3/24 3レース

せっかくのG1デーなのに申し訳ないのですが、日中にPOG取材がある為、本日は手抜きの無料記事で失礼します

これから本格的にPOGシーズン。暫くはこういう記事が増えると思いますが、

・くれぐれも今まで上手くいっていたフォームは崩さないように

・予習復習のルーティンはサボらずにキッチリと!

効率の良い買い目で、引き続き勝ちを積み上げていってもらいたいと思います。おぼろげな勝ち筋なんて、ちょっとサボったら直ぐに崩落するので気をつけましょう

中京9
◎リアレスト
前走の敗因については、鞍上も調教師も「重い馬場を気にして進んで行かなかった」とのコメントを出しているが、VTRを確認しても馬場に脚を取られたようなシーンは特に見当たらない。逃げていたドンアレスが4コーナーで脚色鈍ったので、リアレストはそこに詰まる形。行き場なく包まれる格好、馬が首を振ってブレーキを掛けたシーンがそれだと思うのだが、重馬場適性の低さというよりは、単に上手く捌けなかったものと解釈

クッション自体は強め、ジリっぽくて瞬発力不足。ワークフォース由来の欧州っぽい持続力タイプなので、重い馬場は決して下手ではないと思っている。このレースの出走馬は人気になりやすいタイプがズラッと揃っているので、配当妙味もありそう

阪神2
◎ゲーベル
15番枠で緩さが残っていたデビュー戦も二の脚の勢いは一番。前走に関しては、一歩目と三歩目で大きく躓く不利がありながら鋭い加速で先行。字面以上にスピード感が抜けていて、このレースはこの馬の出方次第と言って良いぐらい中心的な存在

競馬の形としては2戦共に早め先頭から差される形になっている上、少しモタれるところがある。外からプレッシャーを掛けてくる馬も見当たらないので、今回は好位でドッシリと手綱を抱え、抜け出すタイミングを計るような競馬になると予想

◯メイショウカンムリ
なので、相手はこれ一点で行きたい。前走は2歩目で躓いた上、速い馬が多くて2列目。包まれる形で終始気を遣いながら走っており、4コーナーでは馬が自ら大ブレーキを掛けていたので要確認

性格的にも間違いなく、揉まれない形でこそ力を出し切れるタイプ。スタートダッシュは速いし、圧力のあるゲーベルが離れた枠に入ってくれたのは何より。やりたい競馬の利害も一致しているので、共存の前残りに1票投じる。まずはスタート勝負になるが、無事に行き切れればゲーベルとのワン・ツーになる可能性が高い

中山2
◎ニシノヤングマン
目指せ資金100倍以上。高配当を少ない点数で捕まえにいく鞍。ニシノヤングマンはキャリア2走共、ダート1800には似つかわしくないぐらいのスタートダッシュを見せているのでVTRで確認を。どちらも道中で外から交わされると戦意喪失、ズルズル後退。1200で外側を被されない形なら馬券を買おうと思っていた馬で、ここが狙い目。普段から集中力が散漫で攻め馬の動きにもムラがあるタイプだが、

助手 3/20 美W 良 馬なり余力
82.6 65.9 51.4 37.7 11.6 [8]
スピーディブレイク(古馬1勝)直強めの外1.6秒先行同入

初めてチークを着けた追い切りは、最後まで集中出来ていて文句なしに動いた。競馬でも着ける予定なので、その効果にも期待

馬券の買い方。前走で後手を引いて持ち味が出なかった馬も2頭居るし、有力馬の大半は包まれるのを嫌うタイプ。先団は少し競り合う形を想定

◯ボエーム
ニシノヤングマンとセットで、外目からスーッと上がってくる馬をもう1頭狙う

ボエームはいつもスタートダッシュが鈍いので、自然と外差しの形になると見ている。細身の曲飛で、いかにも短距離の差し馬といった印象の馬

岩部 3/13 美W 重 馬なり余力
81.3 64.3 50.2 36.8 12.7 [5]
テイエムアトム(古オープン)一杯の外1.4秒先行0.4秒先着

岩部 3/20 美W 良 馬なり余力
82.4 67.0 51.9 37.4 11.5 [6]
マケズギライ(三未勝)末強めの内1.8秒追走同入

この馬も攻め気配は絶好で、今は特に気合いが乗っている。前走も、4角大外から吹かすように先団へ並びかける形。結果、最後の坂で力尽きており、追走に苦しんだり脚を余すようなタイプではない。むしろ、どうやって脚をケチるかのタイプ。前走で力がある事は分かったので、今回はもうひとつ矯める乗り方を試みるはず

