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Steamゲーム紹介 サマーセール2020

2020年のサマーセールも終盤にさしかかったということで、僕の独断と偏見によるSteamの面白ゲームを紹介します。
選んだモノは基本的に、セール対象で日本語がある(公式サポートじゃなくても、日本語化MODや有志の方のモノも含む)ゲームがメインです。日本語なしのモノは、2,3個くらいじゃなかろうかと。たぶん。量が多すぎてあまり数えてない。
ジャンル分けは大雑把。なんとなくそんな感じ、というくらいのジャンル分け。僕の独断と偏見でカテゴライズしてます。だいたいそんな感じかー、くらいに思って頂ければ幸い。
なお、Co-opは野良しかやらず一期一会の出会いを楽しむという謎ポリシーの持ち主なので、Co-opモノの場合はそれを踏まえた上で御査収下さい。

基地建設系

RimWorld

セールをしないゲームだったけど、ついに10%でもセールするようになった傑作SFサンドボックス基地建設サバイバル。
不時着した惑星から脱出をするためにアレコレするゲームで、プレイヤーは自動で動くNPCに指示を出すタイプ。
NPCはスキルや特性があって、だいたい同じようなNPCが出てくる事はない。
ストーリーテラーが3人用意されていて、どのストーリーテラーを選ぶかで安定した生活になるか、波瀾万丈になるかがある程度決まってくる。
MODが大変豊富なので、例えば時間経過によるスキル低下を無くしたい! なんて対策もバッチリ。
ひたすら遊べ。DLCは日本語化されたら追記します。

Craft The World

TerrariaやDungeon Keeperに影響された、ドワーフさんを働かせる基地建設系ストラテジー。
発想は先の2つのゲームだろうけどゲーム内容はまったく違っていて、ドワーフに指示を出しながら拠点建設・アイテムクラフトしつつ時間ごとに攻めてくる敵を迎撃するタワーディフェンス要素を持ったゲーム。
敵が攻めてくるまでの時間が分かるので、それまでに準備しながらアレコレ試行錯誤考えるのが最高。
未だにDLCも出続けている良作。
なお、ドワーフたちがたまにポンコツ行動をする時があるのはご愛敬。

Judgment:終末サバイバルシュミレーション

RimWorldフォロワーな、拠点建設サバイバルシミュレーション。
拠点建設や防衛はRimWorldのソレだけど、世界観がアポカリプスなので攻めてくるのは悪魔という内容。
基本、RimWorldを簡易化しつつ、悪魔とオカルトという要素をぶち込んで職業がスキルにしっかり反映するような感じになったモノなので、RimWorldよりも手軽感がある。
RimWorldにはMODが多数あるので、どちらが良いかは好みでGO。

Project Zomboid
早期アクセス

早期アクセスが終わらないゲームで有名なゾンビアポカリプスサバイバルシミュレーター。
クォータービューでグラフィックが凄いとは言いがたいけど、リアルさがウリといって良い。
視界はプレイヤーが向いている方向だけ見える仕様だし、音を鳴らせばゾンビが寄ってくるし、ある程度日数が立つと水も電気も止まるし、噛まれたらだいたい死ぬ。そんなサバイバル生活。
なお、Steamでの早期アクセスはすでに7年経過。
早期アクセスがいつ終わるのか、待っているのもサバイバルだと思い知る。

Prison Architect

囚人が脱走しないように刑務所をアレコレする刑務所運営シミュレーション。
最初は軽いノリでやっていたのに、気づいたら脱走させないよう本気で考え始める自分と出会える。
配置から何から何まで、自分で管理してやる! という意識高い系に目覚める事ができる奇特なゲーム。
いや、任せられるところは任すのが一流だって誰かも言ってた気がするけど。

街作り系

Banished
日本語化MOD有り

自然の脅威にさらされながら村を発展させ続けるサバイバルっぽさを持った都市開発系ゲーム。
最初の1年を乗り切れるかどうかが最大の焦点で、特に越冬が問題。それまでに備えるべきモノを備えないと間に合わない。地獄が待ってる。
しかして、そこさえ乗り切れればだいたい大きな村へ発展させる事ができる。
シムシティ4あたりが好きな人は、時間が溶けるので注意。

Frostpunk

地球上で最後に残った街の指導者として、寒波と戦うサバイバル街作りシミュレーション。
物資はリソースである事に間違いないけど、人もまたリソースなのだと思い知り、合理化に基づく資源管理という名目で何が本当に“必要”なのか、選択を迫られる事になる。
マンイズパワー。人は力なのです。

