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7月遠征 計画編

7月の連休、まさかの弊社4連休だったので思い切って有給2日使って5泊6日の遠征ブチ混んでみました。

決戦の舞台は屋久島。

西表島or種子島リベンジもしくは奄美…かなり迷いましたが
今回は下調べ段階で色々といい状況が重なったため初の屋久島に決定しました。

それについては後ほど、、、

種子島について


鹿児島から飛行機乗り継ぎで40分程度で到着します。
初の小型機にワクワクしました。笑

荷物受け取り所を出てすぐ左手に、レンタカー屋が専用のカウンター?で待機。

簡単な手続きを済ませて駐車場に行き、車を受け取ります。

ここで驚き
島特有のルールなのか、特に返却の手続きもなく
受け取った場所と同じ駐車スペースに乗り捨てて、鍵は車の中に置いていくだけ。
このオープンさ、良すぎる。笑
本土じゃ考えられないことを平然にやってのけるぅ!
カルチャーショックが楽しいですね

レンタカーを無事回収し、早速ドライブしてみる。
空港から北上し、北端の喜志鹿崎を目指す。こちらはGTキャスティングで超1級ポイント。
灯台から見下ろしてみると、潮がバンバンに流れていました。
なるほど納得な激流具合(台風後のウネリもあってか)

喜志鹿崎をあとに、ライトタックル片手に西岸沿いを南下。
サーファーの聖地「長浜」をはじめとするいくつか砂浜が点在するように、西海岸は広くシャローが続きます。

そこらかしこに良型のアオイリイカ。
さすが種子島といったところ
見えるだけで100はおったな。

そのまま宿のある南種子エリアへ、チェックイン後にさらに南下し最南端の門倉岬へ。

ちょうど夕マヅメともあり日が暮れるまで竿を出してみたが魚信はナシ、、、そして想像以上に浅い
ホンマにここで島記録のGTがあがったんか?

某ブログではロウニンアジとクエのダブルヒットなども確認されておりましたが、タイミングでしょう、、、
デカいアオブダイとミノカサゴが泳いでたくらいでクソ平和でした。

強いて言えばヒラスズキやるなら良さそうな平磯が東側に広がっていました。夏場だとカスミとかタマンが釣れそうだったなぁ。

そんなこんなで1日目終了
2日目の最初は東面へ。

ロケット発射台を見学し、近くのチョボ川で竿を出してみると南国フィッシュがお出迎えしてくれた。

マングローブジャック
サイズに似合わずド派手に水面を割った。
種子島ではカワショウブと呼ばれてます

ちなみに種子島はマングローブ林(メヒルギ)の北限でもあります。メッキやジャックが何度もチェイスしてきました。

ロウニンメッキ?

しかし比較的水深のある東岸は断崖絶壁が多くショアからのアプローチに乏しい。
竹崎展望台や熊野漁港などを徘徊しながら東岸を北上。
気になる磯も何ヶ所かありましたが、南東のうねりで通常時の状況把握はできませんでした。

竹崎周辺。イカがいた。

さらに渡船屋がコロナで軒並み廃業していた(2022年9月時点)
台風後のウネリが残ってたのもあってか、生き残りの渡船屋にも断られ滞在中は目当ての磯も乗れず終いでした。

結局ようやく乗れたのは滞在3日目から島間の沖堤防、4日目に裏本命の三ツ瀬へ。
激流こそ本物でしたが、同行者のムシャミノーに20kg級が1チェイスのみ。

私はというと島間の沖堤防でフラッパー220に10kg前後であろう魚が数チェイス、あれも多分本命だった。

精神崩壊してワインド投入
5-60cmのギンガメアジだけ釣れたw


その沖磯もボートフィッシングのポイントらしく
渡船や曰く、連日叩かれているため結構スレてるとのこと

それでも魚は居るし、出ればデカイ。
現にコンタクトも数回あった…

本命は釣れずともボウズは逃れたので遠征はなんとかカタチになったのではないでしょか。

非常にロマンを感じられる島でした。

種子島のAコープは鶏刺しが売ってる。
そいつをニンニクと九州の甘い醤油で食べるのが最強
ほぼ毎日食ってた

屋久島に決めた理由は


ハッキリ言って、こればかりはアクセスの良さに勝てなかった。

静岡からはFDAで鹿児島まで行けちゃうし、何より帰りの空港から自宅まで運転すると思うと、骨が折れる。
行きはまだしも、満身創痍状態(しかも単独)で名古屋or関空スタートは考えたくないw
ありがとうFDA、これから有効活用出来るぞコレ。

