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二桁人気激走馬回顧録(中央競馬4/8、9開催分)

4/8~4/9の両日に行われた中央競馬(福島・中山・阪神競馬場)
二桁人気馬(10~18番人気馬)の激走を振り返ります

なんと、2日間で19頭の激走
3場開催72レース中、19レース19頭
約26.4%の割合でした(4レースに一度)

平均出現率より高い数値でした

ちなみに前週は、2場開催2日間で48レース中、6レース6頭
約12.5%の割合でした

こういうこともあるのです

何事も予習・復習が大事




4/8(土)

福島競馬場

 ダンツイノーバ  15番人気3着入線 単勝オッズ177.6

10R 花見山特別
4歳以上2勝クラス 混合、定量
芝1,200メートル 
馬番13 牝6歳
父:メイショウボーラー
母:サイレントイヴ

騎手:秋山真一郎

調教評価(某新聞社):一叩き必要
関係者コメント:速い流れに対応できるか
某新聞社印:無印

前 走:2022年12月4日 阪神競馬場 
3歳以上2勝 芝1,400メートル 
騎手:秋山真一郎  12番人気 7着

前々走:2022年11月12日 阪神競馬場
3歳上2勝 芝1,400メートル
騎手:和田翼 9番人気 11着

【レース回顧】
 13番ゲートイン。まずまずのスタートも後方につける。3コーナーからいい手応えで上昇、4コーナーでは7~8番手で直線へ。直線でも手応え良く、突き抜けるかと思われたが最後の決め手で劣り3着入線。最後までよく伸びていた

【デンエン評価】
 4ヶ月休養明けで距離を短縮して参戦。福島コースも距離1,200メートルも初挑戦。休養でよほど体調が良かったのだろう。道中しっかり溜めた効果なのか、3コーナー周辺からの足色は他馬を圧倒していた。初コース初距離が良い方に出たとしか考えられない



 ブラックアーメット 11番人気1着入線 単勝オッズ28.7

11R 吾妻小富士ステークス 
4歳以上オープン ハンデ
ダート1,700メートル 
馬番10 牡5歳
父:ブラックタイド
母:カチューシャ

騎手:泉谷楓真

調教評価(某新聞社):幾分重い
関係者コメント:昨年も好走の条件。折り合って運べれば
某新聞社印:◎1,△3

前 走:2022年8月7日 札幌競馬場 
エルムS GⅢ  ダート1,700メートル 
騎手:角田大和 11番人気 7着

前々走:2022年7月9日 函館競馬場 
マリーンS ダート1,700メートル
騎手:藤岡佑介 4番人気 8着

【レース回顧】
 10番ゲートイン。まずまずスタートで中団につける。向こう正面では馬群が密集ぎみ。泉谷騎手は手を動かしていたが、手応え悪く見られた。それでも後方に下がることなく5番手で直線へ。馬の間を割ってジリジリ伸びる。懸命の手綱さばきに馬は良く応え1着入線

【デンエン評価】
 長期8ヶ月休養明けの一戦。前走は重賞で7着、2走前は8着。若干、下降気味にみられたが、3走前以前は堅実な走りをしていた。11番人気は落ちすぎた感がある。11番人気でも28.7の単勝オッズだったことからも混戦であった。普通に狙える馬であったことはいうまでもないだろう



阪神競馬場

 メイショウホウセン 10番人気3着入線 単勝オッズ54.2

3R 3歳未勝利
ダート1,400メートル 
馬番3 牡3歳
父:ホッコータルマエ
母:プラッキーエリーナ

騎手:藤岡康太

調教評価(某新聞社):重めも気配上向く
関係者コメント:気性的には短い方が良さそう
某新聞社印:△3

前 走:2022年12月3日 阪神競馬場 
2歳新馬  ダート1,800メートル 
騎手:武豊 4番人気 8着

【レース回顧】
 3番ゲートイン。スタート遅れ気味も徐々に加速、好位につける。3~4コーナーでも我慢し、7番手あたりで直線へ。進路を外に出し前が大きく開く。際だった足はなかったがジリジリ伸び3着入線