Cities: Skylines
日本語化MOD有り

ポストシムシティ4の名を欲しいがままにした都市開発系シミュレーション。
ポストシムシティというだけあって、都市開発系としてはキングオブ王道。シムシティ4の先に求めたモノはこういったモノだったんだよ! という感じ。
じゃあシムシティ4と比べるとどうなんだ? と言われると、一長一短だし、どちらもMODが使える。
日本語の導入のしやすさだけに焦点を当てれば、こちらに軍配。

Rise to Ruins
日本語化MOD有り

村運営とタワーディフェンスを掛け合わせた街作りゲーム。基地建設というべきか悩んだけど、運営要素を判断してこっちにした。
リソースを管理しながら四苦八苦して防衛する様はかなり人を選ぶけど、ハマるととても長いこと遊んでいられる。
コレ系に共通して言えるんだけど、序盤の四苦八苦している時の盛り上がり具合が凄くて、防衛を乗り切った時の感動はひとしお。

Autonauts

素材を集めてクラフトしていきながら、ロボットにプログラム的な命令を出して自動作業をさせていくサンドボックス。
ロボットは複雑な命令ができないので、最終的には人力だったりロボット量産で乗り切ったりするけど、時間に追われることなくゆったりできる。
自動化系ストラテジーの中では比較的手間がかかるほうだけど、雰囲気で許される。

ISLANDERS

街作りの皮を被った、建物を配置することで高得点を狙うパズルゲーム。
凄く手軽にできるパズルゲームなんだけど、高得点を狙うにはルールを多少覚える必要がある。
そのルールさえ把握すれば、ちょっとした息抜きに良い感じの街ができていく。
市民から苦情がくることもなく、究極の選択を迫られることもなく、夜になっても襲撃がない。何に追われることもない、平和な息抜きを提供してくれる。

サンドボックス

Terraria

2Dサンドボックス界の雄。
元々は2Dマインクラフト的なモノとして登場したけど、今やもうその影はないと言って良いくらいアイテムがある。
僕にとっては時間泥棒すぎて危険が危なかった。朝からゲームを始めて、気づいたら夜だった。僕の人生における一回の昼ご飯、どこ行ってしまったんだレベル。
心の中で、Terrariaはキングクリムゾンって呼んでる。(ジョジョネタ)
なお、先日ついに最後の大型アップデートが導入され、アイテム数が半端なく増え、アルゴリズムも大きく変わった。
大きなアップデートが終わった今だからこそ、遊ぶべき代物。みんなでワイワイ遊ぶも良し、一人でコツコツ作るも良し。
journeyモードで遊べば、もう何でもあり状態。
終わらない冒険がそこにあります。

Starbound
※日本語MOD有り

SFベースな2Dサンドボックス。
もっと端的にいえば、SFテラリア。テラリアと比較すると、メインストーリーが明確にある事と種族がそれなりにあるという事。
ついでに、テラリアに比べて敵がそこまで強くない印象もある。
とはいえ、探索はSFらしい感じがしっかり出ている。
ついでに種族系のMODが色々あって、それで遊ぶのもかなり楽しい。ケモナーとか、最高すぎでしょ。
MOD職人様に感謝せずにはいられないゲーム。

Besiege

自分の発想で兵器を作る物理エンジン系のビルディングゲーム。
いわゆる「ぼくのかんがえたさいきょうの○○」シリーズと思って良い。クリエイティブなんだけど、漠然と作るのではなくしっかりと考えて作る必要がある。
「ぼくのかんがえたさいきょうへいき」が駆逐していく様は、素晴らしいくらい爽快だと言わざるを得ない。

サバイバル

They Are Billions

ゾンビから街を守りつつ、都市を広げていき運営するRTSゾンビサバイバル。
ゾンビが凄い数でワラワラやってくる様は、圧巻の一言。
それをバッタバッタとなぎ倒すように守備を固めていく必要があり、一匹でも見逃して都市内に入られたらだいたい終わるシビアさを持っている。
キャンペーンモードはアレだけど、サバイバルモードだけで凄く価値はある。
サバイバルしろ。ただし、やり直しができない硬派な仕様を持つゲームなので、慎重かつ大胆に防衛都市を作り上げるしかない。

Don't Starve Together
※日本語化MOD有り

サバイバルゲームの代表格「Don't Starve」(通称ドンスタ)をマルチ対応させたモノ。
僕のフレンドリストは1人しかいないけど、これを遊ぶためだけに登録してくれた。
サバイバルなだけに何日生き残れるかが焦点だけど、複数で効率よく動けばかなりの日数サバイバルできるようになる。
ただし、遊ぶ前に知識がないとあっという間に全滅する。
サバイバルとは、始まる前の知識が最大の勝負どころなんだと思い知らされる。

