今年の夏競馬はどちらに向かう？

暑いですね。夏本番！って感じ
夏といえば「夏競馬」皆さん、調子はいかがですか？

さて、今回も
まずは、二桁人気馬の激走から（２週間分）

７／１（土）

福島
　５Ｒ　シリウスコルト　１０人１着
　７Ｒ　ダグフォース　１２人２着
　８Ｒ　リゼレインボー　１１人３着

中京
　７Ｒ　ジャンマギアーナ　１４人２着
１０Ｒ　プレジールミノル　１１人３着
１１Ｒ　シュヴェルトライテ　１１人３着

函館
　なし

７／２（日）
福島
１２Ｒ　ミュージアムピース　１１人３着

中京
　４Ｒ　メイショウフラム　１０人３着
　８Ｒ　シャウビンダー　１２人３着
１２Ｒ　テイエムフェロー

函館
　３Ｒ　メリタテス　１１人３着
１２Ｒ　シエラメンテ　１０人２着

７／８（土）
福島　
　３Ｒ　エスジースパークル　１１人３着
１２Ｒ　ノーブルヴィクター　１３人３着

中京
　なし

函館
　２Ｒ　ロードサミット　１１人２着

７／９（日）
福島
　４Ｒ　ボールドトップ　１３人１着
　　　ダズリングダンス　１０人２着
　９Ｒ　ミナモトフェイス　１０人３着
１１Ｒ　ホウオウエミーズ　１３人３着

中京
　８Ｒ　クラップサンダー　１２人３着

函館
１１Ｒ　ミスフィガロ　１１人３着

７／１（土）　６頭（３６レース中）約１６．７％
７／２（日）　６頭（３６レース中）約１６．７％
７／８（土）　３頭（３６レース中）約　８．３％
７／９（日）　６頭（３６レース中）約１６．７％

※割合は、総レース数のうちの二桁人気馬馬券圏内率

　２０２２年ＪＲＡ総レース数３,４０８のうち、単勝二桁人気馬が馬券に絡んだレース数・頭数は２０％前後（詳しくは「徹底分析！大穴馬激走を追う！２０２２年の該当馬全馬を振り返る」をご覧ください）

　本格的な夏競馬となったここ２週間（４日間）はいずれの日も、２０２２年１年間の平均出現率を下回っています

　ちなみに４日間の平均で約１４．６％

　さて、２０２２年昨年の夏競馬（７～８月）を振り返ると

２０２２年
７／　２（土）　　３頭　３６レース中（約８．３％）
７／　３（日）　　８頭　３６レース中（約２２．２％）
７／　９（土）　　９頭　３６レース中（２５％）
７／１０（日）　　６頭　３６レース中（約１６．６％）
７／１６（土）　　３頭　３６レース中（約８．３％）
７／１７（日）　　４頭　３６レース中（約１１．１％）
７／２３（土）　　５頭　３６レース中（約１３．９％）
７／２４（日）　　４頭　３６レース中（約１１．１％）
７／３０（土）　　４頭　２４レース中（約１６．６％）
７／３１（日）　　３頭　２４レース中（１２．５％）

８／　６（土）　　４頭　２４レース中（約１６．６％）
８／　７（日）　１０頭　２４レース中（約４１．７％）
８／１３（土）　　７頭　３６レース中（約１９．４％）
８／１４（日）　１０頭　３６レース中（約２７．８％）
８／２０（土）　　７頭　３６レース中（約１９．４％）
８／２１（日）　　４頭　３６レース中（約１１．１％）
８／２７（土）　　６頭　３６レース中（約１６．６％）
８／２８（日）　　５頭　３６レース中（約１３．９％）

　２ヶ月間（７～８月）では、全６００レース中、１０２頭の１７％
これは２０２２年１年間の平均出現率を下回ります

　注意したいのが２０％を超えたのは、１８日間のうち４日間
お盆前後は荒れたなという印象でしたが、総体的には堅い決着が続いたのです

　今年の夏競馬は堅かったな・・・と思ったことを思い出しました。二桁人気馬の馬券出現率が低いからといって「荒れない」とは一概に言えないのですが、払戻状況を見てもらえば一目瞭然。昨年の夏競馬は総体的に荒れていません

　先日、競馬好きの職場の同僚が「夏競馬はだめ、わかんない」と言ってたので、「何で？荒れるから？」と切り出したら「そう」と言ってました

　「夏競馬は荒れる」というのが共通意識になってる感がしますが、データが示すとおり、２０２２年はそうではなく、今年もまだ２週しか経ってませんが荒れない傾向のように感じます

　ＪＲＡ目線では、もしかして「夏競馬」は売上が少ないのでしょうか？そうだとすれば、そこが課題になっているのでしょうか？
　
　６月１８日には函館で３連単６００万超え、先日７月９日には福島で枠連の過去最高配当が飛び出しました
　強烈な馬券だったので、夏競馬になってやっぱり荒れる？と思いがちですが、７月に入って総体的には大荒れとかそういうレベルじゃないです

　穴党の私にはあまりいい予想じゃないのですが、多分、今年の夏競馬も堅い決着が多い想定。結果どうなるかわかりませんが、穴党の方はおとなしくしていた方がいいのかもしれません