【デンエン評価】
 オッズ的には三つ巴の一戦だった。勝ち馬は一番人気で他馬を圧倒していた。この馬も4ヶ月休養明け、長期休養明けの馬の好走が目立った週だった。前走は4番人気の8着。4番人気になるほどの力はあったのだろう。関係者コメントより距離を短縮した成果が表れたのか?勝ち馬は強かったが相手関係にも恵まれたのかもしれない

 サブライムアンセム 10番人気2着入線 単勝オッズ43.0

11R サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスGⅡ
芝1,600メートル 
馬番1 牝4歳
父:ロードカナロア
母:パストフォリア

騎手:岩田望来

調教評価(某新聞社):中間は入念
関係者コメント:発馬決め、溜がきけばマイルはこなせる
某新聞社印:〇1,△2

前 走:2023年2月18日 阪神競馬場 
京都牝馬S GⅢ  芝1,400メートル
騎手:岩田望来 5番人気 15着

前々走:2022年12月17日 中山競馬場 
ターコイズS GⅢ 芝1,600メートル
騎手:岩田望来 5番人気 6着

【レース回顧】
 1番ゲートイン。スタートが良かった。先行し2~3番手で運ぶ。折り合いに欠けていたようにみられ、3コーナーで失速ぎみの4番手で直線へ。岩田騎手は無理に外に出さず内を狙ったが進路がうまくとれない。それでも空いたすきに外に出し2着入線

【デンエン評価】
 三連単100万円超えの大波乱レースとなった。馬券に絡んだ3頭はいずれも先行した組であり、やはり走行有利といわざるを得ない。当馬は前走出遅れ、全々走は前塞がりと本来の力を出し切れてなかったのだろう。何といってもフィリーズレビュー勝ち馬。1,600メートルでも勝っており、十分に狙える馬であった。前走の大敗で10番人気となったのだろうが、自分の目でしっかり馬を見極めたいものだ

中山競馬場

 ダイシンウィット 14番人気2着入線 単勝オッズ209.1

9R 葛飾特別
4歳以上2勝クラス 混合
ダート1,200メートル 
馬番6 牡6歳
父:サウスヴィグラス
母:クイーンオブライフ

騎手:武藤雅

調教評価(某新聞社):鋭さ一息、使いながら
関係者コメント:だいぶ元気は出てきたが
某新聞社印:△1

前 走:2023年1月21日 中京競馬場
4歳以上2勝クラス  ダート1,400メートル 
騎手:鮫島克駿 16番人気 16着

前々走:2023年1月5日 中山競馬場
4歳以上2勝クラス ダート1,200メートル
騎手:大野拓弥 11番人気 9着

【レース回顧】
 6番ゲートイン。スタート良く先行4~5番手につける。道中も気分よく走っているように見え、そのまま5番手で直線へ。勝ち馬には及ばなかったがジリジリ伸び2着入線

デンエン評価】
 さすがに近走の成績ではなかなか手が出しずらい。中山ダートは1着2回、2着3回、3着1回と得意にしているコースだったがここ3走も着外が続き、まさかここで?そんな感じだった。さて、勝因は何だろう?まずはスタートか。あとは初騎乗だった武藤騎手。得意だった中山コース。それくらいしか思いつかない


 シュバルツカイザー 12番人気2着入線 単勝オッズ90.1

10R 
船橋ステークス 4歳以上3勝クラス 混合
芝1,200メートル 
馬番3 せん5歳
父:Dark Ange
母:Fashionable

騎手:大野拓弥

調教評価(某新聞社):態勢は整う
関係者コメント:去勢したがそう変わらず
某新聞社印:無印

前 走:2022年11月26日 東京競馬場 
シャングリラステークス 3歳以上3勝クラス  ダート1,400メートル
騎手:大野拓弥 5番人気 13着

前々走:2022年10月1日 中山競馬場 
秋風ステークス 3歳以上3勝クラス 芝1,600メートル
騎手:田辺裕信 9番人気 15着


【レース回顧】
 3番ゲートイン。まずまずのスタートで内枠をいかし、先行4番手につける。楽な感じで走り3コーナーでは3番手も4コーナーでは4番手に下げ、失速するかと思われた。しかし、直線でも良く伸び、ゴール寸前まで勢い止まらず惜しい2着入線

