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【皮膚科専門医試験】旧制度研修での専門医試験受験は2027年まで

デルマ侍です。皮膚科では2018年度から機構専門医制度(新制度、新専門医制度)が開始しています。

この記事では、旧制度で単位を集めた先生方が新制度が始まってどうなるのか、新制度が始まって不合格になってしまったら、また新制度で単位を集めないといけないのか?いつまで旧制度で受験できるの?そんな疑問を解決します。

2022年令和4年以降の皮膚科専門医試験

2021年令和3年の皮膚科専門医試験の受験者は全員旧制度で単位を集めた先生方になります。新制度で単位を集めた先生方の試験は2022年12月以降です。

実は、機構専門医制度(新制度)では、5年目の冬12月に試験が受けられることが発表されています。しかも試験日は12月になることが理事会で承認されました。

2018年開始での5年目は2022年ですので、

2017年度以前に学会専門医制度(旧制度)で研修を開始し、2022年冬までに、満5年以上の研修が完了し受験資格を得た先生と合流します。

2022年12月は新制度 旧制度 両方の先生が混ざって試験を受ける最初の年になります。

受験者数が多そうなので、問題作成もはりきるんじゃないでしょうか。

旧制度の受験はいつまで可能なのか

あれ、そういえば、旧制度で研修期間をためておられる先生で、
もし2022年で不合格になってしまった場合、出産などで、2022年に受けられない
場合はどうなるのか?

結論、2027年まで受験可能であることが発表されています。

2018年度から機構専門医制度が開始していますが、この学会制度での受験はいつまで可能でしょうか?
A4.学会制度で研修を行った方々の研修実績は2027年度の専門医認定試験まで有効です。仮に2027年度までに専門医資格を取得できなかった場合には、機構制度での研修に移行し新たに研修をし直していただくことになります。なお、この移行期間は、今後の状況次第では延長になる可能性もあります。

状況によっては延長になることもあるとのこと。ただ不明ですので、

2017年度以前に研修を開始して、旧制度で単位を獲得している先生方は2027年度までに受験して専門医資格をゲットしたいところです。この年度までに合格を勝ち取れない場合、新制度で研修をする必要がある、とのことです。

学会認定旧制度・機構認定新専門医制度 研修の違い

新専門医制度が始まりカリキュラムは変更になっています。また、年次ごとに研修レポートを書いて指導医にチェックしてもらったり、と色々煩雑な点が増えています。また、医療安全講習会などが新たに必要になっています。

旧制度から新専門医制度になり、単位の計算の仕方が変わっていますが、必要相当単位数は相対的に変わっていません。

おわりに

いかがでしたか?ただでさえ日常診療や勉強についてで頭がいっぱいなのに、専門医制度の仕組みやら受験申請やら、複雑すぎませんか?

このnoteが皮膚科専門医試験合格を目指すためのあなたの助けになると嬉しいです。

Ciao!

サイトマップ作りました。目次みたいなやつ。

2020年令和2年皮膚科専門医試験解説集公開中

2022年令和4年皮膚科専門医試験以降の試験情報について

2021年令和3年皮膚科専門医試験スケジュールについて


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