しきゅちn2 逆膣トレ日記

はぁ、はぁ……よお、ひさしぶりだな、子宮だ。

あまり時間がない。30分であいつがもどってきてしまう。俺はあいつのいないスキに急いでこれを書く。乱筆乱文ご容赦いただきたい。

俺のことを知らない人も多いだろう。俺は少し数年前『子宮にちんぽが届くまで』という本を出版した。本書は一部からの「わいせつ」という的外れなコメントをはねのけ、日本や世界各地でいろんな賞を受賞。日本、そして次にHBOでドラマ(Lena Durnham脚本)化され、現在ハリウッドでの映画化がすすめられているところだ。

しまった、脱線した。簡潔にだ!ちきしょう、あと何分残っているかわかりゃしねえ。

そう、俺は、その後の夢子と俺(以後「我々」etc)について書きにきたんだ。

せっかく逃げて来たってのに……はあ、はあ。

なにから話そうか。そうだな、やはり逆膣トレのことから話そうか。俺の記憶から書いていくから、必ずしも時系列にはならないことを断っておくぜ。


〇月△日土曜日

我々の逆膣トレ開始から一カ月半経過した。
本日のbreakthrough: 膣が見えた。

床に座りパンツを脱いで姿見にその姿を映した。夢子は愚痴った。

「お尻が、冷たい。」

鏡の冷気を尻に感じてひんやりするのだそうだ。

膣は、長いマントとフードを被ったLadyのようだった。膣さまのご機嫌うるわしければ、マントの中身を拝謁できる。ご機嫌うるわしくなければーーそして、我々の膣さまにおかれては、ほとんどがこの状態であるのだがーー拝謁かなわないどころか、するどい痛みに全身貫かれる。

一カ月半前、初めてQ-tipテストをしたときは、もやがかかったようで、膣がよくみえなかったんだ。

そうだ、初めてQ-tipテストをしたときのことを書こうか。

Shit, あともう5分くらいしかねえ。ちょっと待て。絵を上げる。

くそったれ、俺の意識があるうちに……upload!!!

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