【モンスターファーム】兄が世界一位になった話と、それにまつわる自分語り

はじめに

この記事は、2022年5月から7月にかけてゲーム「モンスターファーム1&2 DX」において開催された「モンスター甲子園 ワールドバトル」
の感想記事となります。

もくじ

  1. 大会概要

  2. 自分のモンスター

  3. 兄のモンスター

  4. いざ本番、しかし問題発生

  5. 決勝トーナメント

  6. おわりに

大会概要


これまでの大会

ここでは、移植版モンスターファーム2において開催された歴代のモンスター甲子園のルールと結果をおさらいする。

第1回モンスター甲子園

ステータス:合計2997まで
その他制限:なし

結果:決勝トナメの過半数がメタルナー種。準決勝も決勝もメタルナー同士の戦いであった。

誰が呼んだかメタルナーファーム2。
PS時代から伝説を作ってきたぶっ壊れモンスター制限しなかったらそうなるよね…。

第2回モンスター甲子園

ステータス:制限なし(実質フルモン)
その他制限:メタルナー禁止

ついにメタルナーに禁止が言い渡される。

なお、逆にメタルナーのみ参加可能のエキシビション、メタルナー杯も開催された。


結果:ノラモン、特にパニッシャーが環境を席巻。決勝はパニッシャー同士の戦いであった。

パニッシャーファーム2。

第3回モンスター甲子園

ステータス:合計2022まで
その他制限:メタルナー禁止

2022は根性(ポケモンで言うとこのきあいのハチマキみたいなもん)の重要性が高いレギュレーション。
故にそれを積むことができないパニッシャーは不利とされる。

結果:決勝トナメには4体のディアナリパー。ディアナリパーファームになるかと思いきやトナメ表の片っぽにまとめられていた。
結果回避を切ったディアナリパーに対して有利なゴーレム種、ヘビーダイアナが優勝した。

ここまでで一番の良環境だと思う。

モンスター甲子園ワールドバトル(第4回)

ステータス:2997
その他制限:メタルナー禁止

第1回のルールにメタルナー禁止を加えたもの。
一部界隈で愛されているルールであり、発表の瞬間に界隈(自分含む)が沸き立った。

結果:後にまとめる。

自分のモンスター

所持しているアカウントの数だけモンスターを出すことができるルールであるため、自分のファームからは2体のモンスターを出した。

プロトゴーラ(レマクラスト)
激ヨイ激ガリである。
技はバランス技のみ。
回避型に対し安定した立ち回りを見込め、
ライフ型には逆上を起こさずに立ち回れる。
プトレマイオス(ケンタウロス)
激ガリふつうストレス100。
ちから850は初手避けからの死神のヤリで
999出しやすいラインとしての調整。
大技を多く積むことで回避型には一撃当てれば勝利、
ライフ型には大技2回で早期決着を目指す。
まあどっちも即死したんだけどね。

兄のモンスター

兄は今回が初の2997育成ということで、

まず育てたいモンスターを教えてもらう
→そのモンスターの型と育成法を考察
→兄に育成手順を渡す

というスタイルで協力して育成することにした。
この時、育てたいモンスターとして返ってきた答えがアイスキャンディであったため、主に回避上げの計算に苦心することとなる。

おいしくない(ワイルドブロック)

優勝者。
ステータスは決勝動画参照。回避底力型。

技構成としては、バランス技に加えて
針ぶっさし
超針ぶっさし
アタック
二連アタック
を採用している。

ワイルドブロックを選んだ理由はとても単純。回避型に育てやすいからである。
本当にそれだけ。

おいしい(アイスキャンディ)

先に育てたモンスターはこっち。
ステータスはおいしくないと大体同じだが、こちらは大ダメージ型。
アタック系を切って針かみつきを搭載。
さすがに回避Eを伸ばしきったうえでアタックを入れるのは慣れていないと辛すぎる(慣れていても辛い)と判断してこの型にした。

これで出場モンスターは出揃った。
あとは大会結果を待つのみ。

いざ本番、しかし問題発生

モンスターを登録してから1ヶ月が経った頃。
大会の途中経過(決勝トーナメント表)が公開されたのだが…

そこには衝撃的な光景が広がっていた。

おいしくない降臨

兄、まさかの決勝進出である。

当初の手応えとしては
「結構強く仕上がったんじゃないか」
「でもカムイには強くないから優勝はさすがに厳しいのかなぁ」
程度のものだったので、なんかもう2人揃って困惑していた。

ここまで来たらもう優勝まで突っ走って欲しい、そう思っていた矢先にさらなる事件が発生する。

決勝1戦目のカムイのチート疑惑

大会に登録したモンスターは対戦用のサーバーに登録されているため、データが変更されていない限りは自由に呼び出すことができる。
そのため、決勝モンスター達のデータをチェックする人々がいたのだが、ある人が気付いた。

このカムイステータスおかしくない?

と。

このMotcambo、動画を見るとわかるのだが、かしこさ3、丈夫さ3となっている。

専門的になりすぎるので細かいことは省くが、この2ステータスの最低値はどちらがか4以上になっていないとおかしいのである。
決勝トーナメントの動画にも、かしこさ1丈夫さ4のモンスターが出場しているが、これが正規の個体の限界なのだ。

余談だが、かの有名実況者加藤純一氏も偶然ながらチートモンスター(かしこさ丈夫さ1のアストロ)に敗北するという被害を受けていた。

公式から「ベスト16の動画を順次公開する」という告知があったため、我々はひとまずその動画を待つこととした。
もしかしたら今登録されているモンスターがチート仕様なだけで、大会に出たときのステータスはまともなのかもしれないという一縷の望みとともに。

なお、公開された動画にはバッチリかしこさ丈夫さ3のチートカムイが出演していたのだが。

こうして疑惑は確信へと変わり、公式への多くの問い合わせが行われることとなった。
問い合わせはした。あとは公式がどう動くか、どのような説明があるかを待つのみである。

決勝トーナメント

特に公式からの説明は無いまま、決勝トーナメントの動画が公開された。
6月末に公開される予定だったのが7/4までずれ込んでしまったが、きっとチートカムイへの対応に頭を悩ませていたのだろう。

1戦目の相手はどうなっただろうか。

かしこさ丈夫さ3のカムイでした。

「勝てばええんや」の精神で待っていたものの、いざ対面するとなると「あー…」という気持ちが勝つ。
チートモンスターを先に通す訳にはいかないので、無駄に使命を背負った気分になる。
まあ名義上自分のモンスターではないのだが。

詳細な結果はトーナメント動画を見て頂くとして、無事勝てたのでよかったと思う。
どちらかというと、次の試合でパニッシャーが勝利したのが個人的に衝撃でした。

準決勝。相手の命中が低いのでなんとか避けまくって勝利。
余裕の発動モーションかわいいな…

決勝。ここに来て対回避切り用に入れた超針ぶっさしがついに活躍した。
しかし根性出なかったのは幸運だった…

優勝

優勝!!!!!!!!!!!!!!身内から優勝者が出た!!!!!!!!!!!!!!
やったあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
嬉しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


最後に

まあ色々ありましたが、無事(言うほど無事か?)大会が終わって、自分が深く関わったモンスターが優勝を果たすという誇らしい結果が残せてよかったです。

もうこの際チート対策が不十分だったのは仕方がないとして、今後大会があるとすれば、コーエーテクモ様にはこのような事態の再発防止に努めていただければありがたいです。

ウルトラ怪獣モンスターファーム、楽しみです。

長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

おまけ記事として、実際に用いた育成手順のテキスト原文を別記事で残しておきます。

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