【デンエン評価】
 この馬も4ヶ月の去勢放牧明け。前2走は二桁着順と大きく人気を裏切っていた。距離1,200メートルは初挑戦。前走のダート1,400メートルとは、条件を変えての一戦。勝因は去勢効果だったのか?中山で2勝していた。コースの相性だったのか?近走成績が振るわなかったが、実力は持っていたはず。長期休養を挟む馬の取捨は難しい


4/9(日)

福島競馬場

 キャルキューレ  11番人気3着入線 単勝オッズ51.7

5R 3歳未勝利
若手騎手
芝1,200メートル 
馬番3 牝3歳
父:ミッキーアイル
母:プレリュードフィズ

騎手:大久保友雅

調教評価(某新聞社):好仕上がり
関係者コメント:動きも良化、3キロ減と1,200メートルで
某新聞社印:△1

前 走:2022年12月3日 中山競馬場 
2歳未勝利 芝1,600メートル 
騎手:H.ドイル 13番人気 13着

前々走:2022年11月12日 東京競馬場
2歳新馬 芝1,600メートル
騎手:H.ドイル 8番人気 4着

【レース回顧】
 3番ゲートイン。まずまずのスタートで先行、5~6番手につける。3コーナあたりから大久保騎手は手を動かし、ちょっと早い仕掛けに見えた。しかし、馬は応え先行のまま直線へ。直線では内を突く。結局、後続馬の出番はなく3着入線

【デンエン評価】
 1,200メートルの短距離戦。やはり先行できたことが3着入線の大きな要因だろう。この馬も4ヶ月休養明けの一戦。前走は先行できず後方のままの競馬。人気どおりの13着大敗だった。距離を短縮して臨んだ一戦。減量ジョッキー+距離短縮+先行が好走の要因だろう


 タマモメガジョッキ  10番人気3着入線 単勝オッズ47.0

6R 3歳未勝利
ダート1,150メートル 
馬番5 牡3歳
父:デクラレーションオブウォー
母:チャームポット

騎手:小沢大仁

調教評価(某新聞社):ビッシリと攻める
関係者コメント:福島コースは合うはず
某新聞社印:▲1,△5

前 走:2023年3月18日 阪神競馬場 
3歳未勝利 ダート1,200メートル 
騎手:小沢大仁 13番人気 5着

前々走:2023年2月22日 笠松競馬場
仲春特別 ダート1,400メートル
岡部誠 7着

【レース回顧】
 5番ゲートイン。小沢騎手はスタート直後から常に手を動かしているように見えた。先行したかったのだろう。しかし馬は思うように走ってくれない。結局7~8番手で直線に入った。あれだけ手を動かすと直線伸びないケースが多いのだが、ムチに応えて加速。3着入線となった

【デンエン評価】
 この馬はズブいのだろう。あれだけ手を動かしたにもかかわらず、遊んでいたのかもしれない。しかしゴール直前のムチには応えた。伸びは良かった。まだ3歳の牡馬。もしかして、ただならぬ馬かもしれないので次走以降も注目した方がいいのかもしれない


 ウィズサクセス  11番人気1着入線 単勝オッズ32.7

11R モルガナイトステークス
4歳以上オープン
芝1,200メートル 
馬番7 牡6歳
父:Siyouni
母:Viz

騎手:武藤雅

調教評価(某新聞社):仕上がる
関係者コメント:大型で休み明けの分どうか
某新聞社印:無印

前 走:2022年10月9日 阪神競馬場 
オパールステークスL 芝1,200メートル 
騎手:藤岡佑介 12番人気 7着

前々走:2022年8月14日 札幌競馬場
UHB賞 芝1,200メートル
騎手:岩田康成 3番人気 10着

【レース回顧】
 7番ゲートイン。それほどいいスタートではなかったが、楽な感じでハナをきる。道中も楽な感じでハナを保ったまま、後続を引きつけ直線へ。足は使っていなかった。直線でも伸び後続を寄せつけつなかった

【デンエン評価】
 この馬も6ヶ月長期休養明け。この馬は休み明けの方がいいのだろう。3ヶ月以上の休み明けのレースでは2着2回。叩き2走目では5戦4勝と好走。前走7着、前々走10着と振るわなかったが3走前以前は好走が続いていた。11番人気で32.7のオッズ。混戦の一戦で拾えない馬ではなかっただろう