Q.重馬場の対処法
3/2の冒頭を参照。瞬発力の無いズブい馬、ステイヤーが有利なんじゃないかと勘違いする人が多いんですが、騎手の手が動けば馬の軸もブレるしノメる

悪馬場ほど、
手応えよく走る馬が有利(車で言えばローギア)
手綱を抱えている時間が長い方が有利(内側で仕掛けを待てる馬)
これは大原則。繰り返しになりますが、「手応えよく走る馬の内前」が教科書。復習宜しくお願い致します

後記↓

本日は復習欄が簡単になります。申し訳ありません。中京の芝は土曜日の時点で内を避けるような動きも出てますが、現時点で内側は使えるので教科書通りに内を狙いたいところ。中京、阪神はまた降ってきたようなので、午後は様子を見ながら好機を伺いたいところ。中京のダートは昨日も1200で9秒台が出てましたが、今日も相変わらず超高速。脚が余ることを前提に、脚回りの軽いタイプを上げるのが良いと思います

阪神2
◎ゲーベル
◯メイショウカンムリ
ゲーベルの馬体は抜けて強烈。先々は1200で良いと思われるが、スムーズなら今日は楽勝に。1着固定。メイショウカンムリを2着に固定し、前残りの想定なので3着は④⑥⑧を選択、内に寄せて買ってみた

ゲーベルがゲート裏で暴れていて、大きく出遅れ。二の脚でリカバーに行くところを外から進路を閉められる形でカットされ、諦めたように離れた大外へ誘導。そこから馬なりで楽に先団に取り付くのだから、ナチュラルスピードは本当に大したもの。コーナーでトモがモタれるところがある馬なので、外々に浮く形になってしまうと苦しい。今日は自滅

メイショウカンムリも右に横っ飛びするようなスタートになってしまい、内の馬と激突。こちらも先手を取る事が出来ず、インの3列目でどうにもならなかった。馬券はスタート勝負だったので、良い目が出ませんでしたという感じ。片方だけ来ちゃうような形より気分的にはサバサバ出来るという事で、ポジティブに切り替えていきたい

中山2
◎ニシノヤングマン
◯ボエーム
もっと人気薄のイメージだったが、グリーンチャンネルのパドックで1、2番手の評価。大きいオッズにはなっていなかった

このレースは他にも面白そうな穴馬が散在していて、まず単勝万馬券級のミルキーメモリー、ビックスあたりもそんなに大きな差は無い。展開ひとつでチャンスはある。アイムプラウドも外枠なら本命にしようと思っていた馬で、昨年のPOG資料では

△オートキュイジーヌ
宇治田原→金成。500キロ。全兄プリマジアも最初は芝から使ったので、これも芝から使う予定だが、見た感じ99%ダート馬。ダートなら走ると思う。いつでも入厩出来る態勢にあり、6、7月頃の入厩を予定

素材感は一枚上、前走内容もそこまで悪くない。初ブリンカーも調教では効いていた。馬体絞れたタッカーバレットに大きな変わり身ありそうで、紐は②③⑧⑫で勝負。②③⑧なら場外ホームランに

ニシノヤングマンはさすがのスタートダッシュ。一番速かったぐらいだが、二の脚が付かなかった。近走もそういう感じだったのだが、鞍上が抑えていた事もあるので、今日はスッと行き脚ついて外3あたりに行けるかなと。ニシノヤングマンの二の脚に関しては、完全に予想が甘かったと反省。外から被される形になってズルズル後退。最終的には離された5着