オープンワールド系

Kenshi

どのように遊ぶかで、プレイ体験が全然違ってくるオープンワールドRPG。ある意味、シミュレーターかもしれない。
このゲームは、開始直後のプレイヤーが雑魚すぎてすぐ死ぬ。雑魚中の雑魚。
なので、奴隷になって生きるも良し、修行するも良し、違う活路を見出すも良し。その果てに、同士を集め拠点を作り、敵を駆逐するのも良し。
どうやって生き抜きながら自分だけの目標を達成するのか、試行錯誤することになる。
すでに先人たちが素晴らしき情報を動画等々で提供してくれているので、それらを視聴するのも良い。いやほんと、参考になる。
でも最後に決断するのは自分。

The Witcher 3: Wild Hunt

CD PROJEKT REDの看板タイトルにして、一つの集大成といって良いオープンワールドアクションRPG。
ウィッチャーという肉体改造によって誕生した変異体たちの中でも、“伝説の白狼”と呼ばれる「リヴィアのゲラルト」が主人公。
名乗る時、「リヴィアのゲラルト、ウィッチャーだ」がクソかっこ良すぎてヤバい事でも知られている。
台詞がカッコいいだけじゃなくて、渋すぎてカッコいい。ついでに女好き。言うこと、やること、成すこと、文句なしのパーフェクトおじさん。それがリヴィアのゲラルトおじさん。
小説が元なだけにストーリーに引き込まれるし、渋いしカッコいいし、モテるし、なんなんだ。このおっさんは。
こんなおっさんになりたい人生だった。

Saints Row IV

傑作ギャング系オープンワールドがなぜかおバカ系ギャグネタ満載オープンワールドに変化したアクション。
会社がアレして版元も変わったので恐らくシリーズに未来はないけど、序盤のとあるシーンで突如エアロスミスの某名曲が流れてくる。そのシーンだけで笑える。一部の映画好きなら、それだけで買う価値はある。
セール中なら。

RPG

Divinity: Original Sin 2

ターン制ストラテジー的な戦闘をするRPG。
また、かなりの自由が認められていて、やろうと思えば大半のキャラを倒して先に進む事ができる。それらの選択はすべてプレイヤーに委ねられている。
2人Co-opプレイをする事も可能。
色んな種族・職業で、色んな戦い方、進め方が楽しめる。
僕が一番楽しかったのは、主人公が人間のアンデッドで完全一人旅状態ながらに、出会う人たち全てを滅する魔王様プレイに興じた時。
アレは酷い本当に出来事だった。善人だろうが悪人だろうが情け容赦なく経験値にした。一人なので、何回セーブ&ロードを繰り返したかわかんない。だが後悔はしない。自分の好きなようにプレイした結果が最高じゃないわけがない。
なお、ストアページに日本語サポートに印がついていないけど、日本語入ってるのでご安心あれ。

サガ スカーレット グレイス 緋色の野望

たいへん人を選ぶであろうサガシリーズ作。
戦闘に特化したというより、戦闘とストーリーしかない(ダンジョン探索などはほぼ皆無)と言って良い。TRPGに近い。
どこかアンサガっぽく感じさせてしまう。だが、それが良い。リールなんてないけど。
元はVitaで出たゲームだけど、Vita版はロードがクソ長すぎてゲームに支障が出るレベルだった。戦闘時に毎回発生するロードが地獄だった。地獄から抜け出すには、辞める以外の選択がなかった。
そんなゲームだけど、完全版ライクな“緋色の野望”になって他プラットフォームでも発売された事でロード時間が劇的に改善された。言うまでも無く、よほどの事が無い限りPC版が最速。
独特なコマンド式戦闘とサガっぽいフリーシナリオっぽい雰囲気がするストーリーを味わえる。
なお、僕はアンサガが大好きで、攻略本なんて買わずして楽しんでいた派です。

Virgo Versus The Zodiac

女王ヴァーゴが主人公で、黄金時代を取り戻すためアレコレするRPG。
特徴は戦闘のQTE有りなターン制コマンドバトルと、プレイヤーの選択によってストーリーが変化すること。
QTEは慣れるまでかなりくせ者で厄介だけど、ストーリー全体はなかなか面白い。
12星座に少し詳しいとより楽しめるので、聖闘士星矢十二宮編を読んでおくと違った意味でも楽しめる。
……初めて主人公の名前が“ヴァーゴ”だと知った時、「“乙女座(バルゴ)のシャカ”(by聖闘士星矢)の間違いじゃないか?」と思ったのは僕だけじゃないと今でも信じている。

