歯医者はオワコン?
歯医者はオワコン?
歯医者と聞くと、お金持ちをイメージする方も少なくないのではないでしょうか?
しかし、それは、もう何年も過去の話かもしれません。
1960年前後、食べ物の西洋化が急速に進み、虫歯が大流行した時代がありました。
当時、歯医者には虫歯の患者が押し寄せ、3時間も診てもらえないなんてこともよくあったそうです。
当時の水道水や歯磨き粉には、フッ素が含まれていなかったこともあり、歯科医院も少なかったことから、虫歯の患者は多いのに、歯医者が足りないという状態にありました。
つまり、
需要:大
供給:小
という時代です。
今の若者にとって、「おじいちゃんが歯医者」という人は、その祖父母の方は、この「歯医者の黄金時代」を経験しているのかもしれません。
当時は、医者より歯医者の方が、稼げていたとも言われています。
こういった事情もあり、日本で、「歯学部の設立」が急激に進みました。
結果、歯科医師数は、大幅に増加しましたが、1990年以降、虫歯の数も、半分以下に減少したため、「おじいちゃんが歯医者」の時代と比べると、逆の状況になっています。
つまり、先ほどと逆で、
需要:小
供給:大
という時代に変化しました。
今では、「コンビニより多い歯医者」と言われるようになっています。
お金持ちのイメージがあった歯医者から、稼げない仕事の代名詞として、「歯医者は敗者」とまで、揶揄されるようになってしまいました。
しかし、こういった情報はマスコミを中心として発信されているため、本当の姿は、歯科医師の方にしかわかりません。
今回は、その実態を把握すべく、参考になる動画を紹介します。
歯医者は、オワコン?
出典:「たかさき歯科医院」公式Youtubeチャンネル
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