 ビートザレコード  14番人気3着入線 単勝オッズ88.1

12R 
4歳以上1勝クラス
芝2,000メートル 
馬番2 牡4歳
父:ジャスタウェイ
母:ビートリックスキッド

騎手:菊沢一樹

調教評価(某新聞社):仕上がる
関係者コメント:大きな差はない
某新聞社印:無印

前 走:2022年11月12日 福島競馬場 
3歳以上1勝クラス 芝2,600メートル 
騎手:横山琉人 12番人気 12着

前々走:2022年10月29日 新潟競馬場
萬代橋特別 芝2,400メートル
騎手:横山琉人 12番人気 10着

【レース回顧】
 2番ゲートイン。まずまずスタート。慌てずゆったり走りそれでも中団につける。内ラチ沿いを走り続け、3コーナー辺りから徐々に加速。直線でも内を走っていたがちょっと外に進路を変え伸びきった

【デンエン評価】
 しっかり足を溜めたことが良かったのだろう。しかし、同じ脚質で結果が出なかった前2走からなかなか好走を予想するのは難しい。この馬も5ヶ月の休養明けでそれも良い方に出たのだろう。初コース・菊沢騎手初騎乗も好走の要因だったのかもしれない


阪神競馬場

 パサージュ  14番人気3着入線 単勝オッズ192.6

4R 
3歳未勝利 混合
芝1,400メートル 
馬番12 牝3歳
父:ダノンバラード
母:アメリカンドミンゴ

騎手:松若風馬

調教評価(某新聞社):一叩きされてから
関係者コメント:仕上がり早だし気性も前向き
某新聞社印:無印

前 走:なし 

【レース回顧】
 12番ゲートイン。スタートでちょっと出遅れたが中団につける。我慢して外目を走り続け、楽な感じで3~4コーナーへ。直前に入る頃は手応えがよく見えた。直前では大外に出し、最後まで伸びきり3着入線

【デンエン評価】
 フルゲート18頭立てのレース。その中で8頭いる初出走組の1頭だった。新馬戦や初出走組は情報量が少なく、何を持って馬券の組み立てを考えればいいのだろう?調教や関係者コメントもそこまでいいものではない。新聞の印も無印で、オッズは印に影響されやすいと言わざるおえない


 ロードドミニオン  11番人気2着入線 単勝オッズ80.6

6R 
4歳以上1勝クラス
ダート1,200メートル 
馬番9 せん6歳
父:ロードカナロア
母:サウンドオブハート

騎手:川須栄彦

調教評価(某新聞社):前走以上には
関係者コメント:背腰の動きは良くなった
某新聞社印:△3

前 走:2023年3月19日 阪神競馬場 
4歳以上1勝クラス ダート1,200メートル 
騎手:川須栄彦 9番人気 7着

前々走:2022年12月10日 阪神競馬場
3歳以上1勝クラス ダート1,200メートル
騎手:川須栄彦 8番人気 11着

【レース回顧】
 9番ゲートイン。好スタートも慌てず中団に。4コーナーで外に出し直線へ。直線でも余力があるように見え、ジョッキーのムチに応えジリジリ伸び、惜しい2着入線となった

【デンエン評価】
 休み明け叩き2戦目の競馬。近走は馬券圏外が続いていたが大敗まではしていなかった。調教法を変えたという関係者コメントだったがそれが良かったのか?そもそも、何故13頭立ての11番人気になっていたのか?前走の着順もオッズに影響を与えるのかもしれない


 ハートオブアシティ  14番人気2着入線 単勝オッズ122.0

10R 競馬法100周年記念
4歳以上3勝クラス ハンデ
芝2,000メートル 
馬番1 牡5歳
父:ハーツクライ
母:トレラピッド

騎手:北村友一

調教評価(某新聞社):徐々に上向く
関係者コメント:力はあると思うが暖かくならないと
某新聞社印:△1

前 走:2023年1月7日 中京競馬場 
寿ステークス 芝2,000メートル 
騎手:鮫島克駿 11番人気 7着

前々走:2022年12月25日 阪神競馬場
サンタクロースステークス 芝2,000メートル
騎手:菱田裕二 10番人気 8着

【レース回顧】
 1番ゲートイン。まずまずのスタート。内枠を生かして先行3番手に。向こう正面でもジョッキーは手を動かすことなく楽に走る。5番手まで一旦落とすも、再び上昇して直線へ。直線では内を突き、堂々の2着入線