Transistor

恋人の復讐を果たすために行動する女性主人公レッドと、恋人に刺さっていた剣Transistorの行く末を描いたSFなアクションRPGで、リアルタイムストラテジー。
要するに、戦闘にアクション要素があってリアルタイムなストラテジー要素も入っているという二足のわらじと思ってくれれば良い。
時間を止めながらアレコレ考えて攻略していくのが凄く楽しい。
ストーリーはさほど長くないけど、雰囲気も凄く良く、良質なサントラも素晴らしい。
まさに良作のインディーゲーム。

ストラテジー

Civilization4・5・6

ターンベース歴史シミュレーションの雄。
しかして当方、至高は4と言い続ける派。
でも、5や6がダメかと言われたらそんなこともない。

4は、システムが深いので理解するまでにちょっと時間を要するけど、理解してしまったら“後1ターン”が永久に終わらない感じ。
みんなでデススタック作って荒ぶろう。相手はアステカの帝王モンテスマこと、モンちゃんだ。ただし、4のSteam版は日本語がない。セツナイ。

5は、4を理解しやすくなるよう簡易にして戦闘もゴチャゴチャしないよう頑張った感じ。
みんなでデススタックがなくなった悲しみを乗り越えよう。当然ながら、八つ当たり相手はアステカの帝王モンテスマこと、モンちゃんだ。5は日本語があるから安心して下さい。

6は、5をベースに少し掘り下げて、DLCで新しい要素をぶち込んだ感じ。
一部デススタック的なモノが復活したけど、本家デススタックにはかなわない。こちらも日本語あるし、最近シーズンパスが発表された。シーズンパスはまだ遊んでないのでわからないけど、とりあえず2つ出ているDLCは入れないと話にならないので入れて遊びましょう。

なお、どのシリーズも世界史を専攻している受験生の役に立つ知識が多いけど、ハマると受験生は受験が危なくなる。レビューで「留年しました」は最高レベルの信用度だけど、その後の人生笑えなくなってしまうので注意しよう。

Age of Wonders III

戦闘に趣をおいたファンタジーストラテジー。
ファンタジーなCivilization(以下Civ)をする感じだけど、Civよりも内政は簡略化されている。
でも、戦闘はしっかりとできており、種族も多く実にファンタジーしていて楽しい。
好きなのはネクロマンサーさん。アンデッド王国作るぞーって気になれる。
civ4ファンにはファンタジーMOD“FFH2”に近しいと言えばわかるかもしれない。
公式の日本語はないけど日本語化MODがあるのでプレイには困らない。

Crusader Kings II
※日本語なし

中世ヨーロッパを舞台にした、一族を生きながらえさせるシミュレーション。
コアなシミュレーションファンを魅了し続けるパラドックス社の代表ゲーム(略してパラドゲー)の一つで、日本ではかつてサイバーフロントが発売してたけど、すでに解散しちゃったので完全な日本語版が出る可能性は低い。
ゲームとしてはとても複雑で、初見だと「何じゃこりゃ……」ってなる可能性が高い。
しかして、それを理解した先にあるのはまさにパラドゲーという沼にハマっていく亡者の如く。
一族を存続させるために、とことん非道になれる自分と巡り会える。中世ヨーロッパの貴族社会がなんたるか、なんかリアルさが垣間見えてしまう。
凄いゲーム。無料です。

XCOM: Enemy Unknown

エイリアンが襲来してきたので、精鋭部隊の指揮官になって部隊編成したり拠点強化したりと奮闘するシミュレーション。
序盤の厳しい立ち上がりから、どうやって部隊を成長させていくかまで、幅広く考え抜く必要がある。
そして、最終的にはエイリアンとどうにかこうにかやり合えるレベルまで到達していく様は、自分だけのサクセスストーリーだったのだと感じずにはいられない。
ちなみに2が最新作でそちらも面白いんだけど、僕は1の方が好き。

Age of Empires III: Complete Collection

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RTSの金字塔というか、代表格にして不動の人気作。AOEシリーズ3作目。
最近は2のリマスター版が出たけど、個人的には3の方が好き。
その理由は、大航海時代からちょい先くらいの時代がメインになっている事と、デッキ要素がなんだかんだと好きだったから。カードゲーム好きなので。
凄まじくハマり続けてしまい、日本を使う際は英雄の名前をお江戸で有名な三代目将軍様に変えて遊んでた。
白馬に乗って荒ぶる将軍様じゃない。

