最近はパイオニアEDHが面白い

ちょくちょく話題になるパイオニアEDHだが、始めて数か月程度なものの、今はこちらメインといっても過言ではなくなってきた。

EDHデッキ4つ持ち歩いている+パイオニアEDHも始めたのでデッキ5つに。

毎回持ち運ぶにはかさばるようになってきた…

基本的にEDHしかプレイしてなかったので、パイオニアのカードプールはよく分からず、使えないと思い込んでいて実は使えるカードが見つかるのでカードプールと睨めっこの日々。

パイオニアEDHだからこそ強いカードもあって、新しい戦術を開拓している感じは、EDHを触った当初の感触に近い。

通常EDHはカードパワーも戦術も開拓されすぎて、勝つためには多人数戦固有の立ち回り(中途半端に強いカードで狙われないようにするなど)や、初見殺しで出し抜くなど単純なカードの取捨選択ではない、曖昧で抽象的な部分を詰める必要がある。

立ち回りも初見殺しも対戦相手の知識量に左右される不安定要素だし。

これはこれで面白いが、恐竜を並べてどーん!みたいな頭の悪い戦い方が段々難しくなってきているのも事実。

マナ加速して、重くてパワフルなカードを使いたいじゃん?

パイオニアEDHはその願望を叶えてくれる。

しかも通常EDHの過去のノウハウがしっかり生かされる。

多人数戦では青が強い、カウンターが強い、オープンリーチではなく手札から奇襲的に決めるコンボが強い。

勝ち切れない中途半端な強さのカードは使わない。

マナ相応の活躍をするカードではなく、コストに不釣り合いな効果を期待できるカードを中心に据える。

チューターの弱い青単では、サーチカードを山盛りにしてコンボ特化するよりも、いっそのこと弱いサーチは抜いてパワーカードを詰め込む。

マナ加速してファッティを並べる緑単では、4マナ前後のアドを取れるカードが無いと息切れしてしまう。また、それら中継ぎのカードは後半のチェインコンボに貢献するものが良い。

などなど。

そういったノウハウを元に組み上げた《偉大なる統一者、アトラクサ》は相当な強さで、(身内対戦がメインだが)勝率が高い。

ただし対戦相手が使うパイオニアならではの強さのカードに驚くことも多くて、まだまだ未開拓領域だと感じる。

今後は逆にパイオニアEDHから通常EDHに使えるアイデアも生まれるかも。

特にパイオニアEDHは無限コンボが弱く、特定のカードの組み合わせをサーチして狙うよりも、複数のシナジーやチェインコンボ風の動きを狙うことの方が強く思える。

こういう動きは通常EDHの黒無しデッキの戦い方に繋がると期待したい。

晴れる屋でもパイオニアEDH推しの記事もあるので、プレイ人口が増えてきてイベントも出てこれば参戦したい。

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