【デンエン評価】
 あまりハンデ差のないハンデ戦だった。実績的には抜けていたかと思われる勝ち馬セイウンハーデス。その他の馬は一線だったのではないだろうか?その中での14番人気の当馬。人気が落ちすぎた感が否めない。冬場がダメだとの関係者コメントだったが、今年の気温を考えればこの馬に有利に働いたのかもしれない


 テイエムベンチャー  13番人気1着入線 単勝オッズ158.0

12R 梅田ステークス
4歳以上3勝クラス 
ダート1,800メートル 
馬番1 牡5歳
父:エスポワールシチー
母:ゼリービーン

騎手:国分恭介

調教評価(某新聞社):変わりない
関係者コメント:乾いた馬場ならもう少しやれても
某新聞社印:△3

前 走:2023年3月18日 中山競馬場 
韓国馬事会杯 ダート1,800メートル 
騎手:古川吉洋 11番人気 13着

前々走:2022年11月12日 阪神競馬場
堺ステークス ダート1,800メートル
騎手:松田大作 11番人気 12着

【レース回顧】
 6番ゲートイン。まずまずのスタート。ジョッキーおして1コーナーでは2番手につける。向こう正面でも楽な感じで走り、ジョッキーは手を動かすことなく先頭で直線へ。手応え良かった。残り200メートルで差されたがゴール直前で差し返し1着入線

【デンエン評価】
 ここ3走の2桁着順から一変した内容。全3勝はすべて阪神だったが2,3走前で阪神で大敗していたため、なかなか評価が難しかった。ジョッキーが乗り慣れていた国分騎手に乗り替わり、それも良かったのだろう。さて、この馬を買うとすれば何を根拠に買いますか?


中山競馬場

 モイスチャー  11番人気3着入線 単勝オッズ94.5

3R 
3歳未勝利 
ダート1,200メートル 
馬番16 牡3歳
父:ダノンレジェンド
母:ヒアルロンサン

騎手:水沼元輝

調教評価(某新聞社):前走以上には
関係者コメント:前走は不向きな展開。差し決まれば
某新聞社印:△1

前 走:2023年3月11日 中山競馬場 
3歳未勝利 ダート1,200メートル 
騎手:杉原誠人 7番人気 8着

前々走:2023年2月18日 阪神競馬場
3歳未勝利 ダート1,200メートル
騎手:杉原誠人 11番人気 5着

【レース回顧】
 16番ゲートイン。好スタートだったが大外枠だったためかハナを切れず好位6~7番手につける。3~4コーナーでは外に回しそのまま直線へ。馬はムチに応え伸びたものの前2頭には及ばず3着入線

【デンエン評価】
 後方競馬しかできなかった全3走。今回は好位につけれたことが良かった。オッズからも勝ち馬、2着馬はちょっと抜けた存在の競馬をした。しかし、その他の馬は近走の成績からも一線だったのではないだろうか?中山ダート1,200メートルも、8枠の成績がいいことがヒントだったのかもしれない


 カプリーヌメファ  12番人気3着入線 単勝オッズ124.6

4R 
3歳未勝利 
芝1,600メートル 
馬番15 牝3歳
父:ビッグアーサー
母:ティランジア

騎手:石川裕紀人

調教評価(某新聞社):力強さ一息
関係者コメント:ダートでもう一つ。芝で改めて
某新聞社印:△1

前 走:2023年1月21日 中山競馬場 
3歳未勝利 ダート1,200メートル 
騎手:石川裕紀人 9番人気 12着

前々走:2022年11月20日 東京競馬場
2歳新馬 芝1,400メートル
騎手:石川裕紀人 7番人気 6着

【レース回顧】
 15番ゲートイン。好スタートも内枠勢に先行され慌てず中団で足を溜める。そのまま我慢の競馬で直線へ。混戦気味の中、馬群の間を割って良く伸び、3着入線

