どうする欠損歯!?~自家歯牙移植術、リグロス、自家骨移植、歯肉剥離掻爬術、逆根管充填、MTA、歯根端切除術編~


みなさんこんにちは。お久しぶりです。


今回は歯牙移植について経過を報告していきたいと思います。


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2020.8 に左上7部へ移植 また5番の骨欠損が大きかったため、同時にリグロスを行っていきました。(ミラー像)

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左下8番を移植していきます。(ミラー像)

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抜歯時の8番ですが不良補綴物によりセメントや歯石の付着が目立ちました。

補綴物を除去して移植をしていきました。

口腔外でタービンを操作する際はCCB(クーリングクリアボックス)を用いるといいです。下記リンクのものです

https://twitter.com/sikakokenDEL

歯科効率研究所所長 恵方巻十兵衛先生が開発された商品で、お値段も歯科用のものとは思えない価格帯になっていますね。

開業したら何個か買う予定です(現歯科医院では1つおいてあります)

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補綴物を除去し。逆根充をしました。

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見ての通り5番遠心に大きな骨欠損が...ポケットも8mmオーバーでした。(ミラー像)

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リグロスを塗布し移植を完了しました。(ミラー像)


さてここからは術後の経過報告です。

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術後経過です。術後1ヶ月 プロビジョナルレストレーションにて固定を行っています。(ミラー像)

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2021.2 最終補綴物直前 印象時の写真です。この時期には5番のポケットも2mm程に改善しました。(ミラー像)

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2021.8 手術から1年が経過し、安定しております。補綴後、コロナの影響で少し期間が空いてしまいましたが、良好な予後を得ております。(ミラー像)



今回の考察とポイントについて述べていきたいと思います。

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