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DeNAアスレティックスエリートnoteを始めます!-パリオリンピックへの挑戦-

いつもDeNAアスレティックスエリートを応援いただき、ありがとうございます。
日頃からDeNAアスレティックスエリートを応援してくださる皆さまに向けて、noteでの発信を始めたいと思います。

これまで競技活動に関する投稿をXを中心に行ってきましたが、
選手が抱えている競技への想いや、応援してくださる皆さまへの感謝の気持ちを伝える場として、今後はnoteを活用しながら、選手の想いを届けていきたいと思います。

更新は不定期になると思いますが、見守っていただけると幸いです。

パリオリンピックに向けた日本選手権

いよいよ明日からの4日間、新潟県で日本選手権が開催されます。
今年の日本選手権はパリオリンピックの出場がかかっていることもあり、
ハイレベルかつ緊張感のある大会になることが予想されます。
DeNAアスレティックスエリートからは、
館澤亨次選手が1,2日目の1500mに、
薄田健太郎選手が3,4日目の800mにエントリーをしています。
やはり注目はパリオリンピックの代表権をかけた争いだと思いますので、
代表権獲得条件を改めて確認しておきましょう。

代表権獲得条件

日本陸上競技連盟から発表されている内定条件を男子の800mと1500mに絞って、確認しておきましょう。
即時内定条件はこちらになります。

今回の日本選手権優勝者で、参加資格有効期間内に参加標準記録を満たした競技者

日本陸上競技連盟から改変

次に選考条件はこちらになります。これらの条件は世界陸上競技連盟から出されているワールドランキングも加味しながら代表者が選考されます。

1.今回の日本選手権の優勝者であって、参加資格を得た競技者
2.今回の日本選手権 で3位以内かつ、参加標準記録を満たした競技者
3.日本選手権の順位、ワールドランキングにて参加資格を得た競技者
4.WA による全種目の未使用出場枠の再配分後に参加資格が認められた競技者

日本陸上競技連盟から改変

これらの条件を踏まえて、
DeNAアスレティックスエリートの館澤選手、薄田選手の現況を見ていきましょう。

館澤選手・薄田選手の現況

館澤選手

館澤選手は今シーズン、好調が続いています。
先日の海外遠征では、Portland Track Festivalにて3分36秒68の自己ベストをマークするなど好成績を納めてきました。ワールドランキングは75位で日本人1位となっています。
しかしながら男子1500mでパリオリンピックに出場できる人数は45位までとなっており、
期間内でポイントを稼げる試合が日本選手権のみということを踏まえると、
ワールドランキングでの出場は現実的にかなり厳しくなっています。
そのため、パリオリンピックに出場するためには、
日本選手権で標準記録(3分33秒50)を突破して3位以内という成績が求められます。

薄田選手

薄田選手のワールドランキングは昨シーズンの怪我の影響もあり、圏外となっています。
そのため、薄田選手もパリオリンピックに出場するためには、
日本選手権で標準記録(1分44秒70)を突破して3位以内という成績が求められます。

日本選手権に向けた各選手の意気込み

館澤選手

今年の日本選手権は優勝を目指して挑みます。
ここ数年優勝から遠ざかっていましたが、今年は優勝を目指せるだけの準備ができています。
2月に自己ベストを出してから、シーズンを通して好調をキープできていて、社会人になって、1番自信を持ってスタート地点に立つことができます。
どれだけ準備できていても、調子が良くても、本番で思うような走りができないこともあるという陸上の難しさは身に染みて分かっているつもりです。
そのため、今年も予選から油断はせず、予選で良い流れを作って決勝のレースに挑む。毎年そうですが、この流れは変えずにやりたいと思います。
予選でも決勝でも、今自分の出来ることをしっかりとやりきり、結果に繋げたいと思います。
オリンピックに向けた最後のレース、どこまで行けるか挑戦したいと思います!

薄田選手

目標は優勝です。
昨年の日本選手権は怪我によって直前で棄権をするという悔しい思いをしました。今年はその悔しさを晴らせるような走りをしたいです。
パリオリンピックに出場することは高いハードルであることは重々理解した上で、小学生の頃からの夢であるオリンピック出場を目指して、
最後の1mmまで全力で駆け抜けたいと思います。
ご声援のほどよろしくお願いします!

男子1500m予選が6/27(木)の17:40から、男子800m予選が6/29(土)の15:45から行われます。
世界の舞台で戦うことを目指している2人の応援をよろしくお願いいたします。