じゃあ同じ鹿児島に降り立つなら奄美でも種子島でもよくね?と思うのですが

たしかに種子島は来島経験があって宿や渡船屋の勝手が分かっていて行きやすい。
南西諸島の中では航空券が安く、アクセスも良い
渡船も3000-5000円と良心価格。
全体的にコストパフォーマンスが良い印象です。

さらに某キャスティング船をチャーターしてしまえばキャッチできる確率はだいぶ上がる(はず)

ただ、岸からだと他の島に比べて本命に遠い気がする。

今回の目標はあくまで「岸からGTを釣る」

それを考慮すると、やはり屋久島や奄美に部がある感じは否めない。

それこそ奄美良いんだけど、如何せん場所が絞れない(そもそも単独では沖磯に乗れないはず)

魚影の濃さは間違いない。ただ各離島にアイランドホッピングしてる時間も勿体ない気がして、だったら釣りが少しでも長くできる方がいいなと思うタチなんです。
あと航空券も少し高い&渡船利用が多くなるからざっと見積ってコストが30-40%増す。
貧困サラリーマンアングラーなのでね、、、コスパ大事。

鹿児島→屋久島
鹿児島→奄美大島
価格差こんな感じ

でも奄美大島、いつかは行ってみたい!

比べて屋久島は移動に費やすのも最短で半日とかそこら。釣りがしやすい地磯も確認済み、オカッパリからの釣果もかなり実績アリ。

さらには島をぐるっと1周できるのでどこかしら風裏になって入れるポイントがあるのも利点。これは種子島の時もそうだったけど、ポイントの潰しが効くのは非常に強い。

となるとトータルで考えたら屋久島に軍配が上がるワケです。

まぁだからといって釣れるもんでも無いけど

さらにさらにダメ押し決定点がありまして

屋久島の宿探ししてたらなんと滞在期間中レンタカー5000円で乗り放題の釣り宿を発見!しかも瀬渡し、キャスティング両方やってるのだとか。

これは勝ちです。

島に到着する前には空港の駐車場にレンタカーを置いといてくれるらしい。
安定の島ストロングスタイル笑

さすがに単独初場所で磯までの道のりは怖いので
2日間現地のガイドを予約しました。

釣り場案内はもちろん、山道の立ち回り方やポイント特性などをご教示いただける予定。
それでもガイド料20000円とかそこら。

私にとっての遠征において安心安全はもはや必須条件となりますので、今回はマストでガイドを付けました。

無謀なエントリーダメ絶対

たしか数ヶ月前に屋久島で猿の研究してた大学生が崖から落ちて亡くなられてましたね。

航空写真を見る限り、西岸はドン深が隣接してるため磯も超急斜面。
美味しそうなポイントは目と鼻の先ですが、命を最優先!ご安全に!

五体満足で奥さんとお腹で待つ我が子の元へ帰ってくるのが最優先ミッションなのです。

そんなこんなで

無事に飛行機の予約も済ませ、大方の道具は準備完了しました。
夜支度すると音がうるせえと下の階のババアに言われるんで、リモートワークの合間にコソコソやってます。(仕事しろ)

最近磯行ってないので、近日中にリハビリとオカズ調達に伊豆でも行ってきます。
義父から貰ったキンメでアクアパッツァしたらやば美味かったのでアカハタ釣りたい。
赤い魚って良いよね。

残った出汁でリゾットorパスタすべし

1月ぶりの大型遠征、楽しみだなぁ〜
なんとか天気に恵まれることを願ってます。

次回は準備編。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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