カードゲーム

Slay the Spire

デッキ構築型カードゲームとローグライクを融合させた傑作にして金字塔。
そもそもデッキ構築型カードゲームというのは、プレイヤー自身がカードを集めて(時には捨て)デッキを作り上げていくタイプのゲームを指す。
そこにローグライクな要素をぶち込んで、何度やってもゲーム体験が違うという代物に仕上げた傑物。難易度は高め。
カードゲームは、このゲームに影響を受けたであろうモノが非常に多い。
そういう意味でも金字塔である事に間違いはない。
気づいたら泥沼のように遊んでいるから気をつけて。

NEOVERSE

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ローグライクなデッキ構築型カードゲームに美女要素をぶち込んだモノ。
ぶっちゃけ、Slay the Spireフォロワーなゲーム。
とはいっても、すぐショップにアクセスできるので全体的に難易度は低くなっている。
ルールとキャラ・カードの特性が理解できれば、比較的労せずクリアはできる。
Slay the Spireより簡単なモノで達成感を得たい人向け。

Overdungeon

デッキ構築型なローグライクタワーディフェンスRTSガードゲーム。
ジャンルだけ見ると、なんぞソレ? と思うけど、Slay the Spireみたいなデッキ構築型のローグライク要素を持ちながらも、戦闘はカードを使ったタワーディフェンスをRTS風にするというモノ。
どのデッキを構築するかで戦略も大きく変わるけど、アルパカラッシュ、ひよこラッシュなどとにかくワラワラ感が本当に凄い。
心の中で、“PCが負荷にどれほど耐えられるのかが試されるゲーム”と呼んでいる。
ひよこラッシュ、強いぞ?

DIMENSION REIGN
早期アクセス

日本のスマホアプリなどを作っているScopeNextが、Steam参入として早期アクセス中のローグライクなデッキ構築型カードゲーム。
今のところ、Slay the Spireに似ているけどSlay the Spireよりも戦闘に爽快感があって、ルニックを装備する事で色んな効果を発動させることができる。
カードを出す順番、どの敵に使うか、どうやってダメージコントロールするのか、どう安全に戦うのかを試行錯誤するのが楽しい。
今後も、ジョブやカードが増えていく予定なのでみんな買って応援しようぜ!

Ratropolis
早期アクセス

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カードを選んで金銭得たり、人員強化しながら左右から敵が攻めてくる敵を防衛するタワーディフェンス的なデッキ構築型カードゲーム。
Kingdom的なモノをカードベースでやる、といっても良い。
何Wave耐えられるかが焦点なゲームで、1回のゲームが30分くらいで終わる。
まだ早期アクセス中なので、バランス次第で変化するかもしれない。

One Step From Eden

スピーディなデッキ構築型ローグライクアクション。
端的に言えば、Slay the Spireとロックマンエグゼを合体させてシューティングかと思えるような怒濤の弾幕攻撃を追加したような感じ。
凄く展開が早いしそれに慣れる必要があるけど、カードの使い方やタイミングが分かってくるとだんだん面白くなる。
カードゲームというよりは“カードゲーム要素入りのアクション”と言っても良いので、頑張って慣れよう。
当方、最初の2時間くらいは「わっけわかんねぇ……」を連呼しながらやり続けてた。セブンセンシズに目覚めたら楽しくなった。下手だけど。

ハクスラ

Grim Dawn

ハクスラ系ゲームの行き着く先の一つ。
職業を2つ選び、ステータスやスキルを向上させ、星座で火力を上げたり防御面強化したりする、キャラ育成の自由度が高いハクスラの名作。
気づいたら、何キャラも作ってる自分がいた。7キャラくらい作った気がする。DLCを入れると2つ職業が解禁されるので、もちろん導入した方が良い。
日本語は公式だけど有志の人たちが作っていて、DLCにも対応している。有志で翻訳して下さる神には感謝を申し上げる他ない。
ありがとうございます。

Co-op系

MONSTER HUNTER: WORLD(Iceborne含む)

説明不要。
旧来のモンハンより快適さがとても向上。あと、アイスボーンで追加されたワイヤーアクションがクソ楽しい。
敵が強くなっていくたびに、どの武器で遊んでもそこはかとない浪漫と脳汁が出そうな緊張感がある。
野良でやってると、上手い人と遭遇した時の感動と微妙なプレイをしてしまう自分のちっぽけさが身に染みる。極みに到達している人以外は、みんなでやれ。
嫌いなモンスターは今も昔もラージャン。(´・ω・`)
なお、当方の武器はチャアクと弓です。

Overcooked! 2

誰がなんと言おうと、カオスクッキングゲーム。
注文の品を時間までに調理して提供し、制限時間内に目標金額まで到達すればクリアという内容なんだけど、一人では厳しいゲームバランスなのでCo-opが前提。
しかして、一緒に遊ぶ人がいるだけでカオス。
誰が何を担当するのか、決める必要がある。意思疎通の大切さを知れ。
なお、2はオンラインに対応しているので、通話なしでプレイすると真のカオスが味わえる。

