葬送のフリーレン 第1話 「冒険のおわり」
以下は基本的に第1話視聴完了時点で判明している情報のみ記載し、先の展開をネタバレしないようにしていす。
登場人物
フリーレン
ヒンメルをリーダーとする勇者パーティーに魔法使いとして参加し、人類の敵である魔王を倒した。千年以上生きると言われる「エルフ」であるため、時間の長さに関する感覚が人間と大きく異なり、感情の起伏も小さい。魔法の収集が趣味で、不用意に宝箱を開けてはミミックに食われかける。
CV: 種﨑 敦美 (たねざき あつみ)
リメイク版ダイの大冒険:ダイ役、など
ヒンメル
勇者パーティーのリーダー。種族は人間。フリーレン達を旅の仲間として集め、魔王を討伐した。人当たりがよく穏やかで、冗談も好むフランクな性格だが、銅像より本人の方がイケメンと言うなど、ややナルシストな側面も。
CV: 岡本 信彦 (おかもと のぶひこ)
リメイク版ダイの大冒険: 北の勇者ノヴァ役、など
石見舞菜香、長谷川育美らが所属する声優事務所「ラクーンドッグ」の代表取締役
ハイター
ヒンメルの勇者パーティーの僧侶。種族は人間。聖職者にも関わらず無類の酒好きで、魔王討伐の旅の最中でも二日酔いで使い物にならなくなることがしばしば。
CV: 東地 宏樹 (とうち ひろき)
リメイク版ダイの大冒険: ロン・ベルク役、など
洋画の吹き替え担当も多数
アイゼン
ヒンメルの勇者パーティーの戦士。種族はドワーフ。エルフほどではないが人間に比べると長命(数百年レベル)で、身体が非常に頑丈で力が強いという特徴を持っている。寡黙な常識人だが、ヒンメル達の中ではツッコミ役。
CV: 上田燿司 (うえだ ようじ)
ジョジョの奇妙な冒険: スピードワゴン役、機動戦士ガンダム水星の魔女: ケナンジ役、など
洋画の吹き替え担当も多数
フェルン
ハイターに拾われ、育てられている戦災孤児。種族は人間。魔法の才能があり、一人前になるための修行を重ねている。
CV: 市ノ瀬 加那 (いちのせ かな)
機動戦士ガンダム水星の魔女: スレッタ・マーキュリー役、など
あらすじ
ヒンメル達一行は10年にわたる旅の末に魔王を討伐し、王都に凱旋。4人で旅の思い出を語り合っている最中、50年に一度の周期で訪れるというエーラ流星を見る。フリーレンは「町中では流星があまり綺麗に見えない。次（50年後）はもっと綺麗に見える場所に案内する」と気楽に言い、気ままな魔法集めの旅に出るため一行と分かれる。
季節は幾たびも巡り、フリーレンはふとしたことからヒンメル達と流星を見る約束の日が近いことを思い出し、王都に帰還する。50年ぶりに再会したヒンメルはすっかり老いた風貌になっていたが、他の仲間も集まり、流星が見える地に至るまでの一週間の旅で、かつての思い出を懐かしんだ。
美しい流星を仲間達と見た日から程なくしてヒンメルは天寿を全うし、王都では盛大な葬儀が行われた。感情の乏しいフリーレンは葬儀にも当初は淡々と臨んでいたが、ヒンメルの死を実感するにつれ、自分があまりにもヒンメルのことを理解していなかったと激しく後悔し涙を流した。そしてフリーレンは、新たな旅の目的に「人間を知ること」を加え、ハイター、アイゼンにも別れを告げ、再び一人旅に出る。
さらに時は流れ、ヒンメルの死から20年後。聖都郊外を訪れたフリーレンは道に迷っている所で一人の少女に出会う。来訪の目的はハイターの墓に酒を供えることであったが、少女に案内された先でハイターは生きていた。
少女の名はフェルンと言い、ハイターが引き取って育てている元戦災孤児だった。ハイターは彼女に魔法の素質があると言い、フリーレンの弟子にしてほしいと頼むが、フリーレンは未熟な魔法使い見習いを危険な旅に連れて行くリスクを理由にそれを断る。それでは代わりに、とハイター頼んだのは「不死の魔法」の秘密が記されているという魔法書の解読。フリーレンはその真偽に疑問を抱きつつも5、6年もあれば解読できるだろうと引き受ける。さらにハイターは、魔法書解読のために滞在する間はフェルンの修行を見てほしいと頼み、フリーレンはそのくらいならばと承諾した。
そのフェルンは、断崖の向こうにある大岩を魔法で打ち抜く修行をしていたが、その才能はフリーレンですら感嘆するほど非凡なものであった。魔法は好き？との質問にフェルンは「ほどほどでございます」と答え、フリーレンは「私と同じだ」と微笑んだ。
補足情報
種族について
ヒンメル、ハイター、フェルンのような「人間」、フリーレンのような「エルフ」、アイゼンのような「ドワーフ」といった異なる種族が存在し、その特性ゆえに価値観のズレもあるが、交流や共同生活は可能。これらの種を総称する場合は「人類」と呼ぶ。
勇者について
本作において「勇者」とは、魔王やその配下の魔族と戦うことを志願した者のことであり、ヒンメル以外にも「勇者」は存在する。フリーレンが「王様は旅立ちの時に銅貨10枚しかくれなかった」と愚痴っていたが、それはヒンメル以前にも沢山の「勇者」が旅立っては挫折していたために、だんだん扱いが粗略になっていったことが理由。ゲームのRPGで最初の城で会う王様がくれる支度金と装備がしょぼいというネタのオマージュでもある。
主題歌について
第一期の主題歌は、YOASOBIの「勇者」。
第一話の内容を踏まえた上で、再度歌詞をじっくり楽しんでみましょう。
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