藤原伊房と契丹(遼)

日本と契丹(遼)の関係は、ほぼない、とされている。

ほぼない、と云うことは少しはあったと云うことで、記録に残る例としては、大宰権帥の藤原伊房(1030-1096)が職権を濫用して遼と私貿易をしたのがバレて、解職、降格されていると云う。

他にも、民間貿易はあったのだろう。

「チャイナ」の語源は、秦だと云われている。
契丹はロシアに近いので、ロシア語の中国を表す語は契丹に由来する。
キャセイパシフィック航空の「キャセイ」とは契丹のことであり、中国のことである。

キャセイパシフィック航空は香港の航空会社なので、日本の会社が奇を衒って「日本」とか「ジャパン」ではなく、「ヤポニヤ」とか「リーベン」とか名付ける様なものなのか。




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