Monaco: What's Yours Is Mine
※日本語なし

完全に上から見下ろした視点(いわゆるトップビュー)でのステルスアクション。
各キャラには特技があって、どれを採用するかで攻略法も変わる。
Co-opに対応していて一緒に遊ぶ人があるととても面白くなるので是非誰かと遊んでみて欲しい。
そして、意思疎通の大切さを知って欲しい。

メトロイドヴァニア

Bloodstained: Ritual of the Night

現代に生きるヴァンパイアハンター……というか現世のゲームクリエイターにおいて恐らく皮の鞭が一番似合うであろう御仁ことIGAが作り上げた、新たなるメトロイドヴァニア。つまり、探索型アクション。
メトロイドヴァニアの名作として知られている「キャッスルヴァニア 月下の夜想曲」のまさにソレ。
作り上げた本人が、“月下の夜想曲”を完全新作として新しいモノに作り替えたと言って良い。
主人公のミリアムが、美人でクールっぽいのにクソ可愛いので遊んで。

ちょっと脇にそれたお話。
このゲームは他プラットフォームでも出てるけど、Steam版が一番良い。
特にNintendo Switch版はちょっと耐えられないレベル。
KickStarterキャンペーン出資者として、アレだけは度し難い。
Steam版が配られてなかったら発狂してたかもしれない。
Steam版やってなかったら評価がボロッカスだった恐れもあった。(´・ω・`)

MOMODORA 月下のレクイエム

ドット絵テイストな高難易度のメトロイドヴァニア。
非常によく描かれたドット絵なアクションとキャラ、良質サウンド、レベルデザインなど、非常に良い。そう時間もかからずして終わるのも評価できる。
新作の「Minoria」も良いんだけど、どちらかと言えばこっちのほうがオススメ。

Hollow Knight

ムシたちがなんか可愛いんだけど、荒廃した世界観で独特な雰囲気を醸し出す高難易度なメトロイドヴァニア。
結構死んで覚える系の戦闘で、死んで悔しいけどそのたびに上手くなるような気がする。
探索も楽しく、雰囲気が凄く良い。
リアルではムシが余り好きじゃないんだけど、ゲームなら何ら問題ないと改めて思い知らせてくれた。

Salt and Sanctuary

2Dダークソウルと評されるメトロイドヴァニア。
サンクチュアリがかがり火、Saltがソウル、と言っても良い。“塩を捧げよ。さすれば力が与えられん”的なノリ。
2Dでグラフィックはかなり独特だけど、職業や武器、ステータスを悩みながら自分にとって何が使い勝手がいいか、悩んでいるのさえ楽しくなってくる。

Dead Cells

ローグライクとメトロイドヴァニアを合わせたアクションの傑作。
動きが速く難易度も高いけど、徐々に上手くなっていく自分と出会える。
最終的には、急がず、慌てず、冷静にじっくり進むと、ある程度どうにかなる事を悟る。
ただし、ボス戦だけは気合いで乗り切るしかない。

Skul: The Hero Slayer
※早期アクセス

魔王城の警備担当スケルトン「スカル」になって、捕まった魔王を救出するためにバッタバッタ敵を倒すローグライクアクション。
自己強化が可能で、どの頭を付けて進むかを悩みながら、どれが強いか吟味していく楽しさがある。
早期アクセスなので、今後バランスが変わる恐れはあるけど、現時点でも十分楽しい。
Dead Cellsっぽいところが、と思ってたらDead Cellsとコラボしちゃった。

アクション

Middle-earth: Shadow of War

指輪物語ベースなストーリーで、軍隊を組織して砦を制圧し、敵を洗脳していくアクション。
操作性が良いとは言いがたいけど、ネメシスシステムによってMobキャラたちが敵味方関係なく成長していったり裏切ったりして、唯一無二の物語を提供してくれる。
あと砦攻め、クソ楽しい。
操作は慣れればある程度カバーできるようになるし、装備品等々が揃ってくると結構好き勝手に荒ぶる事ができる。
ただし狙撃してくるヤツ。おまえだけは許さない。

Vanquish

超ハイスピードのSFアクションシューター。
プラチナゲームズ制作で、展開が実にスピーディ。カバー、緊急回避、高速な移動、スローになるARモードと、凄くメリハリが付いている。
膝をついて加速できる、希有なゲーム。

