【渡韓#14】9/7-水際対策大幅緩和!何が変わる?

本日の岸田総理会見で以下が発表されました。

<岸田総理会見> 
「入国に際して9月7日からは ワクチン3回接種完了者に対しては
 出国前の陰性証明書の提出を求めない」

つまりどういうことなのか?
今後、韓国に行く際は
結局どんな書類や手続きが必要なのか簡単にまとめます!

(それぞれの項目の詳細はこちらの記事をご覧ください。
 更新しきれていませんが、以下の記事を見ながら
 必要項目をご覧ください)

▼そもそもの考え方

まず、水際対策についてなんですけど
どのような場合に、どの国が何を重視しているのか理解してみてください。

水際対策は「ウイルスを国内に入れない」ための政策です。
つまり「外からウチの国に入国する人」に対しての対策なんですね。
日本だったら「海外から日本に入国する人」への対策。
(言い方悪くすると
 「海外から来る人は”ウイルス扱い”」というわけですね)

そうなると
「陰性証明書が必要」などと規制するのは
「入国される側の国」です。

入国されるときに「あなた、本当にウイルス持ってないよね?」
それを証明できる書類持ってないと、うちの国には入らせんぞ!
ということ。

一方で、
自分の国から他の国に出ていく人は
「ウイルスを国内に持ち込む」人ではないため規制する必要はないんですね。

つまり
「外国に行く人は、うちの国を出ていってくれるんだから
陰性だろうが陽性だろうが関係ないんで、書類なんていらんです。
どうでもいいです!」というわけです。

(言い方すごく悪いですけど、理解しやすい言葉を使ってみました)

上記を踏まえてたら、水際対策については
すぐ理解できるかと思います。

私たちが日本から韓国に旅行して、帰ってくるためには
日本と韓国、両方の水際対策を理解しないといけません。
以下をご覧ください。


 A.日本出国・韓国入国
→「外国から韓国に入国される」
=「ウイルスを日本から韓国に入れなために対策する」
「韓国政府」が規制をかける(韓国政府が水際対策について発表する)
 ※確認するHPは韓国大使館、韓国疾病管理庁など

B.韓国出国・日本入国
→「外国から日本に入国される」
=「ウイルスを韓国から日本に入れなために対策する」
日本政府が規制をかける(日本政府が水際対策について発表する)
 ※確認するHPは厚労省など

今回は「日本政府が発表した緩和策」ということになります。
それは、上記のAとBどちらのことでしょうか。

ということなんです。

で、正解はもちろんB.韓国出国・日本入国になるわけです。

つまり、B.については緩和されましたけど
A.について韓国政府は結局何も緩和策を発表していないので
今までの水際対策は「維持」という解釈になります。

<追記>8月31日
9月3日〜韓国政府の発表により「韓国入国の際のPCR検査」が不要となりました。
これは、先ほどの 「A.日本出国・韓国入国」部分が変更になりました。

これを踏まえて、9月7日~渡韓の際に必要な書類等を記述します。


①観光ビザ

今のところノービザは8月末までですので
9月7日時点では観光ビザが必要となります。
〈追記(変更)〉
10月末までノービザとなりました。
観光ビザの取得は必要ありません。
すでに観光ビザをお待ちの方はそのまま観光ビザで入国してください。
ビザをお持ちでない方は
K-ETAを申請して許可をもらってください。

K-ETAとは?
こちらのYouTubeご覧ください(韓国の出入国外国人政策本部)
※申請時間は24時間前までではなく72時間前までになっている可能性あるので最新情報にご注意ください。

②韓国入国前・陰性証明書(日本でPCR検査)


これもA.「韓国側」の水際対策のため引き続き必要となります。
PCR検査は日本出国前48時間前(抗原検査24時間以内)

※陰性証明書は韓国入国前にQcodeに登録
※韓国入国の際はワクチン接種証明書は必要ありません。

<追記>8月31日
9月3日〜廃止となりました。韓国入国の際のPCR検査(日本で受けるもの)は必要なくなります。

③韓国入国時・PCR検査(入国当日)

これもA.「韓国側」の水際対策のため引き続き必要となります。

仁川空港から入国する場合は入国当日に
仁川空港のPCR検査場で検査を受けることが勧告されています。

(※正確には入国翌日中までに検査を受ける。
 空港での検査は「義務」ではなく「勧告」のため
 「特別な事情がない限りなるべく空港で受けてね」ということです)

※陰性結果はQcodeに事後登録


①~③までの書類は
すべて私たちが「韓国に入国するため」にやらなければいけないことです。
①~③までクリアすれば(すべて陰性の場合)
もう韓国で求められることは何もありません。


続いて私たちが必要なのは「日本に帰国するための書類」です。

④日本帰国時・ワクチン接種証明書(or陰性証明書)


これが、今回岸田総理が会見で発表した「水際対策の緩和」事項です。

これまでは、日本に帰国する際
72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書が必要でした。

しかし、9月7日~は
陰性証明書でなくとも
「日本政府が指定するワクチンの接種を3回して
そのワクチン接種証明書を持参すれば帰国できる」

ことになりました。

これは、ワクチンを打った人にとっては
費用的にも気持ち的にもかなりラクになりますよね。

みなさんご存知の通り、韓国で陽性になってしまい
韓国政府が指定する7日の隔離期間を終えても
日本に帰るために受けたPCR検査が陽性になってしまい
なかなか帰国できない”帰国難民”が多く発生してしまいました。

今回の緩和策では、ワクチン接種証明書さえあれば
帰国前にPCR検査を受けなくて良いので
そのような心配はなくなりました。

というわけなんです!!

あとは韓国側の緩和を待つだけとなりました。
(一方で、日本はまだまだ外国人観光客の受け入れは渋っているので
 総理が言う「G7並みの緩和」にはなっていませんが)



今後も情報発信していこうと思いますので
引き続きよろしくお願いします!

ツイッターインスタグラムのフォローもお待ちしています。

マシュマロにて質問も受け付けています!

この記事が役に立ったと思ったらサポートお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?