に繰り広げられる議論を見ていると「なんかズレてんなー」って思ってしまう。

「宗教を信じている人が多い地域の犯罪率は低いから良い」

「そもそも宗教があるから戦争が起こるんじゃない?」

「信仰があると精神的に安定しやすく幸福度も高いよ」

「宗教法人は非課税だから…云々…」

いや、まずさ…神様いない前提で話してないですか?

(´・_・`)

そして上から目線で俯瞰して議論してるけど、神様が実在した場合、掲げられてるテーマや飛び交う論理は間抜けな茶番なんだけども、そもそもなんで神様いないって結論付けてんですか?ちゃんと調べたの?

この世の全ては偶然に出来上がったものである

創造主(神さま)がいないってのはこうなると思うんですが、納得いくまで考えましたか?調べましたか?

僕は調べれば調べるほど偶然って事が信じられなくなってきてるんですよね…例えば

DNA

ってものすごく複雑な構造で、かつ完成されたものです。全ての材料が揃っていたとしても、自然発生するには最も単純な生物(塩基の数が100万個程度)でも3兆年かけてもその確率は10の280乗分の1(限りなく0)だと言われています(ちなみに宇宙の年齢は138億年)ちょっと想像しにくいですね…

例えて言うなら

竜巻で巻き上げられたゴミが自然に集まって飛行機が出来上がるくらいの確率

とか

時計の部品を全てバラバラにしてプールに投げ込み、水をかき混ぜてると、精密な時計が自然に組み上がって動き出すくらいの確率

とか言われています(( °o°)(笑))すごい奇跡だ…と思うでしょうけど、これだけだと、こんな反論が返って来ます

膨大な時間と、広大な宇宙を考えれば、奇跡が一つ二つ起こってもなんら確率的に不思議ではない

なるほど確かに、奇跡的な確率でもそれ以上に試行回数が膨大であれば有り得るかもしれない。では続けてみましょう

地球のような惑星が生まれる確率は銀河系1万個に1つくらいの確率と言われています。宇宙には2兆個の銀河系があると言われているので

全宇宙に地球のような惑星は2×10の16乗個となります

すごい数ですね…イケるかも!

(。 ・`ω・´) キラン☆

ではその試行数でもって3兆年の内に自然発生する確率はというと…

10の264乗分の1(限りなく0)

( ºωº )チーン…

これ、塩基の数が100万個程度のような超単純な構造の生物でも限りなく0なんですよね…30億個配列されている人間のDNAが自然発生すると、思いますか?

生命の誕生って、宇宙の広大さや時間なんて小さく小さく霞んで消えてしまうくらい奇跡の中の奇跡…というか不可能と言っても良いくらいの事象なんです!

こういう事実があるので、無神論者の科学者からも

DNAの発生には、知的な何かの干渉があった

と認めざるを得ない状況なんです。ではその”何か”とはなんですか?
┐(´д`)┌って話ですよね?挙句

宇宙人が関わっている

なんて苦し紛れの説も出てくるくらいです(笑)ならその宇宙人は何が造ったの?別の宇宙人?
馬鹿馬鹿しいですね。┐(´~`;)┌

極め付けは2018年にニューヨークのロックフェラー大学のマーク・ストックル氏とスイスのバーゼル大学のデビット・タラー氏の発表した

進化論を否定する

研究結果の発表。内容を簡単に言えば地球上の生物のほとんどは進化しておらず、人間を含めてそれぞれの種が

ほぼ同じ頃(10万年〜20万年の間)に地球に現れた

ことになるという(長くなるので詳しくはググって)

この事実だけでも神秘的だけど、先のDNAの話を思い出してね。簡単な生物でも自然発生する確率は限りなく0なのに、何万種のDNAが同時期に自然発生するってどうなってんのって話…ここまで話したら少しは

神様って存在するんじゃね?

って思って来ませんか?