My Friend Pedro

内なるバナナに導かれし謎のマスクマンとしてギャングたちとドンパチするステージクリア型なガンアクション。
二丁拳銃やスローを駆使して、どれだけスタイリッシュかつ素早くクリアできるかが試される。
最初のうちはなかなか上手く出来ないんだけど、気づいたらガッツリできるようになっている。
終盤の弾幕は辛かった。

One Finger Death Punch 2

左右から迫り来る敵をひたすら倒すだけの反射神経が試されるゲーム。
「ストーリーなんぞ皆無。ただひたすらにクリックし続けろ」と、心の師匠がそうつぶやきそうなくらい硬派な感じで、やり続けていると何かの境地に辿り着けそうな気がしてしまう。
実際、すげー上手くいっている時の自分は脳内から得体の知れない何かが分泌されている感が凄い。
もしかして自分は今、セブンセンシズかニュータイプに目覚めてるんじゃないか? と思えてくる。そして失敗する。ここまでがワンセット。
ゲームプレイ動画で人が写っているモノはほぼ興味がないんだけど、これだけはプレイしている人とゲーム画面をセットで見たいゲーム。

Downwell

井戸を落下していくローグライクジャンプアクション。
どんどん速度を上げながら落ちていくので、ガンブーツでの攻撃で速度をコントロールしながら先に進む。
反射神経が試されるし、シンプルながらに何度も楽しめる。
それがワンコインであそびたい放題の時代。凄い。

Shadow Tactics: Blades of the Shogun

海外開発な日本が舞台のステルスアクションストラテジー。
忍者・侍・芸者・罠師・狙撃手といったキャラを操作しながら各ステージクリアを目指すんだけど、硬派な作りで難易度は高め。
で、コントローラでやるかマウスでやるかでプレイ体験が結構違ってくる。
コントローラならステルスアクション感が強くなるし、マウス操作ならRTS感が出てくる。
どちらにせよ、難しくて面白いことに変わりはない。
ただし、我ら日本人にとってはメインキャラ以外のキャラクターの名前(敵キャラとか将軍とか)がどこか笑えてしまうので注意が必要。
あと“そのタイミングで切腹はないっしょ……”とツッコミたくなるけど、そこもひっくるめて楽しい。

ローグライク

Crypt of the NecroDancer

ターン制ローグライクとリズムゲームを融合させた驚異のローグライクアクション。
不思議のダンジョン系ターン制ローグライクといえば、行動する際にどう動くべきか慎重に吟味するけど、このゲームはそこにリズムゲーム要素をぶち込んだので、瞬時に判断しながらノリノリでやっていくしかないという鬼の所業。
しかして、リズムゲーム的要素なだけに音楽は凄く良いし、ついノリノリで動いてしまう。
そして、それがクッソ楽しい。
で、調子にのって考えるのを放棄して、最後はあっさりやられる。

Darkest Dungeon

“ストレス”をテーマにしたローグライクなダークファンタジーRPG。
ゲームとは、ストレス(精神負荷)とカタルシス(精神浄化)をバランス良く提示(ゲームバランス)する事で快感を得る娯楽。
で、このゲームは冒険でのストレスを扱うため色々とマゾ仕様なモノになっていて、そのマゾさからのストレスとカタルシスは、なんとも言えない達成感を与えてくれる。
が、クリアさせないためのストレスがマッハな雰囲気満載が凄い事に変わりはないので、結構人を選ぶ。

FTL: Faster Than Light

宇宙船で銀河を抜けるSFローグライクストラテジーの傑作。
イベントをこなしてリソースを増やし、宇宙船を強化しながら先に進むゲームだけど、戦闘は一時停止できるRTSなのでそれなりに考える事ができる。
インディーだけど“これぞローグライク!”という代表格。

Rogue Legacy

入城するたびに地形が変わる城を攻略するローグ“ライト”アクション。
プレイヤーは死ぬと世代交代をするんだけど、プラスマイナスの特徴を持った3キャラから選ぶ事になって、どう攻略していくべきかを考える必要がある。
そして、ゴールドを使って強化していく要素もある。
何代目でクリアしたのか、さっぱり覚えてないくらい世代交代しまくった記憶が今でもある。

Risk of Rain 2
※早期アクセス

マルチプレイ対応のローグライクTPS。
前作の2Dから3Dへと進化したことで、これまた良い意味でゲームが面白くなった。
まだ早期アクセス中で複数人時のルート等々バランスが怪しい部分もあるけど、しっかり古典的なローグライク感がある。
フレンドがいればさらに楽しめそうなんだけど、僕は一人で黙々とやり続けます。
なお、近いうちに早期アクセスを抜けるそうなので、今が買いです。