ボエームは、内隣のビックスが左に向かってゲートを出てくる形、タックルに近い形で思いっきり馬体をぶつけられてしまった。小柄な馬なので激突は堪える。こればっかりは運が無いとしか言いようがなく、4コーナーでも外側の馬と軽い接触があって流れ込みの脚色。これに懲りず、勝負論のある高配当があるなら、どんどん攻めて行って良いと思います

中京8
メインレースと同じ距離なので必見の鞍
日曜日の平場は外差し傾向が出て、メインだけイン差しが決まる去年のパターンが頭にあったのだが、ここ迄ずっとインを使った馬の好走が目立っていて、明らかに話が違っている。これは考えもの

馬券的に、いつも手応えよく走っている馬と言えば何と行ってもタガノスペルノヴァ。これがインに潜れそうな枠の並びになっているので2、3着流し。欧州血統、内前のコスモアディラートも来るだろうなと、そういう馬券。タガノスペルノヴァは上手く内に潜ってくれて「よし!」と声が出たが、結局2馬身ぐらい足りなかった。本当に追ってから伸びないな、この馬……

結果はアシャカタカがラチ沿いの逃げ切り
1:10.3 (35.2)

12.3−10.9−11.9−12.0−11.3−11.9

完全に単騎で行った上、グーッとペースを落としているので、展開を考えると妥当な結果。前半4F47オーバーだと、メインレースの参考にはなりそうにないが……。とりあえずグチャグチャに見えるわりに時計はマトモ。過剰に重巧者へ寄せて考える必要もなさそうなので、予定通りソーダズリングからロータスランド厚めという感じで買ってみようと思う

中京9
◎リアレスト
7Rもフォーグッドとヴァンナチュールは絶対無いと思っていたらフォーグッドに3着来られてしまったように、見た目ほどは馬場が悪くなっていないのがミソ。とは言え、降雨量はかなりのもの。ガチッとした米血のドゥレイクパッセージ、ガイアメンテなんかは消すのが妥当

リアレストの1、2着流し。枠の並びは良くないが、この頭数、この距離なので、後手を引いたら早めに動いても面白い。地脚比べ、粘り合いなら間違いなく一枚上のものがあると思う

正直、重巧者はかなり少ない印象だが、紐は非米血を中心に見繕う作戦。配当的にはジェロニモスが来て欲しい。他、オッズのあるところではコスモレオナルド。他、この中なら重巧者の部類であろうシュガークン。内で手綱を抱えてくるであろうオールナット。この4頭を選択

リアレストはスタートで後手を引いたまま途中で動いていく気配もなく、2コーナーで鞍上が立ち上がる不利、3コーナーで最後方。引いて捲れば良いのに…と思いながら見ていたが、G1デーの緊張感、武豊がキタサンブラックの弟で逃げているという圧。察すべき事項も色々あるので仕方ないかなと思う。残念ながら3コーナー最後方になってしまった以上、勝負処の下り坂で外へ流れる馬がいるので、オールナットの後ろ、内でジッとしているのが上策。しかし4コーナーから外へ行って直線は大外。オール裏目の乗り方になってしまった

12.8−11.2−11.8−13.8−13.3−13.2−12.6−13.1−12.6−11.3−11.7

スローになるのは分かっていたが、いくら何でもペースが遅すぎる。タフな性質のレースを前提とした能力比較ならリアレストで絶対の自信があったので、まともなレースになって欲しかったなぁとガックリ

POG取材中、今年もキズナは良さそう。昨年はキズナ✕ドイツ血統に賭けてイマイチ(まだ分からないか)でしたが、トレンドはキズナ✕スピード血統なんですかね

本日の更新は以上です。来週はドバイもあるので、良い記事が書けるように万全の予習をして臨みたいと思います。運が無かった週の翌週、翌々週あたりは今までも大体良い結果出る傾向にあるので、勝った人も負けた人もモチベーションを上げて頑張りましょう

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