見出し画像

№779 問題解決をすぐにするな

ボクは何か難しい問題にぶちあたったときは、 
とにかく「すぐに解決しようと思うな」と、
自分に言い聞かせます。

焦って解決法を見出そうとするのは、
所詮は、その問題から逃げたい一心の表われにすぎません。

どうせロクな思いつきが浮かばないのは知っています。

そこでまずは「焦ってもしょうがない!」と開き直るところから始めるのです。

では、どうするかと言いますと、まずは寝ちゃいます。

今日はそれを放っておくつもりで、
一晩その問題についてアレコレと考えを巡らせます。

このとき、コツがあります。

それは「問題のすべてを考えない」こと。

問題の半分くらいだけを、お布団の中で考えるのです。

たとえば「この問題で、とくに厄介なのはココだ」と突き止めたなら、
そこで取り敢えず考えるのをやめてしまう。

あるいは、「こういう方法でやればよかったかな」と別のやり方を一つ思いついたら、
もうそれ以上は考えないでおく。

そして、朝を待つのです。

翌朝、太陽の光を浴びて気持ちをリフレッシュさせて、
布団のなかで考えたことの「続き」、問題のもう半分について考える。

すると「あの厄介な点は、こうすれば良くなるじゃないか!!」とか
「考え直してみれば、昨晩思いついた方法よりもっと良い方法があるぞー!」といったように、
夜のあいだは閃かなかったアイディアが不思議とわいてくるものです。

夜から朝へ、
暗いところから明るいところへとシフトする二段構えの思考。

これで、より良い問題の解決法を生み出せます。

こうなってのち、それを的確に実行に移せば、
大抵の問題は良い方向へ導いていけます。

いずれにせよ問題は、
すぐ解決しようとする焦りが本当は一番の禁物だよね!とボクは言いたいわけです。

サポートしてくださったらメチャクチャ歓びます! 取材の際の電車賃に使わさせて頂きます!