次亜塩素酸水生成器 検証結果まとめ

ジアイレーサー(ZIA ERASER) 容量200ml
https://amzn.to/2Tsl30C
検証日:2020/5/20
価格:¥19,800 (2020/5/21 時点)
Amazonで購入

[検証結果]
pH3.4、有効塩素濃度120~130ppm

[検証動画]
https://www.youtube.com/watch?v=nvIYZRhww1c

[コメント]
これまで検証してきた次亜塩素酸水生成器の中で唯一、塩と水だけで弱酸性(pH3.4)の次亜塩素酸水が生成された。連続で次亜塩素酸水を生成することはできず、生成のたびに毎回メンテナンスが必要になるが、それは本機種は次亜塩素酸水生成時に酸性とアルカリ性の水溶液を何らかの方法で分離しており、本体の中に残留したアルカリ性水溶液を洗い流すために必要だと思われる。説明書の記載も非常にしっかりとしており、今まで検証した機種の中では個人的に一番好感を持った。


次亜塩素酸水生成器 容量300ml
https://store.shopping.yahoo.co.jp/dko/28220.html

検証日:2020/5/8
価格:¥4,580 (2020/5/3 時点)
楽天市場で購入

[検証結果]
pH9.15、有効塩素濃度400ppm

[検証動画]
https://www.youtube.com/watch?v=6luB1P1IE0M
https://www.youtube.com/watch?v=QPKQBbQBh_8 (塩の量を減らして検証)

[コメント]
名称や箱は異なるが、中身は僕が最初にAmazonで購入した商品(EEX 家庭用 次亜塩素ナトリウム生成器)と全く同じもの。また、販売ページには塩の量を減らして電気分解すれば弱酸性の次亜塩素酸水ができると書かれていたが、実際に塩2gで検証を行ったところ弱酸性の次亜塩素酸はできなかった。(有効塩素濃度300ppm、pH9.05)


Besline 次亜塩素酸水 生成器 容量80ml

https://amzn.to/2SFqmcL
検証日:2020/5/3
価格:¥2,388 + ¥501 配送料 (2020/5/3 時点)
Amazonで購入

[検証結果]
pH3.22、有効塩素濃度60ppm

[検証動画]
https://www.youtube.com/watch?v=xxNtMZNbitw

[コメント]
水と塩だけで次亜塩素酸水を生成すると謳われている商品の中で今のところ唯一、酸性の次亜塩素酸水(性質的には弱酸性次亜塩素酸と呼ばれるものと同等と思われる)が生成された。水と塩を無隔膜電解層で電気分解するとアルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムになるはずだが、なぜ弱酸性になったのか?今回検証を行った機種は借り物のため、自分でもAmazonで注文をしてあらためて検証予定。(本体を分解して内部も調べてみようと思っています)


楽天で売上ランキング1位 電解次亜水生成器 容量400ml

https://item.rakuten.co.jp/newyes/newyeshotitem/
検証日:2020/5/3
価格:¥5,399 (2020/5/3 時点、送料込み)
楽天市場で購入

[検証結果]
pH9、有効塩素濃度150ppm

[検証動画]
https://www.youtube.com/watch?v=2-AtBm7FgJI

[コメント]
水と塩だけで電気分解して電解次亜水を生成。楽天市場の売上ランキングで1位(浄水器、整水器)を取ったこともある機種。他の多くの機種と同じく、生成されるのは弱アルカリ性(pH9)の電解次亜水で、有効塩素濃度は塩を入れる量によって150~400ppmまで調整可能。一般的に「次亜塩素酸水」と呼ばれているもの(安全性が高く、除菌効果も高い)は、pH5.0~6.5の弱酸性、有効塩素濃度10~80ppmのものなので、今回の機種で作られた水溶液は一般的に次亜塩素酸水と呼ばれているものと比べると安全性が低く、除菌効果も劣ると考えられる。(弱アルカリ性の電解次亜水は、次亜塩素酸ナトリウム希釈液と性質的には同じもの)。販売ページには「水道水だけで 次亜塩素酸水 電解次亜水生成器 消毒アルコールより効果的」と書かれているが、消毒アルコールより効果的という表現は明らかに不適切。次亜塩素酸水生成器として販売されているものは、販売ページの表記に問題があるものが多いようである。


EEX 家庭用 次亜塩素ナトリウム生成器 容量300ml
https://amzn.to/2SErTzJ
検証日:2020/4/21
価格:¥5,400 (2020/4/16 時点、送料込み)
Amazonで購入

[検証結果]
pH9.12、有効塩素濃度400ppm

[検証動画]
https://www.youtube.com/watch?v=9T7CylRYOs0

[コメント]
記念すべき?最初の検証機種。1回目に検証をした際には弱酸性の次亜塩素酸水が出来ているという検証結果が出たが、その後コメントで検証方法が間違えている可能性を指摘され再検証を行ったところ、弱アルカリ性の電解次亜水(次亜塩素酸ナトリウム希釈液と同等)が出来ていたという曰くつきの機種。また、購入時点では「次亜塩素酸水生成器」と書かれていたが、後日確認をすると「次亜塩素酸ナトリウム生成器」と表記がいつの間にか変わるという怪現象も経験する。この検証をきっかけに次亜塩素酸水生成器に興味が芽生え、検証シリーズが始まることになる。

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