ここからは僕の持論を展開するのでサラッとで大丈夫ですが、神様がいるとしてどうやって物質に干渉するんだろう?って疑問への僕なりの答え

物質の動きなんて確率次第でどんな動きでも可能

神様は直接手を加えて粘土をこねるようなことをしなくても、確率にだけ干渉すればいい。どう動くか決めるだけ。

量子力学の領域では最終的に確率の話になっちゃうんですよね(詳しくは不確定性原理とかトンネル効果とかシュレーディンガーの猫とかでググってね)

すっごく簡単に言うと、物理現象を突き詰めると、物質がどう動くかは

神のみぞ知る

な状態なんです。これに納得のいかなかったアインシュタインは

神はサイコロを振らない

なんて名言を残して、隠れた変数を探し求めていました。アインシュタインは相対性理論の方が有名ですが、この隠れた変数ついて考えていた時間の方が生涯で圧倒的に長いんです。(相対性理論を解き明かした時間が10だとすると、量子力学の謎には90の時間を使ったと言われていますが、とうとう答えは出ませんでした)

「神はサイコロを振らない」って言葉を誤解して、「神は否定された」なんて言う人がいますが、むしろ逆ですね

神の決定権を残してる

のが現在の物理の限界です。

神は好きな目の出せるサイコロを振っている

これが真理かなと

まだまだあるけど長くなるから割愛。ここまで来ると、「神様存在する派」に傾いてくれる人が増えていると信じたい。ちなみに僕自身はかなり「神様存在する派」に傾いています。そこでもう一回冒頭の質問に戻ってみましょう。

「宗教は必要だと思いますか?」

これに僕が答えるとするなら

「神様がどのような性質なのかによります。信仰を求める神であるならそれに応じるべきでしょう。神に比べると自分たちはあまりに無力ですから」

そしてこう続けます。

「宗教は必要か、について論じるより、どの宗教が一番信頼できるかについて論じるべきではないですか?」

日本人は無宗教だと答えたがり、無神論者もものすごく多いです。そして宗教に対して偏見を持っており、蔑んですらいるように感じます。

そんな人たちに聞いてみたいけど仏教の「一切経七千余巻」とか「旧約聖書」「新約聖書」とか読んだことありますか?蔑むほどの知識があるんですか?

好きなことばかりして、人間本位で人生考えるのは楽だし心地いいですけど、宗教の中には地獄の概念持つ物も多くありますからね。永遠に火で焼かれるなんて裁きもありますよ(絶対ヤダ)( ´;゚;∀;゚;)

恐怖を煽ってカルト教団みたいですけど(笑)その宗教がホントかどうか調べもせずに普通に暮らしていける根拠はどこにあるのかな?と疑問に思った次第であります。

結論ですけど、今後の活動として、宗教の情報についても発信していきたいと考えているんです。その皮切りとして

ナザレのイエス

を最初に取り上げていきたいと考えています。なぜイエスを紹介するのかと言うと、このイエスという人物はキリスト教だけでなく、ユダヤ教や、イスラム教にも深く関わっている人物であり、この人物の性質を深く理解することで、少ない情報でも包括的に広い宗教をカバーできると考えるから。(イエスって超有名だけど詳しいところまで知ってる日本人は少ないと思います)

仏教は一神教ではありません。この時点でイエスの立場とは対極にあります。ユダヤ教ではイエスは魔術師であり、イスラム教では預言者の一人に過ぎませんが、キリスト教ではメシア(キリスト)であり、神の子(神と同格)であるとされています。

このナザレのイエスを深く知り、その性質を照らし合わせることで、どの宗教が一番信頼できるのか考えることができると思います。

なぜイエス・キリストと呼ばないのかというと、この呼び方はイエスを救世主だと信じるキリスト教独自の呼び方なので、中立的立場として紹介していきたい自分としては不適当だと思います。

歴史上の人物として紹介したいのでナザレのイエスと呼びたいと思います。

これで”まえがき”を終わりますが一つだけ注意点があります。

それはこの先の話を聞くことにことによって罪が重くなってしまう可能性があるということです。

どういうことかというと、イエスの話を聞いてみた結果

「やっぱり神様なんていない、人間最高」

なんて結論に行き着く人もいるでしょうが、例えばキリスト教が真実だった場合、僕の話に触れずにその結論に至った場合と、イエスを知った上でその結論に至った場合とでは罪の重さが違います。啓示された量と信仰の深さとの関係が罪を決めるからですね(啓示された量…情報と触れる機会が多いとそれだけ責任が伴うって事です)
人間最高…な結論だとキリスト教的にはどのみち地獄で焼かれますが、知らない場合の方が苦しみがマシかもしれないって程度の話

なので、否定してやろうって思いながら見るならやめといた方が良いと思います。神について深く知りたいって方はお楽しみください(宗教勧誘っぽい)

イラストも入れて、読みやすい小説みたいな形にしたいなーっと考えてます。面白そうだと思ったらフォローしといて下さい。出来次第アップしていきます。

ちなみに「信仰があると精神的に安定しやすく幸福度も高いよ」これは心理学的に本当なので、真実がどうであれ信じてみるのは良いかもね

…本編に続く