Wizard of Legend

スピード感溢れる魔法メインなローグライクアクション。
魔法の種類がかなり多彩で、どの組み合わせで試練に挑むのかと、回復手段が乏しいのでそこをどうカバーするのかの2点が最重要なゲーム。
で、難易度が高いので凄く大変。オフラインCo-opが出来るので、一緒にやれる人がいるなら一緒にやったほうが確実に良いと言えるレベル。
でも魔法がクソカッコいいから、つい一人でも遊んじゃう。

Tangledeep

ターン制ローグライクにジョブ要素とハクスラ要素をぶち込んでディアブロ的なスキル要素も入れ込んだ感じのダンジョンクロウル。
ローグライクといっても不思議のダンジョン系ではなく、一度生成されたマップをどう攻略するかにスポットを当てている。
ジョブとハクスラ、スキル要素が上手く仕上がっていて、「ぼくがおもうさいきょうのすきるとそうびこうせい」を考え出してしまう。

タワーディフェンス

Dungeon Warfare 2

見下ろし型2Dタワーディフェンスの傑作。
何が良いって、タワーディフェンスなのに爽快感があること。
敵をバッタバッタなぎ倒していく様は、まさに自分がダンジョンの王になった気分になれる。
最高でしょ、端的にいって。

Kingdom Rushシリーズ

王道中の王道をひた走る2Dタワーディフェンス。
固定位置にタワーを建てるタイプのモノだけど、どのタワーで迎撃するのかと英雄をどうコントロールするのかがポイント。
レベルもあって、どのシリーズもやりがいがある。
配信当初は日本語があったりなかったりしたけど、今は全部正式サポートしてる。

X-Morph:Defense

タワーディフェンスとシューティングを合わせた傑作。
シューティングはオマケ、ということではなく、どうやって戦うのか自機を含めて考えるのがすげー楽しい。
世界観がそこはかとない特撮的な雰囲気も嫌いじゃない。
唯一許せなかったのは、買った当初ラスボス戦で勝利直後にゲームが落ちるという不具合に遭遇してクリアできなかったこと。
今はクリアできたけど、今でも同志たちが同じ目に遭わないかハラハラしてしまう。
面白いから許すけど。

アドベンチャー

STEINS;GATE
STEINS;GATE ELITE

2009年に日本で生まれた、秋葉原を舞台にした奇跡のような傑作アドベンチャー(ビジュアルノベル)。
かつての2chや厨二病に抵抗がなければ、やって損をすることはない。
余りの内容の面白さに、2日間一睡もせずに駆け抜けざるを得なかった。
「全ては運命石の扉(シュタインズゲート)の選択」だったんだ、と今でも信じて疑わない。
このゲームの話題をみるたびに思うのは、いつの日か自分がこのゲームの内容を忘れた時、もう一度必ず遊ぶんだということ。
問題は、遊んでからすでに10年近く経っているのに、未だ内容の大半を覚えているということ。

VA-11 Hall-A

ディストピアかつサイバーパンクな世界で、バーテンダーになってカクテルを提供するビジュアルノベル。
話の分岐はカクテルなので、どういったモノを提供するかで変化するという少しクセがある。
しかして、客との話が面白くてつい読みふけってしまうモノで、気づいたらクリアまで駆け抜けていた。
色んな人(?)がいて良いんです。

Life is Strange

高校生のマックスがひょんなこと(?)から時間を巻き戻す力を手に入れ、かつての親友クロエと再会し失踪事件を調べることになるアドベンチャー。
自分の選択が物語に影響を与えていくゲームなので、当然ながら自分の選択の結末を見る事になるし、「プレイヤーが物語に介入する」事で没入感がすごいことになる。
と、それはさておき、マックスとクロエの友情的なモノが凄く良くて青春みたいなモノを感じてしまう。人生には甘いも苦いもあって、それでも人は生きていくんだ。
なお、これまた2より1のほうが好き。

Doki Doki Literature Club!
※非公式日本語化パッチ有り

4人の美少女がいる文芸部に入部してドキドキする美少女ゲーム(ビジュアルノベル)……の皮を被った何か。
ネタバレ厳禁なゲームだし、無料だからとりあえず遊べば良い。遊べば分かる。僕が言いたかったことは。

その他

FlowScape

箱庭で自分だけのファンタジー世界を作るシミュレーター。
ゲームというより、ツール。
いやほんと、コレ凄い。ファンタジーファンはもちろんのこと、ファンタジーな物書きさんもシチュエーションを客観的に見たいとか思ったら、コレで作れてしまう。
大変クリエイティブなツールなので、ファンタジーな場面を作りたい人は是非に突撃すべき。


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