映画を観た記録14 2024年1月7日    ゲオルギー・ダネリヤ『不思議惑星キン・ザ・ザ』

Amazon Prime Videoでゲオルギー・ダネリヤ『不思議惑星キン・ザ・ザ』を観る。
1986年製作のソ連映画。ソ連は検閲が厳しい。であるにもかかわらず、本作品は何のおとがめもなく上映されている。
地球で、異星人に遭遇した主人公2人は、異星人が持っている瞬間移動機を試しで操作したところ、キン・ザ・ザ星雲のプリュク星へ移動してしまう。
プリュクは奇妙な星で、挨拶はクーと言って膝を曲げるのである。主人公2人とプリュク星を旅するのが、チャトル人とパッツ人の2人である。
そして旅が始まるのである。
旅と言っても、要は主人公2人がいかに地球へ戻るかという物語。
SF映画であるが、サスペンスフルなことはなく、スローテンポで流れていく。面白いのは、プリュク星の二人は、思考を読み取ることができ、主人公2人のロシア語を理解してしまうのである。主人公2人のうち、若者はグルジア人で、プリュク星の二人はグルジア語も理解してしまう。宇宙船というか飛行船はあるのに、なぜか、砂漠の星。文明がどれくらい進んでいるのかわからない。
奇妙な作品であることは間違いない。
第2作目としてアニメ『クー・キン・ザ・ザ』もある。アニメは観るかどうかわからない。

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