大学生の自分に伝えたいこと 「学生のうちに電験三種をとりましょう」

過去の自分に伝えたいこと。

人それぞれありますよね?

今の自分がとても苦しんでいる、でもそれは過去の自分が少し努力していれば起こりえなかったこと。

でもそれは未来だからわかることであって、過去の自分が悪いわけではないのですよ。

とはいえやっぱりあの時ああしていれば…。

そんなことを思ってしまう今日この頃。


今回あえて過去の自分に伝えたいこと、まとめてみます。

きっと共感頂けると思います。

下記ご覧ください。

専門性を深めるよりも幅広く学ぶべき

理系あるあるですが、学生はただただ研究にのめり込みます。

周囲、大学教授、内定先の人事までもがそれが当たり前だという風潮を作りだします。

今までの義務教育などでもそうでしたが「一つのことにのめり込むのは格好いい。青春だ。すばらしいことだ。」そんな常識が世の中に蔓延っています。

でも僕は断固反対します。

学生時代は広く薄く学ぶべきだと思うのです。


電気工学というのものはそもそも守備範囲がとても広いです。

電気工学、電子工学、情報工学、材料などなど。

上記の中でも強電と弱電でも考え方は全く異なってきますし、低周波と高周波でも全く異なってきます。

そもそもまだ学生なので基礎を固めるべきだと思うのです。

様々な知識の下地を作ることは将来の成長に繋がります。


例えば電気主任技術者の守備範囲。

それは主に強電となります。

ですので電気主任技術者を目指す学生、もしくは将来的に目指すことになった社会人エンジニアは強電を勉強することになるかと思います。

ですが、電気主任技術者は施設全体を保安しなければなりません。

そうすると試験にはあまり出てきませんが、情報工学の知識が必要になる場面もあるかもしれません。

通信規格だったり、変調方式などの知識が必要になる場面もあるかもしれません。

通信に必要なケーブル、その適切な物を選定して手配する必要もあるかもしれません。

そうなると多少の材料知識も必要になってくるかもしれませんね。

またさらにケーブルと接続するための半導体デバイスの知識も必要となるかもしれません。


このように将来エンジニアとして働く際には広い知識が必要となってきます。

「では将来になったら勉強すれば良いのでは!?」かとも、思いますよね?

違うのです。

過去に一度でも勉強してから臨むと吸収力が全く違うのですよ。

効率が全く異なります。

社会人はとにかく時間がありません。

学生時代に少しでも積み上げていれば、結果は異なってきます。


勉強って最初の一歩、きっかけ、とっかかりを作るのが大変だったりします。

何をするにも動きやすい若い時期にそれをクリアしておけば後々楽なのです。


また吸収力が異なってくるとなれば、またさらに他のことを学ぶ、仕事に取り掛かる、としてトライできる回数ももちろん増えてくるわけです。


以上の様に様々な点から、将来の可能性を広げ、また成長を促進してくれます。

だからもっと勉強しておくべきだったのですよ泣?


たくさん言いましたが、実はまだ言いたいことはあるのです。

下記ご覧ください。

学生あるある「希望の職種を研究開発に!」一辺倒を辞めましょう

思い当たる節ないでしょうか?

理系大学生、ほとんどと言っていいでしょう。

まあ大学を卒業するタイミングの集大成として行うのが卒業研究ですからね…。

大学ってそもそも研究を行うための高等機関ですから。

一般的にも理系の人って白衣着てビーカー振ってるイメージですし。

ましてや大学院という研究をさらに延長して行う環境も用意されています。

僕も進学してしまったわけですし…。

しかもとても楽しく、気持ちがただただ高まっていました。


とはいえです!

「研究が楽しいから、就職しても同じ様に研究職となってやっていくんだ!」

そんなのはダメです、最悪なのです。

悪いとは言いませんが、良くはないのです。

希望を持って何かを目指すというのは悪くはないです。

ですが、それ一つだけを目指すというのは視野が狭く、可能性を狭めてしまい、とても良くないことなのです。


僕の例を挙げます。

僕は就職したら絶対研究開発職になると決めていました。

そうなると必然と電気科が研究開発職になることができない会社は就職する枠が外れる訳です。

例を挙げれば、薬品メーカー、食品メーカーなどなど。

他にもあるかもしれませんがまあこういう会社だと認識ください。

薬学部やバイオ系の人間が着手しますよね。

電気科が入社しても生産ラインの設計一択なのです。

だからそんなところに入社なんてしません!!


はい。

これが今考えれば間違っているのです。

今考えれば、こんな大きな可能性をみすみす捨てていたのです…。

電気しか習っていない僕が、薬学や食品の知識に触れることができたいたのかもしれないのですから…。

いやいや恐ろしい話です。

就職しないにせよ、説明会や工場見学に行っていたら何か僕の人生に影響を及ぼしていた可能性もあります。

ああ、行ってみたかったですよ本当。

今からでも行ってみようか…。

いや行ってみます!!

でも学生時代にいくのと、今行くのでは得られるもののレベルが違いますよ本当に…。


今現在の人生に強い後悔があるわけではないですが、人間は欲深い生き物なのです。

様々な選択肢からベストな選択をしたかった、と強く思う時もあります。


では次ですが、僕としては一番言いたかったことになります。

下記ご覧ください。

学生時代は時間あるので電験三種を取得しましょう

まあこれですね。

電気科、しかも大学院卒。

僕は研究が好きでとても熱心に打ち込んでいました。

それでも時間ありますよ本当に!!

所詮は学生ですので、少しの努力でいくらでも時間はあります。

なんで勉強しなかった!?

なんで取らなかった!?

いや本当、電験三種くらいは学生時代にとっておくべきだと思いますよ。

難しいですが学生時代6年間あるのだから電験三種くらいは取れると思います!


社会人大変ですよ!?

学生時代は「社会人て研究しながらお金もらえるなんて最高じゃーん」的なことを考えておりました。

いや本当馬鹿でした、本当に…。

時間も勉強をするためのメンタルもとても足りない…。


僕は学生時代、準備にとても時間のかかる研究をしていました。

研究室に宿泊することもしばしば。

それでも所詮は学生ですから…。

楽なものでしたよ。

待ち時間はボーッとしたり、ゲームしたり、周囲と戯れたり…。


今なんて、ない時間を無理やり作ってなんとか勉強しているのに。

通勤中運転しながらYouTubeで電験合格先生の動画を聴いたり、仕事の隙間時間にスマホで勉強したり。

もう必死でした。

叶うものなら、あの時の時間を返してもらいたい気持ちですよ。

お金払いますよ?

そうすればもっと有意義ば人生を送れていましたよ泣


もし学生時代に電験三種を取得していれば就職してすぐ設備屋さんになったでしょう。

研究開発志望でしたので嫌がったでしょうが…。

とはいえ、周囲からはとても期待されチヤホヤされるでしょうからすぐに気は変わったでしょう。

そしてさらに、新卒から電験三種を持った上で設備屋さんとしてのキャリアを踏めば、もしかしたら僕も今ごろGAFAで年収ウン千万円だったかもしれません…。

また、もちろん言うまでもなく今ごろ電験二種保有者でしょう。

もしかしたら一段上の神の領域かも…。

そんな夢物語まで想像してしまいます。


そしてさらにその状態で今の時代を迎えれば、現在の発信活動もさらに上のクオリティで行うことができたでしょう。

過去問の解説などもしたりして。

想像するだけで楽しいですね。


とはいえ、本当にあの時の自分に伝えることはできませんがね。

内容は以上となります。

共感はしていただけたでしょうか?


それでは。

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