あへあへLJL

負けた理由はいくつもある様に見受けられるけど、

インゲームの部分以外でみるとTOPのプール差からくるBANPICK不利に悩まされた印象。

レイファはダリウスOTPだったころから約３年をかけてGPとグラガスを習得し、

去年はJAX、今年はカサンテとグウェンをプールに加えている。

実際LJLのTOPレーナーとしてはかなりの速度でプールが増えている。

ワシダイが22年はナー一辺倒、23年はカサンテ、今年はウディアと習得していっているのを鑑みると、

1年に1チャンプ使えるようになれば上々といえる。

（このレベルの練度で取得とは言いたくないが）

ただこの程度の習得速度では既存のベテランの牙城を崩すのが難しいのも事実。

おパズさんが半引退状態にありながらも、

ナー・サイオン・ワニという過去の３ピックを用いて存在感を示したことからも伺える。

結局Eviのプールが広すぎるというのが問題。

彼はLJLレベルであれば、パッチ変更で突発的に流行ったスモルダーとTFが出せてしまう。

レイファが狭いというよりEviが広すぎる。

元々レーンも強めなので韓国人のTanaを格付けしてしまっているし……。

実際のところTOPとしてのこの２キャラは数パッチでナーフさえてしまうはずで、

練習リソースを割くという判断がもうすごい。

特にグローバルRのTFだったり（TOPADTFはもうグローバルとかそんな次元の壊れ具合ではないが）、

育つまでに時間がかかるスモルダーも個人練習だけでなくチームとしての練習リソースが必要になるはずだ。

特殊なゲームの組み立てを要求されるキャラはライズみたいなもんえ、

一人で死ぬほど練習したから出せるという類のものではない。

Eviは開幕前に韓国でブートキャンプしてKRチャレ１０００LP出していた。

これはYutaponでもそう出せる数値ではなく、

私の知る限りでは日本人最高レート。

「TOPの日本人」として考えたとき、KRチャレを踏んだ人間すら他には居ないのに、だ。

（1000LPはAria、Jett、Diceあたりなら本国でプレイすれば余裕で出せるレートではあるが）

Eviは元々反射神経も良くなく、細かい操作が得意ではない。

２年前くらいに行われた別ゲーム部門をあわせたDFMエイム力？反射神経？ランキングでもほぼ最下位の状態だった。

このエイム力から見るに、ナーやアーゴットといった一部の得意チャンプを除けば

あまりレンジドの操作自体が得意ではないと考えるのが自然。

これは２２年WCSで急遽練習したケネンを見てもなんとなく察される部分がある。

そんなハンドスキルのがすごくアルわけではない２８歳のおっさんがちょっとの期間練習したスモルダーやTF。

これらに対策が出せないのは「LJLのTOPレーナー」なら当たり前ではある。

そうしてLJLは今まで回ってきた。

世界線レベルの戦いでは「Eviのプールが狭すぎる！」と毎年のように叩かれて来たが、なんのことはない。

Eviのプールが「狭い」と言われてしまう程の舞台に立てるのは彼だけだということだ。

ずいぶん話が脱線してしまったのでピックの有利不利の話に戻すと、

結局２大OPピックの優先度が大変なことになった。

・SHG側

TF：TOPADCフレックス（DasherのTFは記憶にない

スモ：TOPADCフレックス

・DFM側

TF：不明、ADC固定？（AriaはTF出せるが、MIDAPTFはあまり評価されてない　ゆたぽんも動画で見る限りではあまり得意そうに見えなかったが……

スモ：恐らくADC固定

バッカモーン！こんな差があってゲームになるか～～～！

おしり！！！

ちなみにわたしがEviの最も優れていると思う点は

・不利マッチでナーやタンクを持ったときのレーン戦

・序中盤にサイドレーンを押す、守る際のリスク管理

だと思っているが、今期この２つは正直よくなかった。

衰えたのかコミュニケーション問題で脳のリソース不足なのかわからないけど、

もっと良くなってほしいなとは思う。

Forestにアゴで指示できるようになれば復活するかも。

最後に勝手な妄想だが、Rayfarkyもレンジドは得意でないのかもしれない。

LJLのTOPレーナーとしてみると、異常なほどナーを出さない。

そこから邪推するとTFやスモルダーも苦手なのかもしれない。

そもそもここに練習リソースを大きく割いたとして長期的な結果が伴うかというと難しいところで、

捨ての判断も悪くないかなとはおもう。

それでもJAX連発はどうかな……。

JAXはLCKでもかなり負けてるしなあ。

JAXでないとレーンができないくらいきついのか？

ディバサンなくなったJAXって１体のチャンプとして完結してない感じがするよ。