【デンエン評価】
 芝に戻しての叩き2戦目の競馬。前走16頭立て9番人気、前々走17頭立て7番人気と、結果が出てなかったが買えない馬ではなかっただろう。前走成績が良かった3頭を除くと、ほぼ前走2桁着順だった馬が多いレースだった。人気馬ほぼ内枠に集まった一線。内枠ばかり見ていたら目にもとまらなかった1頭だろう


 ラフルオリータ  12番人気2着入線 単勝オッズ41.2

9R 印西特別
4歳以上2勝クラス ハンデ 混合 
ダート2,400メートル 
馬番12 牝5歳
父:ハーツクライ
母:リュシオル

騎手:北村宏司

調教評価(某新聞社):力出せる仕上がり
関係者コメント:条件が合いそう
某新聞社印:注1,△3

前 走:2023年1月21日 中山競馬場 
初茜賞 ダート1,800メートル 
騎手:津村明秀 7番人気 8着

前々走:2022年10月16日 新潟競馬場
菅名岳特別 ダート1,800メートル
騎手:丹内祐次 6番人気 6着

【レース回顧】
 12番ゲートイン。好スタートで先行3番手につける。そのまま1週目のスタンド前も3番手。3コーナーからジョッキーは手を動かし2番手で直線へ。そのまま後続に迫られることなく2着入線

【デンエン評価】
 2,400メートルの長距離線。結果的には直線で先頭2番手の1着2着決着となった。やはり先行できたのが良かったのだろう。当馬は2,400メートルは初挑戦だった。距離に適性があったのかもしれない。ここ4走は、7着、4着、6着、8着とそこまで悪くない着順で、12番人気だった今回は買いだったのかもしれない


 リリーブライト  10番人気2着入線 単勝オッズ121.9

10R 鹿野山特別
4歳以上2勝クラス 混合 
芝2,000メートル 
馬番1 牡5歳
父:ハーツクライ
母:リリーアメリカ

騎手:内田博幸

調教評価(某新聞社):上積みは見込める
関係者コメント:今の中山の馬場は良い。上手く立ち回れれば
某新聞社印:△1

前 走:2023年4月9日 中山競馬場 
館山特別 芝2,000メートル 
騎手:内田博幸 9番人気 5着

前々走:2023年1月14日 中山競馬場
4歳以上2勝クラス 芝2,200メートル
騎手:内田博幸 11番人気 8着

【レース回顧】
 1番ゲートイン。好スタートも無理をせず1コーナーでは5~6番手に。向こう正面では若干着順を下げる。3コーナー辺りは手応え悪く見られた。結局、7番手で直線へ。伸び悩むかと思いきやゴール寸前でグイと伸び、2着入線

【デンエン評価】
 少頭数の競馬で最低人気は何故来るのだろう?また、この馬は何故最低人気になったのだろう?まあ、戦績的には最低人気も納得するが前走は同条件で5着。前走を信じて馬がもっと良くなっていると思うしかなかったのか?


 エターナルプライド  11番人気2着入線 単勝オッズ122.4

12R 
4歳以上1勝クラス 混合 
ダート1,800メートル 
馬番6 牝4歳
父:シニスターミニスター
母:エターナルロマンス

騎手:武士沢友治

調教評価(某新聞社):順調な仕上がり
関係者コメント:良馬場で走れれば
某新聞社印:無印

前 走:2023年3月26日 中京競馬場 
4歳以上1勝クラス ダート1,800メートル 
騎手:松本大輝 6番人気 9着

前々走:2022年12月18日 中山競馬場
3歳以上1勝クラス ダート1,800メートル
騎手:武士沢友治 10番人気 12着

【レース回顧】
 6番ゲートイン。好スタートで先行集団の6番手につける。3コーナー辺りから仕掛けるもなかなか伸びず7番手で直線へ。伸び悩んでいたがゴール寸前で加速。2着まで押し上げた

【デンエン評価】
 荒れましたねぇ。三連単200万円超えの大波乱。人気馬総崩れでした。当馬はここ3戦成績が振るわず、11番人気での競馬。人気馬が安定した成績だったため、堅い決着が予想されたが総崩れ。こういうレースでズバリ予想を的中させるには何が必要なのか?


 4/8(土)、4/9(日)の開催では、長期休養明けの馬が好走したケースが多く見られました

 次週もその傾向が続くと思って、痛い目にあう。競馬あるあるですが、気にとめておいた方が良いのかもしれません


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